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    moonlight_32111

    @moonlight_32111

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    POIPOI 32

    moonlight_32111

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    ポッキー ■レオマレ
    ベッタ再録
    ポッキーの日だから。

    ポッキー

    身体の関係はあるけど付き合っていない。

    「きんぐすからー」
    「・・・何のようだトカゲ野郎。」
    突然部屋に侵入してきたやつは、我が物顔で
    自分が寝そべっているベットに近づき、端の方に座る。
    声を掛けたが聞こえてないのか、聞いてないのかはわからないが、
    恐らく聞いていないだろう。
    相手は手に持っていたお菓子の包装をごそごそと開け、
    口に一本加えてレオナの方を向いた。
    「・・・・ん。」
    「・・・・・・何がしたいんだ?」
    大きくため息を付き説明を求めた。
    コイツとはそういう仲でもねぇし。
    「・・・今日はぽっきーの日というものなのだろう?」
    口に咥えていた菓子を外すと自分の思っていた通りに行かなかったことが不満なのか、
    顔をふくらませる。
    「・・・それで?」
    「・・・・親しい仲の者同士で食べる方法があると、リリアに聞いたので試しに来た。」
    本当は恋仲と言われていたが、もし聞かれたらそういうように事前にリリアに言われたので、
    そのとおり答える。
    レオナは訝しげにマレウスに眼を向ける。
    「キングスカラーとは身体を兼ねることもある。だから親しい者だと思った。」
    ジッ見つめる視線には、実践するまで帰らないぞという強い意志を感じる。
    こうなってしまっては、相手の希望を叶えないと本当に帰らないだろう。
    再度大きくため息をつき、舌打ちをしてマレウスの方を見る。
    「仕方ねぇな。」
    気だるそうにベットに寝そべりながら、顎ではやくしろと急かす。
    「ほんとうか!」
    マレウスは嬉しそうに頬を緩ませながら、再度持ったままだったポッキーを
    口にくわえて、寝そべっている相手に跨り、顔を近づける。
    「・・・ん」
    顔には”さぁ、食べるがいい”という書いてある。
    自分が食べるんじゃねぇのか。
    さっきからため息しか出てこないが、やらなければ帰らないのだ。
    レオナが食べるのを今か今かと待っているマレウスの眼を自分の右手で覆い、
    眼を覆われていることが不服なのか離そうと手をかけ外そうとする。
    その手が離されるよりも先に、レオナはポッキーを大きな口を開けて食べていく。
    互いの鼻がくっつきそうな距離まで来ると、食べるのをやめ、相手の目元にやっていた手を離してやる。
    手を離されたことにマレウスは驚くが、最初より短くなっているポッキーに気づく。
    残っていたポッキーを食べると、キッと睨む。
    「何故最後まで食べない。」
    「そこまでは付き合ってらんねぇよ。」
    鼻で相手を嗤い、動物を追い払うかのように手をひらひらとさせて、自分の寮に帰るように促す。
    「もう一度だ」
    サイドテーブルに置いていたポッキーの箱に手に取ると、再度するようにレオナに要求する。
    「一回付き合ってやったんだからいいだろうが、残りはお前のとこの奴らとやれよ。
    ・・・・重てぇから降りろ。そして帰れ。」
    レオナは相手を睨み、部屋を出ていくように促す。
    むすっとしたまま、首を横に降って拒否をする。
    「帰らねぇともお前とは寝ない。」
    すねたマレウスの面倒を見るのが面倒になったレオナは、冷たく言い放った。
    その言葉に、ピクッと反応すると渋々レオナの上から退いていく。
    レオナの体温が名残惜しいが、この関係はレオナの気分次第でなくなるのだ。
    ため息をマレウスは一息つくと、転移魔法を展開させる。
    「・・・おやすみ、キングスカラー・・・」
    小さい声で囁くと、萌黄色の燐火と共にマレウスの姿は消えていった。



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    レオナはマレウスに無意識で惹かれてるけど本人気づいてない。
    マレウスはレオナのことが好き。自覚有り。
    自分のことは抱いてくれるけど、行為の最中に唇に一切触れてこないことが不満なのと、
    一向に自分のことを番と思ってくれないから、僕には魅力がないのだろうかとリリアに相談したら、
    ちょうどポッキーの日だから、ポッキー咥えて眼を閉じてねだればイチコロじゃ☆と言われたので実践しにきた。
    でもうまく行かなかったので、自分の部屋ですねた。
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    moonlight_32111

    DONE■消えない絆を貴方に誓う■ワンドロ
    ベッタ再録
    ワンドロ遅刻したー。
    もしかしたら手直し掛けるかもですが、とりあえずできたので!!!!
    ■消えない絆を貴方に誓う■


