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    moonlight_32111

    @moonlight_32111

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    moonlight_32111

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    どうぞ、これからよろしくお願いします。伴侶様 1 
    昔書いた他ジャンルの作品をベッターから移動。
    続きは・・・多分いつか書く。

    どうぞ、これからよろしくお願いします。伴侶様 1 




    ※注意※
    『S/E/X P/I/S/T/O/L/S』というの設定をお借りしたパロディです。
    苦手な方は回れ右でお願いします。
    混部の予定です。
    ──────────
    ちょっとだけ説明
    斑類
    人間の祖先が人へと進化する過程 にお いて、DNAの中で猿以外の
    哺乳類・ 爬虫 類の特徴を 強く残したまま進化し た人間のこと。
    *同性同士で 結婚することもできるし、子供も 作る ことが出来ます。←重要
    斑類の分類
    人魚(マーメイド)
    蛟 (みずち:鰐のこと)
    蛇の目(じゃの め)
    熊樫(くまかし)
    犬神人(いぬじ にん)
    猫又(ねこまた)
    斑類は主に6種類で分類。殆どを陸上動物系が占め、水生系・有翼系は至 極稀。
    斑類は「重種 > 中間種 > 軽種」三構造で成り立つ典型的ピラミッド型を描 く階級社会
    先祖返り(せんぞがえり)
    斑類と猿人の混血が、隔世遺伝により斑類としての能力が目覚めた者。
    その存在はごく稀(一生に一度会えるかどうかの希少種との表現 がある)で、
    超プレミア種と呼ばれている。斑類の能力と猿人の繁殖 力を併せ持つ為、
    繁殖力の低い斑類には非常に魅力的。覚醒直後、能力を制御できず強烈な
    セックスアピールを無意識に発する、猿人と違 う物が見えるなどコントロールが
    できない為、見つけ次第保護・魂現のコントロールが必要。
    原作に着いて詳しくはうぃきさん参照願います。





    --------------------------------------------------------------

    ママの目をじっと見ててね?
    いい、承太郎。 今から、あなたはお猿さんよ?

    今まで見ていたのは、幻だったの。
    でもね、貴方に大切な人が出来た時には解けるようにしておくわね。

    もしママやジョセフや周りの人が動物に見えても、誰にも言ってはいけないの。
    見えても、ママとジョセフだけには話してもいいの。
    言いたくない時はね、承太郎だけの秘密にしなさい。


    さぁ、次に起きた時には、見える世界が違って見えるわ。

    ---------------------------------------------

    そいつにあった時は、雨が降っていた。

    赤い髪で、前髪も特徴的な緑色の学ランをきた細い男だった。
    首にはスカーフを巻いていた。

    ・・・・赤い蛇?・・・・・人か・・・・。

    近づいて声を掛けると、相手がうっすらと目を開けた。
    「・・・おい。大丈夫か?」
    「・・・・・・っ・・・・」
    小さな声でしゃべっているようだが、聞き取れない。
    「・・・・さっ・・・・ぃ・・・・」
    「寒いのか?」
    問い返したが、男は再び目を閉じた。
    震える手で、俺の学ランの裾を掴んだまま。
    そのままにしておけなかったので、学ランの裾を掴んだ手を
    離してから、担いで家へと急いだ。




