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    setsuna

    DONE3月9日開催
    🎍受Webオンリー「情炎道中」【展示作品】

    客なマイ×新造な武。
    身請けされるまでの話。

    「桜」の花言葉
    ・純潔
    ・精神愛
    『おまえは美人ではないし、器用でもないけれど、誰よりもまっすぐな子だ』

    『ここに、この世界に染まらずに生きていきな』

    ---そして、幸せになるんだよ。

    面倒を見てくれていた花魁はそう言っていた。そして、武道が見世に出る前に身請けされ、この世界を去って行った。その時の花魁は普段の着飾った美しさではなく、自然のように美しく、幸せそうな笑顔は武道にとって一生忘れることはないだろう。それ程に美しくあった。それこそが武道が目指すものだと感じていた。

    「タケミっち」
    「へっ・・・?」
    宴席に呼ばれ、客の相手をするのが主な遊女の仕事だ。“遊女”とはいうが、武道も面倒を見てくれていた花魁も男だった。この花街にはそういう趣向の人間たちが訪れては夢を見るのだ。武道もまた夢を見せる側になり、つい先日禿から新造へと上がった。つまり客を取ることができるということだ。普段は宴席にその他大勢の一人として呼ばれることが多い武道だったが、ただ一人だけは違う【佐野万次郎】、通称マイキーと呼ばれる青年だけは違う。武道が禿の頃、当時彼の面倒を見ていた花魁の客と共に来ていたが、武道が新造となり見世に出ると聞いてすぐに彼の客になった。
    6007

    akira_luce

    DONE七夕の時にあげた丹穹。

    星核の力を使い果たし機能を停止(眠りについた)した穹。そんな穹を救うために丹恒は数多の星に足を運び彼を救う方法を探した。
    しかしどれだけ経っても救う手立ては見つからない。時間の流れは残酷で、丹恒の記憶の中から少しづつ穹の声がこぼれ落ちていく。
    遂に穹の声が思い出せなくなった頃、ある星で条件が整った特別な日に願い事をすると願いが叶うという伝承を聞いた丹恒は、その星の人々から笹を譲り受け目覚めぬ穹の傍に飾ることにした。その日が来るまで短冊に願いを込めていく丹恒。
    そしてその日は来た。流星群とその星では百年ぶりの晴天の七夕。星々の逢瀬が叶う日。

    ───声が聞きたい。名前を呼んで欲しい。目覚めて欲しい。……叶うなら、また一緒に旅をしたい。

    ささやかな祈りのような願いを胸に秘めた丹恒の瞳から涙がこぼれ、穹の頬の落ちる。
    その時、穹の瞼が震えゆっくりと開かれていくのを丹恒は見た。
    一番星のように煌めく金色が丹恒を見つめると、丹恒の瞳から涙が溢れる。
    それは悲しみからではなく大切な人に再び逢えたことへの喜びの涙だった。
    「丹恒」と名前を呼ぶ声が心に染み込んでいく。温かく、懐かしく、愛おしい声…。


    ずっと聞こえなかった記憶の中の声も、今は鮮明に聴こえる。
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