「湯草だけじゃ勿体ないKtmr Kzk過去作巡りの旅」＃１「天国と地獄～サイコな2人～」天国と地獄～サイコな2人～

記念すべき第一回は、私が北村一輝さんに沼落ちするキッカケとなった作品にしてみました。

高橋一生さんと綾瀬はるかさんがダブル主演のドラマ。で、刑事ドラマというよりはミステリー仕立てのエンターテインメント。もちろん刑事が主人公の刑事ドラマでは有りますが、今までの刑事ドラマとは一線を画す（かくす）雰囲気ですね。

たとえば一話、一話、殺人事件が発生して多くの刑事達が活躍し、事件解決して一話が終わると言う感じの一話完結式ではない。ひとつの殺人事件を発端に同一犯と思われる連続殺人事件が起こり、それを一話から最終話まで追い続けるドラマ。

私的には綾瀬はるかさん演じる捜査一課に抜擢された女性刑事の成長物語だと思いました。望月彩子刑事は第一話そうそう凝り固まった正義感と虚栄心が剥き出し。
北村一輝さん演じる河原主任（河原三雄）に注意されてもセクハラ、パワハラと文句ばかり。（まあ、確かにそうなんですけどね）

でも事件を追う中、容疑者である高橋一生さん演じるベンチャー企業の代表取締役社長と心（魂）と身体が入れ替わってしまうという信じがたい超常現象に見舞われ、日高を疑いながらも徐々に変わっていきます。

一番はそこが見せ場のドラマなんだなと思いました。で、北村さんは敵役（かたきやく）。メタい話ですが、そういう役回りなので望月に対して、やけに突っかかりますよね。もう、これでもかって言うくらい目の敵（かたき）にします。

でも私的には望月が忌み嫌い批判し責め立てるほど悪い刑事だとは思わなかったです。ひいき目が全く無いと言えば嘘かもですが、でも毛嫌いするほど悪い人間じゃないと思いますね。現に幅は河原主任に従ってるわけですから。

第一話で、すぐ分かるんですけど。まあ、そりゃあ確かに綾瀬さんを可愛いと応援してたら河原主任は悪どいセクハラおやじにしか見えないでしょうね。
やり口が昭和かたぎで少々古臭い行動をする人間なだけで間違ってるとは思わなかったです。
まあ、中身と外見が入れ替わった（姿が望月で中身が日高）の策にハマって過剰に固執しマズいことはなりましたが、基本は第一話で本人が言うように事件解決のためなら自分が汚れても構わないという昔かたぎの刑事。
でも、それだけで、それ以外はドラマ内では何も語られてないんですよね。

とにかく日高と望月を追うドラマ日高と望月が中心に居て、それを周りがサポートに徹する感じのドラマなので何ひとつ刑事達のプライバシーが語られることは無かったですね。

そこが二次創作の宝庫というより、考察と妄想と捏造をしないと何も無いわ～このドラマと思ったりしましたね。現に支部の界隈でも二次創作が日望・日彩（日高＆望月ＣＰ）しか存在して無いんじゃないの？っていうくらい他の登場人物をえがいた作品が、ごくわずかしか無かったです。
それで自分、幅河というか、主任と幅刑事の話は、かなり頑張ったんですよね。

もちろん凄く面白かったです。よく出来たエンターテインメントだと思いました。番宣でスイッチ・エンターテインメントと称するだけの素晴らしいドラマでした。
でも純粋に刑事ドラマかと言われると違う気がします。まあ刑事が登場するミステリー仕立てのヒューマンドラマっていうのが一番合ってると私は思いましたね。


私が感じたKAZUKIポイント
一話と七話と最終話が断然！！北村さんファンが喜ぶ♡嬉しいシーンが有ると思います。
六話と七話と八話あたりが幅河ポイントが高いなと私は感じました。
どんなシーンだったか？ということを書くとネタバレに値するか？否か？の判断が付かないので、今回は書かずにおきます。
（次回、そういったもの知りたいという方いらしたら遠慮なく仰って下さいね）

私、個人的にはネタバレOKな人間なんですよね。ネタバレして安心安全で観れるのがラクちんなので（怖いシーン・バッドエンドがNGな私なので）私自身、どこまで書いたらネタバレになるか？ならないか？の判断に際し、非常に疎いです。ガチで馬鹿です。

アンケートでネタバレNGの方が多かったので……というよりは一人でもダメな方いらしたらネタバレしないように書かないと……と自分では気を付けながら書いたつもりです。

でも感覚は人それぞれ。十人十色、千差万別ですよね。
第一回目の今回の書きようで、ダメだよ、ネタバレだよと感じた方は遠慮なく仰って下さいね。ドラマ内容の情報に関し、ここまでは知りたいけど、こういうのは書かないでとかご要望ありましたら、是非お寄せ下さい。

続けてゆくからには、よりよく、皆様に少しでも楽しんで頂きたいと思っておりますので。