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    azisaitsumuri

    @azisaitsumuri

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    azisaitsumuri

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    あとしまつ観た感想よーりです。(え?)
    映画のネタバレが有るわけではございませんが、気になる方はまたいつかお会い出来るその時まで…ノシ

    時代モノって言うか、異世界。史実上の人類史がかなり早送りで発展してる世界観、たぶん。←
    がらてあちゃんがリの上司で出る。それから庭が傭の補佐的な立場として出る。たまには庭に悋気を起こすリなどを、と。(笑)←

    ##傭リ

     数年前。
     まだ銃火器が主流でなかった時代だ。
     戦場での戦いは白兵戦が物を言った。
     中でも刀と鉈の使い手が強かった。
     それがつい数年前のこと。されど数年前のこと。
     今は火薬の時代である。
     数年前、白兵の部隊に居た男は、これで自分もお役御免かと思ったが、隠密系の部隊に回された。
     男は姿を隠すことが得意であった。
     それなら確かに、武器が冷兵器から重兵器に変わろうと、幸か不幸か、男の居場所はまだ戦場にあると言うことだ。
     それどころか、男はその隠密技術により、白兵の頃より昇進してしまった。
     身の回りが便利な上等なものに成ったのは喜ぶべきことだが、戦場から離れた場所が、男にとっては不満だった。
     男は純粋に戦いを好むだけで無く、戦場にこだわる理由が有った。
     戦場は彼が姿を消した場所。
     男が見失ってしまった人物は、軍事任務中に、行方知れずとなったのだ。
     ステルスは自分の得意分野だと自他共に認識して居る男が、数年かけても、その人物は見つからなかった。
     そう、兵器が刃から銃に代わっても。
     男は、探し人が居る筈の戦場から離れることに成り、内心苛立って居た。昇進の話など、本当には蹴ってしまいたかった。しかしそれは、戦場どころか軍から追い出されることを意味する。正にお役御免だ。そんな本末転倒なこと、それこそ御免だった。
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    Replies from the creator

    azisaitsumuri

    CAN’T MAKE現パロ幼馴染よーり。付き合ってない。
    どこか戸惑ったような感情を醸し出した男が、けれどそのまま口を開いた。「おまえがすきです。」それにおれは多少驚きながら。「おまえそれ、言うつもり有ったんだ?」言うと男は、いえ、と。やはり戸惑った儘呟いた。当の本人の戸惑う通り、本当に言うつもりはなかったのかもしれない。しかしこいつは、たまに今迄とはなんの脈絡もない行動を突然取ったりする。それをおれはその度に、こいつに、こいつの中で何かあったんじゃないかと心配するものだが、当人にはなんの心当たりもなく、普段通りにも関わらず自分でもそれ迄は思いもしなかった行動を取っているらしい。それを自分自身で疑問視していないのが不思議な話だと思うのだが、本人がこれなので、おれもそういうものだと思うしかなかった。一先ず言いたいことを言ったのだろう男の言葉を受け取ったおれは、しかしどうすることも特になかった。すると男がうろ、とまた口を開く。「おまえ、今迄誰かとお付き合いしたことあります?」「おまえと以外に?」「いや、わたしとも付き合ったことないでしょう…」「そうだな。おまえが思ってるような付き合いで、おまえが知らないような付き合いはないよ。」そんな付き合いがあればおまえに言っている、と言外に言ったがしかし少し考えた様子の男は。「おまえ、せふれがすきなんですか。」「なんでそうなる。」違うよ。「そんなものも居ない。」呆れながら伝える。
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