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    azisaitsumuri

    @azisaitsumuri

    ぽいっ。

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    azisaitsumuri

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    家に[女連れ込む]タイプのリの養子傭(多分しょうがっこうに通って居る)がリの[女に逆レ未遂]されるよーり(?)悲惨さは多分あんまり無い。※モブキャラさんの様子がいつもと違ってサイテーです!(当社比)

    いやこんなん書けるか。←
    カッコの記号は、ふせったーの名残りです。(笑)

    ##傭リ

     物心ついた時から、家には自分の他に男と女が居る。
     但し女はころころ変わる。毎回かもしれない。あんまり違いが分からない。でも複数居ることもある。
     男は一人だ。
     それは変わらない、ずっと。
     その男が父親らしいから。
     学校から帰ると、大抵男は家に居る。ということは、誰か女も居るということだ。
     居ない時も有る。けれど鍵を持っている。
     食事は有ったり無かったり。料理が有る時は食べ慣れた手作りか、知らない味。コンビニ弁当の時も有るし、箱に入った菓子の時も有る。有る時は有る時で、その内容はばらばらという訳だ。無い時も無い時で、金の有る場所は知っているし、備蓄が有ればそれを食べたりもする。備蓄は自分で用意することもあるが、家に食べる物や金をちっとも見つけられなかったことは無い。
     不思議な家である。
     不思議な男である。
     いつも変な仮面を被っている。
     男はこちらが別室で食事を摂って居ると、ふらりと現れては、その場で手掴みし、適当に口に放り込むことも有るが、きちんと食事を摂っているところは見たことがない。いつ食べているんだ?と聞いたことがある。男はにやりと笑って、こちらの頭を大きな手でわしわしと掻き撫ぜただけだった。いつも男、というか女の目を忍ぶように風呂に入っているから、まだ洗っていなかった。男がこちらの髪に触れ、何故かそれが妙に気になった。
     ある日、家の扉が開かなかった。今男は家に居ないのだ。それはつまり女も居ないということなので、もう風呂に入って仕舞っても良いかもしれない。そう思いながら閉めようとした扉が。
     外から開いた。
    「ジャックいないの?」
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    Replies from the creator

    azisaitsumuri

    CAN’T MAKE現パロ幼馴染よーり。付き合ってない。
    どこか戸惑ったような感情を醸し出した男が、けれどそのまま口を開いた。「おまえがすきです。」それにおれは多少驚きながら。「おまえそれ、言うつもり有ったんだ?」言うと男は、いえ、と。やはり戸惑った儘呟いた。当の本人の戸惑う通り、本当に言うつもりはなかったのかもしれない。しかしこいつは、たまに今迄とはなんの脈絡もない行動を突然取ったりする。それをおれはその度に、こいつに、こいつの中で何かあったんじゃないかと心配するものだが、当人にはなんの心当たりもなく、普段通りにも関わらず自分でもそれ迄は思いもしなかった行動を取っているらしい。それを自分自身で疑問視していないのが不思議な話だと思うのだが、本人がこれなので、おれもそういうものだと思うしかなかった。一先ず言いたいことを言ったのだろう男の言葉を受け取ったおれは、しかしどうすることも特になかった。すると男がうろ、とまた口を開く。「おまえ、今迄誰かとお付き合いしたことあります?」「おまえと以外に?」「いや、わたしとも付き合ったことないでしょう…」「そうだな。おまえが思ってるような付き合いで、おまえが知らないような付き合いはないよ。」そんな付き合いがあればおまえに言っている、と言外に言ったがしかし少し考えた様子の男は。「おまえ、せふれがすきなんですか。」「なんでそうなる。」違うよ。「そんなものも居ない。」呆れながら伝える。
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