おきつね双子のお話金・銀は産まれてすぐ、
捨て子養子として出された。
産まれた時代に、
双子は不吉と言われていたため別々にされた。
金は普通の養父母に引き取られた。
銀は養父母?に奴隷として扱われていた。
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金は幸せな家庭で平和に暮らしていた。
何も不自由のない生活だった。
ある日、住んでいた家が火に包まれた。
その時に火傷を負った場所が運悪く目だったため、失明。
家は全焼、養父母の事も何も分からないまま、
1人たださ迷っていた。
ある日、路地裏に青白く光る花が咲いていた。
その花はとても美しく、
吸い込まれてしまいそうな程。
金はその花を手に取った。
なんだか弟に会えそうな気がしたから。
なにも食べられず意識が朦朧とする中、
産まれてすぐの記憶があった金は
「弟に会いたい。」 と願った。
瀕死状態のところを狐白に救われる。
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銀は義父母?に殴られたり蹴られたりしないよう、
頑張って身の回りの事をしていた。
ある日酔って帰ってきた養父に
空の酒瓶を投げつけられ、
割れた破片が目に入り失明してしまった。
使い物にならない、と捨てられた銀は1人彷徨い、瀕死状態になった。
ある日、路地裏に青白く光る花が咲いていた。
その花はとても美しく、
吸い込まれてしまいそうな程。
銀はその花を手に取った。
なんだか願いを叶えてくれそうな気がしたから。
意識が朦朧とする中、産まれてすぐの記憶があった銀は
「兄様に会いたい。」と願った。
瀕死状態のところを狐白に救われる。
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救われたその後の話は…またいつか。