田舎の誰も住んでいない寂れた屋敷に幽霊がいる、と社交界で噂に。暇を持て余した貴族の戯言、と笑いながらも、その幽霊が美女と言われて若い貴族達は少し気になったり。
その噂聞いて馬鹿らしい、と思うモラン。
女遊びも激しく、他の貴族達からも「お前なら口説けるんじゃないのか」て言われたり。生身の女しか興味はない、て無視をするけど、場所を言われて少し気になる。
昔、行ったことのある土地。
そこで出会った少女のことを思い出して、まさかな、となる。でも、と話は続く。
実は幽霊じゃなくて没落した貴族令嬢、て噂もある。あんなとこに領地持ってる貴族いたか?と。社交界にはいないよな、てことはガセ?社交界にもデビュー出来ないほど没落してたり?など、も他人事のように話す。
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