ようこそ青空へ 深夜。日を跨いで間もない頃だろうか。何となく寝付けないダイキは神社の屋根の上に登り、夜空を眺めていた。

「綺麗だな…ここ最近天気が悪かったけど、今日は晴れてて良かった」

冬の夜はかなり冷えるものの、白衣の下にある程度着込んでいるため、寒さはだいぶ和らいでいる。
今は呼吸と共に流れ込む冷たさを噛みしめながら、眠気が訪れるまで屋根で寝そべるだけだ。


「…ん、もう良いかな」
数刻後、じんわりとした心地よさが瞼を押さえようとしているのを感じた。
そろそろ寝床に戻るかと体を起こす。

その時、小さな明かりが後ろを横切る気配を感じた。
不思議に思い、そちらの方に目を向けると、何やら奇妙な物がそこにいた。

こんなCPが好き2特に大・大・大好きなCP
前提として作者は色々な作品を読んだ結果、受けは巫女、攻めは竜人(出来れば武士)という特殊な設定が大好き。

攻め受けの立場は対等、戦闘とかでは背中合わせで戦うぐらいコンビネーション抜群。仮に喧嘩してても敵に攻めいる隙を与えないぐらい強固。

普段は受けが皆のために、って尽くすタイプだから「危なっかしい」って理由で側にずっといる攻め。夫婦(♂×♂)だから当然だが、過保護に思えるぐらい世話焼き&スパダリ。受けも受けでそれを見て純粋に素敵な夫だとだけ考えてる。だから端から見るとスッゴいラブラブ、けどベタベタしない。

気持ち的には
攻め→→→(→→→→→)←←←←受け
と攻めが受けに依存気味。受けがいなくなるのが怖くなるぐらい依存してる。

こんなCPが好き1会社でお昼を栄養補助食品みたいなので済ましちゃうエリート攻め。家でも基本そんな食生活で、まともな食事は月5,6回程度。

そんな彼を見かねてお弁当を作ってあげる受け。当然攻めはゆっくり食べる飯は要らないって断るけど、受けが焦れったくなってお弁当の中身を攻めの口に突っ込む。その中身はサンドイッチ(色々食材入っててバランスが良い)。

「君が効率よく食事をするのは知ってる。けど、出来るだけ食事は楽しんでもらいたい。だから片手間でも食べられるものにしたんだよ」
君のことはちゃんと見てるんだからねアピールされて、「お、おう。サンキュー」と押されつつもその心遣いと家庭力の高さによって受けに惚れる。

その後も短時間で美味しく食べられる昼御飯を作って来てくれる受け。お金を支払おうとする攻めだが、「君が健康的に頑張ってくれるならそれだけで満足」と返され、その献身さにますます惚れる。(ここらへんから同じ部署のメンバーに『夫婦』と呼ばれ始める)