    「レオナ」
    久しぶりに会った恋人を腕に抱きしめていると、真剣な顔をして自分を見ている番と瞳が合った。
    「どうした?」
    どうこれから番を料理しようか考えていたせいか欲を孕んだような声になってしまったが、相手は気づいていない。
    それに何を伝えたいのかはわからないが、自分にどう話そうか悩んでいるせいで無防備になっている首筋に答えを急かすように吸い付いた。マレウスはその吸い付いた甘い痛みに軽く身体を震わせ、耳を赤くさせながら自分に預けて居た身体を離して向かい合わせて話せるように向かい合った。マレウスは深呼吸をすると、ペリドットのように美しく輝く瞳を自分に向けた。
    「僕はお前以外の伴侶を持つことも考えていないし、番はお前しか居ないと思っている。」
    「俺もお前以外のやつと番うつもりはねぇな。」
    そう答えると、番はますます身体をほんのり紅く染めていく。
    「僕の茨の谷の伴侶になった証の話しになってしまうのだが・・・。」
    そういうと恋人の手の中にはいつの間に手元に引き寄せたのか、自分と相手のマジカルペンが手にあった。
    「谷では昔から互いに番になるもの同士の胸と腕に”愛”と 2373

    moonlight_32111

    DONE■レオマレ■診断
    ベッタ再録
    ■片思いレオマレにしてみた。
    ↓診断結果
    もなかのれおまれさんには「終わりが見えない」で始まって、「君の名前を呼んだ」で終わる物語を書いて欲しいです。季節を感じる話だと嬉しいです。
    #書き出しと終わり #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/828102
    終わりが見えない。
    嫌われているのに、これ以上相手に嫌われるのは・・・・。
    いつからこの思いが自分の胸を甘い痛みとなって身体を蝕んでいるのかもう忘れた。
    自覚なんてしたくなかった。こんなに苦しいなら。
    諦めようと何度もひと目がつかない場所で、静かに涙を流してしまうというのに。
    「それも青春のひとつじゃ」
    リリアに相談したが、楽しそうに微笑まれて何も解決もしなかった。

    月夜が学園に振り注ぐ。
    マレウスは日課である廃墟巡りに向かうため、寮をこっそりと抜け出した。
    静寂に包まれた目的の廃墟までの道のりで、今日も一人物思いに耽る。
    今日こそは、歪み合わずに話をしようと決めていたのに駄目だった。
    どうやったら、普通に話すことが出来るのか。ほんの少しでいいから歪み合わずに話すことはできないか。
    そんな考えが頭を駆け巡り、答えがなかなか出てこない。簡単に相談出来る内容でもない。
    ひとりで考えても答えが出ないとわかっている。気軽に相談出来る友がいないのであれば、相談することも難しいだろう。
    悩んでいるマレウスを嘲笑うかのように、月の光は闇夜を照らす。
    溜息を一つ零すと、目的の廃墟まで向かっていた足が 1215

    moonlight_32111

    DONEポッキー ■レオマレ
    ベッタ再録
    ポッキーの日だから。
    ポッキー

    身体の関係はあるけど付き合っていない。

    「きんぐすからー」
    「・・・何のようだトカゲ野郎。」
    突然部屋に侵入してきたやつは、我が物顔で
    自分が寝そべっているベットに近づき、端の方に座る。
    声を掛けたが聞こえてないのか、聞いてないのかはわからないが、
    恐らく聞いていないだろう。
    相手は手に持っていたお菓子の包装をごそごそと開け、
    口に一本加えてレオナの方を向いた。
    「・・・・ん。」
    「・・・・・・何がしたいんだ?」
    大きくため息を付き説明を求めた。
    コイツとはそういう仲でもねぇし。
    「・・・今日はぽっきーの日というものなのだろう?」
    口に咥えていた菓子を外すと自分の思っていた通りに行かなかったことが不満なのか、
    顔をふくらませる。
    「・・・それで?」
    「・・・・親しい仲の者同士で食べる方法があると、リリアに聞いたので試しに来た。」
    本当は恋仲と言われていたが、もし聞かれたらそういうように事前にリリアに言われたので、
    そのとおり答える。
    レオナは訝しげにマレウスに眼を向ける。
    「キングスカラーとは身体を兼ねることもある。だから親しい者だと思った。」
    ジッ見つめる視線には、実践 1674

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    DONE相手に媚薬を盛るのはどっち?
    ベッタ再録
    媚薬すごろくー!その①
    レオナ・キングスカラーには人知れず悩みがある。
    ソレは、恋人との性行為についてである。