    家に帰ると、そいつを担いだまま、居間へと急いだ。
    「おい。」
    居間について襖を開けると、TVに夢中になっていたおふくろが振り向いた。
    「あら、承太郎。帰ってたの?・・・・・その人はどうしたの?」
    「拾った。」
    「拾ったって、貴方・・・。動物じゃないでしょう?」
    は呆れた顔をしてこっちを見てる。
    「・・・こいつ蛇に見えたし、ババァたちと一緒だろ?」
    軽く首をかしげた。
    「・・・・そうみたいだけど、そういう時は警察に連絡しなさいって言ってるでしょう?」
    ため息をつきながら、顔に手を当てている。
    「・・・仕方ねぇだろ。服を掴まれちまったんだから。」
    おふくろと言い合いをしていると、ドタバタという音が廊下の奥から聞こえてきた。
    多分、ジョセ兄だろ。あいつ、うるせぇからな。
    「承太郎!!!!帰ってきたの!・・・え、・・・なにそいつ?」
    「・・・人?」
    「そりゃ、見ればわかるけどね?・・・・・何、お前、拾ってきたの?」
    風呂上りだったのか、タオルを首に巻いたまま、訝しげな顔をしながら、こっちを見てきた。
    「道に落ちてた。」
    「落ちてるわけ無いでしょ。倒れてたの?」
    「そうともいうな。」
    空いている手で、顎に手を当てた。
    「で、連れてきたと?」
    「服、掴まれちまったから、仕方ねぇと思ってな。」
    「・・・・・めっずらしぃー。承太郎が人を拾ってくるなんてねぇ。
    しかも、俺たちとおんなじ種族の。なんかいっがいーー!」
    ・・・・後で殴るか、こいつ。うぜぇ。
    「・・・・それはどうでもいい。こいつ、体が冷え切ってるみたいなんだが、
    どうすればいい?」
    「もっといい方法があるじゃんっ♪」
    むふふと笑いながら、言おうとしてる。
    嫌な予感しかしない。
    「・・・・・いい方法?」
    「ジョセフ、変なことをこれ以上承太郎に教えるのは、やめてね?」
    おふくろの後ろに、白い虎が見えるような気がする。
    ・・・・キレたりしたら、魂現っていうのが見えるんだったか。
    ・・・・モフモフしてぇな。虎。
    「変なことじゃないから、大丈夫、大丈夫♪」
    「とりあえず、体を拭かないとダメね。今、タオルを持ってくるわね。」
    にやにやしてるジョセ兄を養豚場の豚を見るような目で睨みながら、
    担いでいる男のために、タオルを取りに行った。
    「ホリィが持ってきたタオルで体を拭いてやったら、そいつの服を乾かしておけよ。
    そして、そのまま添い寝な。」
    「・・・・・添い寝?なんでしなきゃなんねぇんだよ。」
    「手っ取り早くあったまる方法に決まってるじゃん。」
    「・・・・・・そうなのか?」
    そんな方法聞いたことねぇな。
    「そうそう、上半身裸な。」
    「・・・・・それも必要なのか?」
    訝しげにジョセ兄を見つめる。
    「必要なの!」
    頬を膨らませながら、ぶーとしている顔をしている。
    可愛くはない。
    おふくろが、バスタオルをもって現れた。
    「・・・承太郎、早く体を拭いて寝かせてあげなさい。」
    「・・・おう。」
    「さっきいったの、絶対だかんなっ!」
    「・・・・・・・・・・・・・・・・おう。」
    片手には細身の男、もう片手にはタオルを持ちながら、部屋に向かった。



    ・・・・・・それにしても、こいつ甘い匂いするな。
    お菓子でも持ってるのか?
    ・・・・・それにしても、添い寝は必要なのか?
    ・・・・・ジョセ兄、変なことも教えるからな・・・。
    あんま、信用したくねぇんだが・・・。
    ここは言うことがきいておいた方がいいのか?
    とりあえず、添い寝しておくか。

