Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    ssmmkktrpg

    @ssmmkktrpg

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 23

    ssmmkktrpg

    ☆quiet follow

    以下まりたま

    鞠也くんの原罪たまのこといつから好きになったの?


    ・初対面
    →多分後藤さんがどっかで助けた際に用心棒志願してきた的な話だったから、押しかけ用心棒してきたのかな?最初は後藤さんが「たま」って呼んでるのが猫でも拾ってきたのかと厄介そうに思ってたけど、実際はもっと厄介なゴリラ女(本当に失礼)でひっくり返った鞠也。最初はお嬢さんにはそんな物騒なお仕事務まりませんよ〜って呆れ半分で言ったら背負い投げとかされて宇宙猫になる鞠也。なんなんだこの暴力女は!??!


    ・初期〜台風の目直前あたり
    →まぁマジで強ぇ女なのは知ったけど、用心棒志願については後藤さんがのらりくらりかわして正式な雇用とはなっていない様子。確かに今まで割と危ない仕事も無いわけでは無かったけど、だからと言ってたまを連れ立てる事は一切無かった(付いて来ちゃった時は例外だったけど、暴力装置としての活動は無かった)。最初は「(後藤さんも雇う気元々無いなら早くこの女追っ払えよ…)」とか思っていたけど用心棒以外のスキルではコミュ力・対人情報収集力とか、女性である方が有用な調査の時などにたまの存在を無視できなくなる場面も少なからずあり、だんだん認めてくる様になる……(何様?鞠也様)
    そのうち、たまが自分の妹と同じくらいの年齢だと知り、妹より何万倍も素直で可愛げのある後輩だとわかっていき(わからせられていき?)、「ったく仕方ねーなぁ!」と思う様になっていく。この時はまだ可愛い弟分みたいな存在。ホラ、ジュース奢ってやるから機嫌直せよ!でニッコニコに機嫌直っちゃうから可愛いんだよなぁ…



    ・台風の目
    →ミゴトレインで「私が殿(しんがり)やるんで!」と言いやがった馬鹿女に目の前が真っ赤になる程怒りが湧いた。
    馬鹿かオメーーーーーッはッッッッ!??!
    (確かにお前は強いかもしんないけど、少なくとも俺よりかは全然強いけどよ、お前がその役割をやるのはおかしいんだよッ!後藤のオッサンもときこさんも確かに初動は出遅れたけど、大の大人がテメー自身を未成年のガキに護らせるなんてしちゃいけねぇんだよ、1番やらせちゃいけねぇんだお互いに。何で自分自身を勘定に入れれねぇんだよ……クソアママジでふざけんじゃねぇ)

    気付いたら手を引いて車内を駆け抜けていた。
    後藤さんがこいつに用心棒させない理由がわかった、こいつは「危険」だ。



    ・おまいぬ
    →自分自身については鈍感な癖に、人の痛みや悲しみに対しては真っ直ぐに対峙してくるの狡過ぎんだろ…。鞠也のコンプレックスである「かわいいものが好き」な事も、情けない姿を見ても一切馬鹿にしないで、手を握り締めて「泣かないで鞠也せんぱい」って言ってのけたたまのことが好きだよ。優しいたまのことが大好きだけど、その優しさの勘定にたま自身が入っていない所が凄く嫌い。愛と憎しみのハッピーセットが誕生してしまった……


    ・バレンタイン
    →義理チョコすら貰えないのかと思ったマジ焦った。まぁ男として意識されていないのは承知の上ですけどォ〜???多分鞠也史上今までのバレンタインの中で1番振り回されて焦り渇望していたと思う……
    現時点では鞠也の中では「たまに振り回されている事に内心腹立たしいと思いつつも、並ならぬ好意を自覚しない様に意識してる(ほぼ自覚してるけど認められないでいる)」状況かな……魔性の女か?


    追記:

    ・ショキマリ
    →気付いたら隣でウェディングドレス着てる。しかも超似合ってるというか、普段しないタイプのフォーマルな格好でマジにかわいい……元がかわいいから本当にかわ……というか肌が見える(肩とか)のが新鮮過ぎてガン見してまう…急に話しかけてくる(※急ではなくうなじあたりの肌をガン見した鞠也賢者タイム中のため急だと感じてるだけ)からうっかり「似合ってんじゃ無いの?!!(クソデカ声)」で動揺というか本心でキレてしまったけど。そんで何かよくわかんねーものに相変わらず追われまくるし、何か手も繋いじゃったし、冷静に考えると側から見りゃ逃避行ッぽく見えてんだろうなぁ…(満更でもない)。ほんとはこのまま誰にも見せずに遠くに連れていきてぇなぁ…。でも絶対たまは嫌がるだろうし、そんな事考えてるのを悟られたくねぇなぁ…。嫌われたく無いなぁ…。たまに嫌われたく無いから何も言わないし何も聞かないいちばんのお馬鹿。

    愛の証明!??!いや、いやいや、そういうのはもっと段階を踏むべきだし増してやたまに拒否されたら流石に俺のメンタルは死ぬ、とモダモダしてたら背負い投げされたんだけど???あっ、こういうのも合格なんすね、ッス〜ッはい。愛って何なんだろうな…。しかも何でお前は「やりきった!」みたいな顔してんの??お前の愛って暴力なの???

    何やかんやで戻ってこれたけど、俺の願望であった逃避行の旅は終わってしまった。無事にたまを返してやれたのは本心で良かったと思うけど、この姿のこの子を次見れる機会が、それが自分じゃない誰かの隣に立っている姿であるのを想像するのは本当におそろしい。こわい、いやだ、かなしい。だけど勇気のない俺はそれすら伝えられない。これは罰だ。名残惜しむ気持ちから急降下していく感覚に支配されているタイミングでこの女は「先輩も似合ってますよ」なんてはにかんでみせてきた。崩れかけた廃墟の教会を刺す夕陽に柔く照らされた彼女は自分にとって本当の「救い」だった。馬鹿みたいな妄想に囚われた自分を一気に現実へ引き戻してくれる、何気ない彼女の一挙一動に毎日自分は救われている、俺に勇気をくれる存在。
    泣きたくなるくらいに眩しい。そうか、自分には「たま」しかいないんだ。





    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator