●内容の加筆修正。
(5.5)を除いた「WisteriaⅡ」まで、誤字脱字を含めた内容の加筆修正をしました(頑張った自分を褒めたいけれど、それでもまだ誤字脱字がありそうな気がして……)。
大きな変化はないですが、読みづらかった箇所の文章整理や僅かに文章を足した部分もあります。
本題というか大筋自体に変化はなく、今後何かしらの「Wisteria」関連のものを出したとしても読み直はしていなくて大丈夫だと思います。
誤字脱字の修正以外で大きく何行か足したのは「微熱」や「熱発に染まる」等々。他は大方読みやすく文章を整えたり句読点や状況を伝える為に別の分かり易い単語や文章を追加したり変更したくらい。
●タイトルの追加。
そしてこれも些細な事なのですが、書きもの「Wisteria」のタイトルに「花浮世」をつける時もあると思います。「Wisteria:花浮世」「Wisteria(花浮世)」みたいな。
みに画集を制作した際にタイトルにした造語なのですが、結構気に入ってしまったのとまさにこのお話(二人)に合う言葉だなと思ったので、其処だけで終るのは勿体なく感じたので使おうかなと。
なのでもし今後何かしらで「花浮世」とこれのみで表記されていても、「Wisteria=花浮世」という認識で大丈夫です。
なんならばらくがきとかでは今後も略して「うぃす」呼びしていると思います。キーボードで打つのが楽で……。
●「花浮世」
「どうして花浮世とつけたか」という事で、みに画集のあとがきの一部を置いておきます。
この本のタイトルにも含まれる「浮世」は「現世の事」とは別に「つらい事の多い世」なども含んでいる言葉。元々「腕を広げ辛かった世」から今の「のびのびとした世」へ来て枝を自由に伸ばせるようになった二人にはその意味はもう当て嵌まらないのかもしれないです。
独りではない食事、誰かとの会話、寂しくない朝。沢山の「好き」に触れられるようになったのは藤だけではなく、隣に居るもう一人ものようで。多くの「好き」に触れながら、既に二人の「この世」になった世界で大好きな花を見て廻る。
そんな本になっていたら嬉しいですね。
という感じで。
朽名(梔子の花。名前がつく所の話を何れ書きたいなとは思っている)と藤(藤の花)の名前もそうだし、藤自身も(朽名の方もある意味では)花が好きなので良いかなと。
のびのびと枝を伸ばせる場所で沢山の「好き」に触れながら、既に二人の「この世」になった世界で大好きな花を見て廻る。そうした意味合いで「花浮世」という言葉を作ってみました。
何だか使い捨てるのは勿体なく、「じゃあこっちでも使おうか」と(笑)
「Wisteria」の内容の加筆修正もそうですが、気が向いたらまた覗きにきてやってください。今後も寄り道感覚でお楽しみ頂けると幸いです。