佐野万次郎の幸せ「首領、終わりました」
部下の声にはっとして顔を上げる。
目の前には先程まで生きていたであろう人間が横たわっていた。
「片付けろ」
そう言い残して迎えの車に乗り込んだ。
梵天は大きくなった。
大きくなるにつれ自分の体に変化があることにはもうずっと前から気付いてた。
まともな食事も受け付けない、ぐっすり眠ったのはいつだったか…
三途に眠剤をもっらたけどろくに効かないから1シート全部飲んでキレられたのを思い出した。
あのまま眠れていたら死ねただろか…
そういえば下半身も反応しなくなった。
この若さでEDってやつか?笑えるな…まあそういう欲求もとうの昔に消え失せたのだが。
自分の目的はあくまでもみんなを、東卍のみんなを守ることだ。
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