    --------------------------------------------------------------

    登場人物
    承太郎 (18)
    魂現→鯱、虎とシャチの両方になれる。シャチには水がかからないとならない。
    虎の時の毛皮は少し青みがかった色。シャチになると水の中でも長い間潜ってられる。
    水を変幻自在に操れるようになる。
    先祖返り、セックスアピール半端ない。天然。
    男女ともわずついてくる。昔、(10歳くらいの時かな。)
    高熱出して先祖返りしてたけど、ディオに変な洗脳されたりしないように、
    ホリィさんに暗示を掛けられてた。
    承太郎さんの方が力が強くて年を追うごとに暗示の掛かりが薄くなってた。
    たまに周りが、猿に見えたり、他の動物に見えたりしてた。
    伴侶は花京院。
    ※ホリィさんはホワイトタイガー。貞夫さんは猿人。
    花京院 (17)
    蛇の目。承太郎さんに一目惚れ。周りに取られないよう必死。
    キレると体に鱗が浮き上がる。特殊能力として、草木を鞭のように扱える。
    両親とも水生動物の為、体温調節できないので、ストールを常に巻きつけてる。
    承太郎が猿人の暗示を掛けられている時から承太郎が好き。母方の方が赤龍の
    末裔と言われている蛇の目の一族。根源は白斑(希少)で母方の影響で普通の
    白斑より大きい。普段はニシキヘビになりすましをしている。
    寒さに弱いので、ところかまわず寝てしまう。
    その度に、承太郎さんに回収され、丈太郎さんの布団で一緒に寝てる。
    独占欲が強いので、猿人だった時から斑類、猿人に人気だったので、
    お守りとして自分の脱皮した時の抜け殻をお守りと称して、
    承太郎さんに渡し済み。
    承太郎さんが先祖返りの記憶を取り戻した場合は、寒さに弱いから
    たまに蛇の姿になって承太郎さんの学ランの胸ポケットに
    収納されている。
    ポルナレフ(17)
    プードルかチワワの魂現持ち。軽種だから、二人のオーラに当てられないよう
    大変。
    2人の相談役兼クラスメイト。
    花京院さんに信用されてるので、ポルナレフだけには本来の魂現を教えている。
    ジョセフ(20)
    鰐。親が両方とも、水生動物なので、体温調整できない。
    マフラーがかかせない。ある日雨に濡れて道で倒れていたところを
    シーザーに助けられる。シーザーと番い。※どうでもいい設定:遠い祖先にドラゴンがいる。
    シーザー
    翼種。鷹の魂現持ち。道で倒れてたジョセフを家に連れて帰り、
    自分の羽で温めてやった。ジョセフの旦那。
    ※どうでもいい設定:遠い祖先に不死鳥がいる。
    シーザーとジョセフは新婚さん。ジョセフが小さいころ空条家に遊びに行ってた時に
    承太郎さんが、先祖帰りになったので、ジョナサンはそのことを知らない。

    ジョナサン(25)
    狼。ふつうの狼より大きい。神話のフェンリルのような大きな狼。
    昔からある重種の家出身、幼い頃会ったディオと夫婦。
    浮気公認だけど、家族まで巻き込まないようにと注意している。
    重種の世界では普通のことだと思ってるから、嫌な気持ちはあるけど
    許している。
    ディオ(25)
    ライオンと人魚のキメラ。
    ブリーリング会社を経営。ジョナサンとは夫婦だが、殆ど一緒にいない。
    先祖返りになっていた承太郎やジョセフに仕事に協力するよう求めるが、
    しょっ中、花京院とシーザーに邪魔される。
    勢い余って、承太郎さん監禁事件を起こし、ジョナサンにフルボッコにされる。
    ジョナサンには頭が上がらない。
    ディオとジョナサン夫婦には、ジョルノとハルノの双子コンビがいる。

    人間関係的には、
    ジョナサンとジョセフは従兄弟。
    ホリィさんは伯母さん。
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    Replies from the creator

    moonlight_32111

    DONE■消えない絆を貴方に誓う■ワンドロ
    ベッタ再録
    ワンドロ遅刻したー。
    もしかしたら手直し掛けるかもですが、とりあえずできたので!!!!
    ■消えない絆を貴方に誓う■


    「レオナ」
    久しぶりに会った恋人を腕に抱きしめていると、真剣な顔をして自分を見ている番と瞳が合った。
    「どうした?」
    どうこれから番を料理しようか考えていたせいか欲を孕んだような声になってしまったが、相手は気づいていない。
    それに何を伝えたいのかはわからないが、自分にどう話そうか悩んでいるせいで無防備になっている首筋に答えを急かすように吸い付いた。マレウスはその吸い付いた甘い痛みに軽く身体を震わせ、耳を赤くさせながら自分に預けて居た身体を離して向かい合わせて話せるように向かい合った。マレウスは深呼吸をすると、ペリドットのように美しく輝く瞳を自分に向けた。
    「僕はお前以外の伴侶を持つことも考えていないし、番はお前しか居ないと思っている。」
    「俺もお前以外のやつと番うつもりはねぇな。」
    そう答えると、番はますます身体をほんのり紅く染めていく。
    「僕の茨の谷の伴侶になった証の話しになってしまうのだが・・・。」
    そういうと恋人の手の中にはいつの間に手元に引き寄せたのか、自分と相手のマジカルペンが手にあった。
    「谷では昔から互いに番になるもの同士の胸と腕に”愛”と 2373

