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    「湯草だけじゃ勿体ないKtmr Kzk過去作巡りの旅」
    Ktmr Kzkさん過去作を私なりの独断と偏見に満ちた観た感想コメントで紹介させて頂きます。
    第三回は「ホワイト・ラボ 警視庁特別科学捜査班」です

    「湯草だけじゃ勿体ないKtmr Kzk過去作巡りの旅」#3「ホワイト・ラボ 警視庁特別科学捜査班」今回は「ホワイト・ラボ 警視庁特別科学捜査班」を取り上げます。

    以前、界隈の神絵師様が一ノ瀬を描いて下さって凄い可愛かったので、そうだ!白研(←支部でのタグ愛称です)にしようと思いました。

    このドラマの放映時間帯……実は大昔(若い方は知らないと思いますが)水戸黄門という時代劇が十年も二十年も続いていた当時ナショナル……松下電器(現パナソニック)が一社専属スポンサーだったTBS月曜日、夜8時台の時代劇枠だったんです。

    長年ずっと親しまれ続けた水戸黄門でしたが勧善懲悪でマンネリ化しているとか言われ始めてた頃で時代劇離れとともに時代劇を終わらせ現代劇の枠としよう!と始まった記念すべき第一号作品が「ホワイト・ラボ 警視庁特別科学捜査班」です。

    今もそうですが、おそらく昔からも北村さんは新しいことに挑戦する方ですから、あえてオファーをお受けになったのかなとファン的には思いましたね。
    ほらZIP朝ドラマ(ZIP内の毎日やる帯ドラマ)も初めての作品「サヨウナラのその前に」とかも新しい挑戦だからと仰ってましたので
    すっかり、その次の錦鯉の方が有名になっちゃいましたが、北村さん達のドラマが初ですから!!←ここ強調

    だいぶ話が逸れましたが、そんな感じで当時、時代劇から現代劇へと始まった「ホワイト・ラボ 警視庁特別科学捜査班」
    主演は勿論、北村一輝さん。主人公の一ノ瀬聡士役です。捜査班のメンバーは他に谷原章介さん演じる本田真幸。宮迫博之さん演じる奥貫徹。Hey!Sey!JUMPの薮宏太くん演じる山根武彦。和久井映見さん演じる神山恵子。

    その神山恵子が女性ながら大杉連さん演じる刑事部部長、黒田敬から直々に新組織、警視庁特別科学捜査班の班長を命じられたというのがドラマの始まりで……本田は公安部から、奥貫は鑑識課から、山根はサイバー犯罪対策課から、それぞれ刑事部長である黒田から辞令を受け集まった精鋭って感じです。

    肝心の一ノ瀬はというと、東工大を卒業後、アメリカの大学院で研究員をしていたという元科学者。が、黒田の肝入りで警視庁に入ったという異例の経歴の持ち主で黒田と何らかの関係が有り、初っ端から謎の多い人物として描かれています。

    なんせ一話そうそう元公安の本田が一ノ瀬に興味を持ち、後輩の公安に一ノ瀬を調べさせましたが……謎だらけって感じでしたから。
    (あまり詳しくはネタバレに繋がるので書けませんが)
    建前上は新しく組織された捜査権の有る科学捜査班って感じです。
    あ、実際に本物の科捜研(科学捜査研究所)の研究員って正式な警察官ではなく公務員の一般職の研究職員なんですよね。

    まあ科捜研の女はフィクションの刑事ドラマですから、そこは格好良く捜査に加わらないと話つまんないですからね。

    このホワイト・ラボは、そういった現実の科捜研には捜査権が無いというのを大前提に新しく黒田刑事部長が組織した捜査権の有る科学捜査班というわけなんですよ。(なので実際には実在しない組織です)

    で、どうして黒田刑事部長が新たに捜査権の有る科学捜査班を組織したかっていうのが、一ノ瀬の謎に関わる重要な意味が有りまして、まあ、一ノ瀬自身が抱える問題と黒田刑事部長が過去に遺恨を持つ案件とが密接に関わってまして。その案件が有ったからこそ新しい組織が必要だろうと感じた黒田刑事部長と一ノ瀬が知りたい過去の真実を探るためという、互いの利害一致が有ったので一ノ瀬は警視庁に来たという感じです。

    それで、このドラマはヒューマン系の刑事ドラマでガチで泣けちゃうお話も有ります。そこはコミカルな中にも人間ドラマを描いてるATARUを彷彿とさせますね。

    そうそう、ホワイト・ラボはドラマの番組公式サイトが当時のまま簡略化されることなく綺麗に現存するので、こちらを見るとバッチリとドラマを観た気分になれます。
    もしも、これからDVDを借りて観ようと思ってる方にはネタバレの嵐になるかもですけど……

    一応、ドラマ公式サイトのURLはこちら→https://www.tbs.co.jp/white-lab/
    ポイピクは無断転載が出来ないようにコピペの選択反転が出来ないようになってます。
    なのでURLを見て打ち込むより、番組名で検索した方が直ぐに出てくるかと思います。


    一話、早々、捜査班のメンバーが一癖も二癖もある連中ばかりで、おそらく一番平凡で普通なのは班長の神山だと思います。その神山視点でメンバーの一人一人が紹介される感じの物語の始まり方で、これが結構、最初っから笑えます。
    神山がえ?え?私には無理!!って思うくらい各分野におけるエキスパートな変人ばかりの集まりで。そこは同情しますね。