    普段は周りにばれないように、言い合いをして犬猿の仲だと
    騙している状態で触れたいと思った時に触れようとすると眼で牽制される。
    その代わり、互いの部屋で二人きりになると、昼間触れ合えなかった分を
    取り戻すかのように触れ合う。


    まだ触れ合うだけで熱を交わす行為まではしていないのだ。
    付き合ってもう半年は経つし、もうそういう行為をしてもいいと思う。
    逆に言うと付き合ったその日に押し倒して喰らいつこうとしたが、
    なかなか表情を変えることがないマレウスが幸せそうに微笑んだ顔が
    とても綺麗で見惚れていたら、手を出しそこねたのだ。
    今ではなんですぐに押し倒さなかったのかと後悔する。
    互いに触れ合っていれば、そういう雰囲気になるのは必然で。
    いざ喰らおうと本格的に相手を高めようと服に手をかけると、
    やんわりと拒否されるのだ。
    しかも、服に手をかけるまでに深く口付けをしていたせいで、相手の瞳は
    潤んでいる。据え膳状態だ。喉を鳴らし”喰わせろ”と耳元に吐息混じりに囁く。
    だが、相手は妖艶に微笑みながら、レオナから 1408

    moonlight_32111

    DONEパピコ レオマレ 
    ベッタ再録
    TLでみたパピコネタが素敵すぎて自分でも書いてみた。
    マ様無自覚片思いで、お近づきになろうと努力してるんだと思う。
    全部裏目になるけど。
    マレウスは今日こそはと意気込んでいた。
    その手には紙袋が。
    サムのところで買ったパピコが溶けないように、持ち歩いている紙袋に氷魔法をかけて、
    植物園に向かった。

    植物園につくと、探していた人物はすぐに見つかった。
    起こさないようにし、足音は小さく相手の近くまで向かう。
    自分の気配には気づかない程寝入っているのか起きる気配がなさそうだ。
    マレウスは顎に右手をつき、少し悩んだ。
    魔法をかけているとはいえ、午後からの授業があるのだ。
    相手が起きてくるのを待っていたら、日が暮れるだろう。
    胸にあるマジカルペンを手にすると、相手に当たるか当たらないかの位置に
    雷を落とした。
    寝ていた相手は不穏の気配を感じたのか、ぱっと目を覚まし上半身を起こした。
    そして気配の感じる方を向くと、ガルルっと唸りながら睨みつけてきた。
    「何しやがる!!!トカゲ野郎!!!!!」
    起きたことに満足そうに頬を軽く緩め、怒っている相手に気づかず、
    マレウスは隣に腰を下ろした。
    目的を果たすことしか頭に無いマレウスは手に持っていた袋から、パピコを取り出す。
    いそいそと2つに分けながら、レオナの方に片方のパピコを差し出す。
    903

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    DONEノ ー 推 敲 デ ー

    鉄は熱いうちに打ったマ様お誕生日記念SSです。

    なんだこれ!?なんだこれ!?!?!?自分でも謎です。一応レオマレに落ち着きます。いろんな子とマ様がお友達です。
    謎めいた内容ですが一応考えていることはありますしクソデカ感情もこもってます。初めて書いた子達もいるので崩壊していないか不安…………諸々許してくださいパッションだけで書き上げました。
    マレウス様、幸せになってね。
    WHOLE CAKE



    ――王子の召し上がるモノに手を触れてはならん。
    あのお方は純粋なドラゴンの血を引く尊き存在、その御身に我ら下々の唾など付けてはいかん。
    そもそも、王子が生まれ出でたる神聖な日の祝い菓子を、至らぬ身分の者達が食すなど不敬が過ぎる。
    ああ、我らが王子、マレウス・ドラコニア様。偉大なる血統に連なるお方。こちらにご用意した供物はみな、貴方様のモノ。
    そう、今宵お誕生日をお迎えになられます、貴方様のモノに御座います――。



     大きな大きなまあるいケーキは、たんじょう日をむかえたぼくへの『おくりもの』。
     はじめて食べた時のうれしさはわすれられない。とろけるクリームに、いばらの谷ではなかなか食べられないフルーツもたくさん。口の中にあまさがいっぱいに広がって、ぼくはとてもしあわせだった。
     こんなにしあわせになる食べものなら、みんなにも分けてあげたい、と思った。おばあさまと、リリアと、しろのめし使いぜんいんに。いいや、この国にすむ民たちみんなに。だって、みんながしあわせになってくれたらぼくもうれしいから。
     けれど『おくりもの』にはぼくしかふれてはいけないと言われた。 7792