「烏丸〜、そばの材料買いに行くよ。」
「おう」
「お前年越し嫌いとか言ってただろ」
「あー、うん。」
「年越しそばの材料とか買いに行くの嫌だったりしねぇの」
「前まで嫌いだったけど今は別にいいかな」
「何が違うのかわかんねぇよ」
「うーん感覚の話だし難しいけど、時間が進む感じが嫌だったんだよね。全部変化していく感じがするのに自分だけ何も変わらないのがしんどいっていうか」
「...」
「でも、今年は烏丸がいてくれるし。来年も変わらずに一緒にいてくれるかなって思うと別に」
「.....よくそんな小っ恥ずかしいこと言えるな。あと重い」
「あーあ烏丸、海老天マイナス1です」
「おい!!!」