    moonlight_32111

    DONE■レオマレ■診断
    ベッタ再録
    ■片思いレオマレにしてみた。
    ↓診断結果
    もなかのれおまれさんには「終わりが見えない」で始まって、「君の名前を呼んだ」で終わる物語を書いて欲しいです。季節を感じる話だと嬉しいです。
    #書き出しと終わり #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/828102
    終わりが見えない。
    嫌われているのに、これ以上相手に嫌われるのは・・・・。
    いつからこの思いが自分の胸を甘い痛みとなって身体を蝕んでいるのかもう忘れた。
    自覚なんてしたくなかった。こんなに苦しいなら。
    諦めようと何度もひと目がつかない場所で、静かに涙を流してしまうというのに。
    「それも青春のひとつじゃ」
    リリアに相談したが、楽しそうに微笑まれて何も解決もしなかった。

    月夜が学園に振り注ぐ。
    マレウスは日課である廃墟巡りに向かうため、寮をこっそりと抜け出した。
    静寂に包まれた目的の廃墟までの道のりで、今日も一人物思いに耽る。
    今日こそは、歪み合わずに話をしようと決めていたのに駄目だった。
    どうやったら、普通に話すことが出来るのか。ほんの少しでいいから歪み合わずに話すことはできないか。
    そんな考えが頭を駆け巡り、答えがなかなか出てこない。簡単に相談出来る内容でもない。
    ひとりで考えても答えが出ないとわかっている。気軽に相談出来る友がいないのであれば、相談することも難しいだろう。
    悩んでいるマレウスを嘲笑うかのように、月の光は闇夜を照らす。
    溜息を一つ零すと、目的の廃墟まで向かっていた足が 1215

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    DONEポッキー ■レオマレ
    ベッタ再録
    ポッキーの日だから。
    ポッキー

    身体の関係はあるけど付き合っていない。

    「きんぐすからー」
    「・・・何のようだトカゲ野郎。」
    突然部屋に侵入してきたやつは、我が物顔で
    自分が寝そべっているベットに近づき、端の方に座る。
    声を掛けたが聞こえてないのか、聞いてないのかはわからないが、
    恐らく聞いていないだろう。
    相手は手に持っていたお菓子の包装をごそごそと開け、
    口に一本加えてレオナの方を向いた。
    「・・・・ん。」
    「・・・・・・何がしたいんだ?」
    大きくため息を付き説明を求めた。
    コイツとはそういう仲でもねぇし。
    「・・・今日はぽっきーの日というものなのだろう?」
    口に咥えていた菓子を外すと自分の思っていた通りに行かなかったことが不満なのか、
    顔をふくらませる。
    「・・・それで?」
    「・・・・親しい仲の者同士で食べる方法があると、リリアに聞いたので試しに来た。」
    本当は恋仲と言われていたが、もし聞かれたらそういうように事前にリリアに言われたので、
    そのとおり答える。
    レオナは訝しげにマレウスに眼を向ける。
    「キングスカラーとは身体を兼ねることもある。だから親しい者だと思った。」
    ジッ見つめる視線には、実践 1674

    moonlight_32111

    DONE相手に媚薬を盛るのはどっち?
    ベッタ再録
    媚薬すごろくー!その①
    レオナ・キングスカラーには人知れず悩みがある。
    ソレは、恋人との性行為についてである。

    普段は周りにばれないように、言い合いをして犬猿の仲だと
    騙している状態で触れたいと思った時に触れようとすると眼で牽制される。
    その代わり、互いの部屋で二人きりになると、昼間触れ合えなかった分を
    取り戻すかのように触れ合う。


