のりたまが幼稚園に来る話夢ノ咲学院付属の幼稚園のお誕生日会に招待された俺たちは、子どもたちと楽しめる事を翠くん、忍くんと話し合った結果、子どもたちと一緒に誕生日の歌を歌うことになった。
年少、年中、年長組と3度歌った俺たちは、最後の年長組のクラスで先生から「良かったらヒーローショウまでの間子どもたちと遊んで頂けませんか?」と提案を受け、ヒーローショウまでの時間もあったのですぐに承諾した。そして、俺たちは子どもたちとの交流ということで、クラス内の至る所におもちゃを出して遊ぶ子どもたちの中に入って一緒に遊ぶことになった。
3人はそれぞれの場所で子どもたちと遊んでいた。
俺は玩具の線路が入ったカゴをせっせと運んでいた男の子2人に声をかけられ、部屋の中央辺りの地べたに腰を下ろして線路を一枚ずつ手に取って並べ始めていた。
4029