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    鳥居⛩

    @CNnonnbiri96の背後注意みたいなのを投げてます。
    自分の趣味全開なのでお許しを…

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    鳥居⛩

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    唐突に思いついたので何も考えないで描いたのでおかしくても許してください。(久々だしね!言い訳。)

    この話には欠損、流血などの表現があるので閲覧の際はお気をつけて。

    甘い甘い琥珀糖 「やっと終わった~。ありがとうね、リー。」
     「いえいえ、このぐらいならいつでも呼んでくださいよ。いつでも駆け付けますんで。」
     丁度任務が終わった二人は今、龍門のスラム街に用事があり来ていた。
     「ちょうどグレ…鼠王に頼まれていた任務があったけど、それがまさしく探偵の様なものでさ。私は尾行なんてやったこともないから助かったよ。」
     「あー、あの人の依頼だったんですね。だから報酬が飴ちゃんってわけですか。」
     「意外とおいしいだろ。これを機に禁煙でもしたらどうだい、リー〝先生〟。」
     「おや、まさか〝生徒〟からそんな事言われるなんて、こりゃぁ考えないとですな。」
     そう言いながら報酬の琥珀糖をなめながら帰宅をしていた。
     「そうだ、今日リーの家で泊ってもいいかな?明日、こっちにヘリが来るからそれまで泊まらせてくれよ。」
     そう言いながらドクターは飴をなめていると、喋っていたから口から離れてしまった。
    「あ、」
     だが、その時のは知っている手が飴を取ろうとしていた。
    (さすがはリー、反応が早いな。)などと思った。
     と、同時に

    『バギッ』

     とても鈍い音と同時にもう一つの綺麗な蜂蜜色の様な、爽やかな黄色のした琥珀糖が目の前に散った。
     その景色はとても美しく、息をのむほどだった。
     それが琥珀糖であればの話だが。

     出来事は一瞬だった。
     きっと遠くにスナイパーが居たのだろう。ロドスは恨みを買うことが多い。だから常に狙われる。私を殺したいと思う人も多く居るだろう。そしてそいつは私を狙い弾を打った。
     しかし、その弾は不運にも私を貫かなかった。飴を拾おうとしたリー、そのリーの角に当たったのだ。
     すぐに状況を理解した。
     それと同時に血の気が一気に引いた。
     「リー」
     「あぁ……」
     「リー大丈夫かおい」
     「右に曲がった建物に…行って…」
     そういわれ、必死にドクターは倒れたリーを抱え、引きずりながらも建物の間に隠れた。
     「リー…リー」
     「声がデカいです…少し小さく…いてて…」
     「だって…!だ、大丈夫なのか…!」
     「大丈夫でさぁ…少し脳震盪が起こってるぐらいですので…あ、そうだ。電話で今すぐロドスに迎えたりは出来ますでしょうか…さすがに出血はひどいようで…」
     「わかったから…!今は何もしないでくれ!応急手当をするから…」
     「了解しました…」
     
     その後ロドスのヘリはすぐに来て、ドクターとリーが居るところまですぐ向かってきてくれた。
     応急処置をしていたため出血はギリギリのところで収まっており、何とかリーは一命をとりとめが、かなりの損傷を負っているため緊急手術となった。その時にはリーの反応はなかった。

     それから一週間後。

     リーは眠りから覚めた。
     「んん…あぁ……いてっ…!」
     頭に痛みを感じたリーは同時にその時の出来事を思い出した。
     (あぁ、そっか…あの時、角に……災難だったな…角、生え変わらないのに…)
     そんな呑気なことを考えてると膝に重みを感じた。
     そこには目を真っ赤にして眠っているドクターが居た。
     隣の机には慣れない中頑張って剥いたであろう、不格好で水分のないりんご。その横には点滴の数々。その多さにはさすがにびっくりした。
     (そんな重傷を負っていたのか…そっか……)
     そんな中、
     「…リー…」
     その声はとても小さく、布団の擦れた音で消えてしまいそうな、繊細な声だった。
     「…ドクター…すみませんね…あのような記憶をさせてしまって…」
     そう言いながらリーはドクターの前髪を撫でる。その髪は柔らかく、窓からの光も相まって、それは美しいものだった。
     「でも、ドクター。私は今回のこと、この傷を恨んだりするつもりはありませんよ。だって…」

     『                』

     その言葉は布団の擦れる音で消えてしまったが、ドクターの顔は優しく、安心するかのように笑っていた。
     「…もう少しだけ、寝ときますか。」
     水分のないりんごを一切れ食べた後、彼もゆっくりと横になった。

     温かい日差しのかかった部屋。
     その色は、蜂蜜色で、鮮やかな黄色の様だった。
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