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    miii_do4313

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    自分の尻叩き用に軍パロ🔥🎴一部公開




    煉獄に報告書を提出し終えた炭治郎はそのまま自身が寝泊まりしているテントには戻らず入浴を済ませてしまおうと入浴場へと向かう。
    遅い時間だった為人は誰もおらず、誰かに気を使う事もなくゆっくりと入浴を済ませ、自身のテントに戻り就寝準備を始めようとした時机の上に白い紙が置かれているのを見つけた。
    こんな物置いていったか?と思い机の上に置かれた紙を見て思わず声を漏らす。
    「あっ...報告書...!!」
    先程煉獄に渡したはずの報告書が一枚だけ机の上に置かれたままになっていたのだ。
    悠長に入浴などしている場合ではなかったではないかと報告書を持ち来た道を戻る様に急いで煉獄の居るテントへと向かう。





    煉獄のいるテントの前まで辿りつくと辺りに漂う硝煙の臭いに混ざり嗅いだ事の無い匂いが炭治郎の鼻を刺激する。
    「なんだ?この匂い...」喉に絡みつくような、ドロリとした甘い匂い...炭治郎は眉をひそめる。
    匂いの正体が何なのか辺りを見回してみるもそれらしき物は見当たらず、嗅いだ事の無い匂いに警戒心を強めながら手に持っている報告書を早く渡さなければと中にいるであろう煉獄に声をかける。
    「煉獄大佐、夜分遅くに失礼致します。
    今、お時間よろしいでしょうか?」
    テントの外から声をかけるも、灯りも漏れており気配もするのだが返事がない。
    中からは煉獄の匂いもする為居るのは分かっているのだが、寝ている可能性も高いと思い失礼を承知でテントを開け中を覗き見る。
    「...竈門です、失礼致します。...煉獄大佐、
    おやすみ中でしょうか?」
    中を覗くとこちらに背を向け椅子に座っている煉獄の姿が目に映る。
    しかしこちらの呼びかけに反応を示す気配がない為、そのままコツコツと軍靴を鳴らしながら煉獄に近づく。
    「あの、煉獄大佐。先程お渡しした報告書なんですがっ、...!」
    後ろ姿しか見えていなかった煉獄のすぐ近くまでやってきた炭治郎は話しかけていた口を止め、息を呑む。
    そこには椅子に座り己の性器を握り込み、息を荒げる煉獄の姿があった。
    炭治郎が近くまでやってきた事でようやく来訪者の存在を認識したかの様に煉獄は伏せていた瞼を上げ、炭治郎へと視線を向ける。
    「はっ、は...、竈門、少佐っ...、すまない、こちらに夢中で君に気づかなかった、、見苦しい姿を見せてしまったな...」
    煉獄は謝罪の言葉を述べ、握っていた性器から手を離し近くに置かれていた布巾で手を拭う。
    「いっ、いえ、あのっ...!申し訳ありませんでしたっ!!返事も聞かずに入室してしまい大変申し訳ありません!!直ちに失礼致します!!」
    顔を逸らし素早くお辞儀をすると持ってきたはずの報告書を渡す事なく逃げる様に立ち去ろうとする炭治郎に煉獄が静止の声をかける。
    「いや、待ってくれ。君はわざわざ報告書を持ってきてくれたのだろう?
    今すぐ確認するからその手に持っている報告書を俺に渡してくれないか?」
    濡れていた手を拭い、煉獄はまだ存在を主張している欲望をズボンの中へと仕舞い、チャックを上げ炭治郎に顔を向ける。
    「.......っ、し、承知、致しました。......先程お渡しした報告書の、渡し漏れがあったのでこちらも確認して頂きたく、お待ち致しました。」
    煉獄の姿を目にした時に思わず力を込めて握り締め、シワの寄ってしまった報告書を右手から両手で持ち直しお辞儀をしながら煉獄へと差し出す。
    「ああ、わざわざご苦労。すぐに確認してしまうからそこの椅子に座って待機していてくれないか?」
    煉獄が自分から少し離れた位置に置かれている椅子を指刺す。
    「......承知致しました。失礼致します。」 
    言われた通り指示に従い、なるべく煉獄の方を見ない様にして浅く椅子に腰掛ける。
    尊敬する上官の自慰行為を見てしまい、見てはいけない物を見た衝撃によりドクドクと心臓が脈を打つ。
    今すぐにでもこの場から逃げ出したい衝動に駆られながらも上官である煉獄の命令には逆らえず、報告書を渡し忘れた自分にも責任があると大人しく待機命令に従う。
    煉獄が報告書に目を通し終わるまで待たなければいけないのだが、その間じっと待ち続けるしかなく思考は必然とある事へと向いてしまう。
    先程テントの外から感じていた匂い...今ならどこから漂っていたのかがはっきりと分かる。
    膝の上で握られていた拳にギュッと力を込め、下げていた瞼を上げ煉獄へと視線を向ける。
    煉獄は何ともない様な顔をして渡された報告書に目を通しているが、先程テントの外から感じていた匂いは今もなお煉獄から漂ってきているのだ。
    体に纏わりついてくるようなドロドロとした甘く優れた果実の様な匂い...
    その匂いを間近で嗅ぎ続けているせいで心臓はいつもよりも早く脈打ち、それと同時に体温も上昇してくる。
    目線を逸らし続けていたはずなのに、今では煉獄のことをジッと見つめたまま。
    このままでは、いけない。匂いを、感じてはいけないと思っているはずなのに、ほてり始めている体は無意識の内に膝と膝を擦り合わせていた。