    まだ触れ合うだけで熱を交わす行為まではしていないのだ。
    付き合ってもう半年は経つし、もうそういう行為をしてもいいと思う。
    逆に言うと付き合ったその日に押し倒して喰らいつこうとしたが、
    なかなか表情を変えることがないマレウスが幸せそうに微笑んだ顔が
    とても綺麗で見惚れていたら、手を出しそこねたのだ。
    今ではなんですぐに押し倒さなかったのかと後悔する。
    互いに触れ合っていれば、そういう雰囲気になるのは必然で。
    いざ喰らおうと本格的に相手を高めようと服に手をかけると、
    やんわりと拒否されるのだ。
    しかも、服に手をかけるまでに深く口付けをしていたせいで、相手の瞳は
    潤んでいる。据え膳状態だ。喉を鳴らし”喰わせろ”と耳元に吐息混じりに囁く。
    だが、相手は妖艶に微笑みながら、レオナから 1408

    moonlight_32111

    DONEパピコ レオマレ 
    ベッタ再録
    TLでみたパピコネタが素敵すぎて自分でも書いてみた。
    マ様無自覚片思いで、お近づきになろうと努力してるんだと思う。
    全部裏目になるけど。
    マレウスは今日こそはと意気込んでいた。
    その手には紙袋が。
    サムのところで買ったパピコが溶けないように、持ち歩いている紙袋に氷魔法をかけて、
    植物園に向かった。

    植物園につくと、探していた人物はすぐに見つかった。
    起こさないようにし、足音は小さく相手の近くまで向かう。
    自分の気配には気づかない程寝入っているのか起きる気配がなさそうだ。
    マレウスは顎に右手をつき、少し悩んだ。
    魔法をかけているとはいえ、午後からの授業があるのだ。
    相手が起きてくるのを待っていたら、日が暮れるだろう。
    胸にあるマジカルペンを手にすると、相手に当たるか当たらないかの位置に
    雷を落とした。
    寝ていた相手は不穏の気配を感じたのか、ぱっと目を覚まし上半身を起こした。
    そして気配の感じる方を向くと、ガルルっと唸りながら睨みつけてきた。
    「何しやがる!!!トカゲ野郎!!!!!」
    起きたことに満足そうに頬を軽く緩め、怒っている相手に気づかず、
    マレウスは隣に腰を下ろした。
    目的を果たすことしか頭に無いマレウスは手に持っていた袋から、パピコを取り出す。
    いそいそと2つに分けながら、レオナの方に片方のパピコを差し出す。
    903

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    さわら

    DOODLE貴方はさわらのアシュグレで『ひねくれた告白』をお題にして140文字SSを書いてください。
    #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/375517
    140字を毎回無視するやつ
     口付けるように指先が額に触れる。
     普段は重く長い前髪に隠れたそこを皮膚の硬い指先がかき分けるように暴いて、するりとなぞる。
     驚くように肩を揺らした。けれどそれ以上の抵抗らしい抵抗はできない。ただされるがまま、額をなぞる指の感触に意識を向ける。
     アッシュの指がなぞっているそこには、本来であればなかったはずのものがあった。ある時から消えない傷となって残り続けているそれは、過去のグレイとアッシュを同じ記憶で繋げている。
     アッシュがこちらに触れようと伸ばしてくる腕にはいつも恐怖を覚えた。その手にいつだって脅かされていたから、条件反射で身が竦む。けれど、実際に触れられると違うのだ。
     荒々しいと見せかけて、まるで壊れ物に触れるかのような手付き。それは、本当に口付けられる瞬間と似ていた。唇が触れ合ったときもそれはそれは驚いたものだけれど、最終的にはこの男に身を任せてしまう。今と同じように。
     乱暴なところばかりしか知らないせいか、そんなふうに触れられてしまうと、勘違いをしてしまいそうになるのだ。まるで、あのアッシュが『優しい』と錯覚してしまう。
     そんなはずはないのに、彼からはついぞ受け 2766