    そもそも班長に任命された神山は捜査一課の刑事だったんです。黒田刑事部長から班長になれる…という言葉に釣られて特別科学捜査班に来たわけですが、元同僚の捜査一課の刑事達に事件現場で再会し、凄い馬鹿にされたりします。

    その元同僚の刑事がデビット伊東さん演じる岸部永一たぶん神山と同じ警部補?だったような。私、昔から割とデビット伊東さん好きなんですよ。強面なのに素は優しくて可愛らしい方なんですよね。

    昔、地元局の近場を歩いて紹介する番組が有って、その時のデビットさんホント優しくてユーモラスで…強面だから怖いだろうって思われちゃうの北村さんと一緒かもとか思ったり。

    そのデビットさん演じる岸部刑事が毎回、神山班長に走り書きのメモを渡して、キーッって神山がメモを握りつぶすのが一連のルーティンみたいに定番のクスッと笑えるシーンでした。

    そうそう、北村さん演じる一ノ瀬の風貌が、髪がボワンと上に膨らんでて、ちょっと風変わりな科学者アインシュタインを彷彿する感じ。いつも決まって横縞のボーダーシャツを白衣の下に着ていて、いつもニコニコ笑顔でサラリと人を煙に巻く。

    そう、その笑顔が曲者なんですよね。ずっとニコニコしてるから内心が読めない。読まれないようにしてる感じ?愛想が良いくせに本当の自分には触れさせない壁が有る。そんな感じでしたかね。だから湯川とは違ったタイプの科学者でした。

    あ、言うの忘れてました。一話、一ノ瀬の回想でチラリと出てくる女性。思い出の彼女?的な感じに見えなくもないでしが、同じ研究室の仲間ですけどね。それが矢田亜希子さんなんですよ。そうです!前回の逃亡弁護士で検事と事務官という関係で共演されてる矢田亜希子さんがチラリと登場します。その女性がまだ謎な登場のしかたするので伏線を引っ張ってくのか?という感じになってます。

    とにかく共演者の方の関係で、どうも再放送が難しいですよね。
    自宅からの最寄り駅のTSUTAYAにはレンタルに無かったので、TSUTAYAディスカスで宅配レンタルして観ました。

    私にとって凄いツボな大好物な刑事ドラマですね。本放送当時は大好きだった水戸黄門が長い歴史を閉じ、その後すぐの現代ドラマだったので、時代劇枠を取られた感が有り、観てなかったんですよね。
    ホントどうしてその時に観てなかったんだろうって今でも泣きたくなりますね。もし観てたら北村さんに、その時からハマっていたかもしれない。そうしたら当時のバラエティだって沢山観れたのにと今でも思います。

    今はITネット社会なので、インターネット上で過去の観られないはずの動画が上がってることも有りますがね。で、あまりにも気に入ってしまって、どうしても特典映像が観たくて中古で購入してしまいました。
    そんな勢いになってしまうほど北村さんがいっぱいの超美味しい刑事ドラマです。


    私が感じたKAZUKIポイント
    とにかく一ノ瀬が飄々としてて明るくて可愛いです。悪いことに全く染まってない嘘がつけない純朴な少年のようなイメージ。大人に有りがちな小狡さも誤魔化しも知らない純真無垢な感じなので、経験値豊富な大人からするとズレてる感じがします。そこがキュンキュンなんですよね。

    一話で一ノ瀬がいう言葉が一ノ瀬自身の根幹とも言えます「科学は希望であるべきです」一話の中で本当に切ないくらい哀しい真に迫る切実な言葉なんです。
    きっと湯川がこの言葉を聞いたら大いに同意してくれることでしょう。

    もう一つ「すべての事象は繋がっています」という言葉も好きです。何がどこで繋がっているか別の視点で見れば実は……ってことが捜査の上で有るわけで、通り一遍ではなく、さまざまな着眼点から物事をとらえようとする科学者らしい言葉ですし、因果応報という観点からも過去が全て未来へ繋がっている。そういう意味合いも有るので、じぃーんとしましたね。ホントに心に刺さる一ノ瀬の言葉でした。

    それから一ノ瀬は犬を飼ってます。猫じゃないんですよね。パブロフという名前の犬。そうあのパブロフの犬実験で有名な学者の名前から取ったんでしょうね。白いフレンチブルドッグなんです。

    で、撮影前にドラマ内で、どちらの犬を使うか?という判断を北村さんが監督さんから、どっちの犬が良い?と訊ねられ、その時、パグとフレンチブルドックの二匹が居て、北村さんは迷わずデカい方と仰ったそうです。ブサイクで可愛いからと選んだらしいです。その犬とのシーンそれほど多くもないですが、思いのほか存在感のある犬で、それも見どころだと思います。

    とにかく湯川先生じゃないですけど、科学者らしく突拍子もないことをいきなりホントに突然するので、周り、特に班長の神山や捜査一課の岸部刑事が唖然としたり振り回されたりするのも楽しいです。

    二話で岸部刑事へのお返しプレゼントも一ノ瀬らしくて可愛いんです。
    (何かはネタバレになるので書きませんが、貰った岸部刑事の反応も良きです)

    それから、ここでは理由を書かずにおきますが、とにかく5話が超おすすめです。やたらと可愛い過ぎる北村さんが沢山沢山拝めます。
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