    「.......。ふむ。報告ご苦労だった、竈門少佐。
    待たせてしまってすまなかったな。渡された報告書が中途半端に終わっていたから渡し忘れがあるのではと気づいてはいたんだが、俺が出向く前に君に持ってこさせる羽目になってしまったな...夜更けまで付き合わせてしまってすまない。また明日に備えてゆっくり休んでくれ、ご苦労。」
    報告書を読み終え、顔を上げた煉獄は炭治郎の事を労いようやく退室の許可を出した。
    「いえ、元々は報告書の渡し漏れをしていた俺が悪いので...。夜分遅くまで時間を割いて頂きありがとうございました。」
    煉獄からの退室許可を聞き、立ち上がり謝罪の言葉を告げ一礼をした炭治郎がそれで立ち去るのかと思いきや目線を斜め下に下げたまままだ何か言いたげにしてその場から動こうとしない。
    そんな炭治郎に煉獄が声をかける。
    「...どうした?もう下がっても大丈夫だぞ?」
    煉獄からの声かけに何処かそわそわとした空気を漂わせ佇んでいた炭治郎は意を決した様に下げていた目線を煉獄へと向けゆっくりと言葉を発した。
    「あの...、俺が入室したせいで...その、煉獄大佐のっ、せっ、性欲の発散を邪魔してしまったので.......あのっ、謝りたくて。
    申し訳ありませんでした...!!」
    ガバッと勢いよく頭を下げ謝る炭治郎。
    その姿に煉獄は目を見開き、きょとんとした顔で炭治郎の事を見つめる。
    数秒の間、謝罪する炭治郎の事を見つめていたがその視線を炭治郎から自身の股間へと移し、未だズボンの中で鎮まる事なく存在を主張している己の欲望。
    報告書に目を通している間中感じていた視線の事を思い出す。
    そして引き結んでいた唇の端をゆっくりと上げ薄く笑った。
    「わざわざ自分から話を蒸し返すとは...」
    「えっ?」
    煉獄が何か呟いたがその言葉が聞き取れず下げていた頭を上げ煉獄の方を見る。
    「いや...俺の方こそ、見苦しい姿を見せてしまって本当にすまなかった。
    ...しかし、君がそこまで申し訳なく思っているというのであれば...
    俺のことを慰めてはくれないか?」




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