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    Madeko.

    @akaikiseki

    マデ子。の絵を色々投げるとこ。
    最近は自作シナリオの落書きやSSを投げてます。
    エアスケブ?も始めました。

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    Madeko.

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    これは神栖宅の創作刀剣男士の設定メモ。

    ▼神栖宅における創作刀剣男士「近代刀」について◆「近代刀」について※世界観設定※
    「近代刀」とは、大体西暦2000年~西暦2205年現在に至るまでに制作された刀のこと。
    (リアルの呼び方をすると、2023年時点で「現代刀」と呼ばれている刀剣類)

    2000年より前に制作された刀剣類も近代刀として分類するべきではないか、と昨今の政府会議で議論されているが、明確な分類の基準としては「2000年以降」とされている。
    (そのため1900年~1999年までに制作された刀剣類も人によっては近代刀として扱う場合もあるが、基本的には戦後以降は大体近代刀とされている)

    近代刀の特徴として、「決して日本刀などの美術品だけとは限らない」という点がある。
    戦後の刀剣類はGHQの方針で武器としての制作を禁じられ、当時の刀工たちなどの働きによって「美術品」としてなら再び刀剣を打つことを許された。
    その後、国の生活変化に合わせて刀工たちは包丁、ナイフ、やすりなど、日用品としての刃物類の制作を行って生計を立てる時代が到来した。

    2205年において、「100年経った刀剣及び刃物類」は「付喪神として目覚めていれば、理論上は刀剣男士として顕現可能」とされている。
    長引く歴史修正主義者との争いで「戦力拡充」を計画した政府高官のとある一派は、この「鍛刀から100年以上経過している近代刀を刀剣男士化」を提起。
    現在、試験的に85振りの近代刀で顕現実験を行ったが、無事に顕現したのがその内24振り。実際に他の刀剣男士と同じ任務をこなせる近代刀は現在は研修中の3振りのみとなる。
    顕現したが刀剣・刃物類時代に戦闘経験などがないゆえに戦闘行為を行えない刀剣男士が殆どのため、現在、近代刀での戦力増強計画は低迷中。
    唯一、戦闘行為を行える3振りは「近代刀の刀剣男士化計画」を企画した政府一派が纏める政府部隊の「第一部隊(刀剣男士のみで構成されている部隊)」へ研修生として配属されている。

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    ◆近代刀の紹介

    ▷脇差「木葉断(このはたち)」 刀派:九十九刀(つくもとう)
    身長:171cm
    近代刀の脇差。鍛刀されてから約103年ほど。制作者は「九十九 秀達」と名乗っていた人物

    「九十九 秀達」は「99振り目に打った刀こそ、真の神になる」と狂信していたようで、98振りまで多くの刀剣類を制作したが、99振り目に近づくになるにつれ、法律を破るような制作方法などを行うようになり、当時(西暦2100年前後)の司法組織に監視されていた。
    それでも制作を続けた彼を止めるため、「九十九 秀達」と交際していた女性が司法組織へ通報。共に彼の工房へ向かうが、彼の姿はなく、98振りが飾られる中、窓際に飾られていたのが99振り目となった脇差「木葉断」であった。なお、その後の捜査でも結局「九十九 秀達」が見つかることはなかった。

    彼の名前の由来は、発見された際に窓から入り込んできた枯れ葉が刃に当たるだけで真っ二つに切ってしまい、その切断された木葉が刀の周りに大量に落ちていたことから名付けられた。斬って間もない木葉は色鮮やかな橙色をしていたが、斬られて時間が経った木葉は黒く朽ちて広がっていたため、まるで血だまりの中に置かれているようだった、と当時の司法組織の捜査記録には残されている。
    また、「九十九 秀達」が制作した刀剣の中で唯一、秀達の銘が刻まれている。
    兄刀(けいとう)たちには銘がない無銘刀ばかりである。
    その後、司法組織が木葉断を含め廃棄されようとしたところを、秀達の交際相手の女性と地元の美術館がすべて安全管理する、と契約の下、99振りを引き取る。

    引取後、美術館で展示されることがあったが、兄刀たちは同じ場所・同じケースでかためて展示される中、九十九刀の中で唯一の銘入り、秀達の悲願だった99振り目の刀ともあって、1振りだけで展示されることが多かった。
    それ以外にも、木葉断のみ他道府県の博物館・美術館などの展示会へ出展されることもあり、九十九刀の中でも経験が豊富とされ「近代刀の刀剣男士化」で候補として挙がり、無事顕現。また名だたる古い時代の刀剣と共に展示される機会もあったためか、戦闘についても戸惑いながらも吸収力、実戦力は優秀。
    但し、長年「美術品」として存在していたため、周りの戦闘経験が豊富な先輩刀剣男士たちよりも自身が劣って当然といった自己肯定力の低さが課題となっている。

    第一部隊では山姥切長義が教育担当。彼を始め、近代刀以外の第一部隊刀剣男士たちを「先輩」と敬称を付けて呼んでいる。他の審神者たちが基本的に山姥切長義のことを「長義」と呼ぶ中、彼は最初に出会った「山姥切」のためか、「山姥切先輩」と呼んでいる。
    (山姥切国広は「国広の山姥切さん」と呼ぶ)

    見た目は近代刀らしい2000~2100年代のスタイルの青年。
    服装は山姥切長義に憧れてなのか、彼に似通ったスタイル。ただ内番など雑用を行う際は前髪が邪魔になるようで、カチューシャで上げている。
    軽装姿では、着物は着慣れないようで、洋服と合わせた和洋折衷コーデスタイル。

    また、刀剣男士では珍しい左利き。これは秀達が左利きだったとされている為では?と推測されている。
    好きなものはしょっぱくて甘いビスケット、嫌いなものは独りぼっちになること。

    【資料を確認した政府所属の審神者より追記】
    >木葉断は本当に九十九振り目か?俺からすりゃ、一回の鍛刀でちゃんとした刀へ仕上げられる刀匠ってなら、そいつは歴史の教科書に載って良いレベルだと思うぜ?
    鋼の入れる量を間違えない、火の強さを誤らない、叩く回数、叩く強さ、水に入れるタイミング。それら一つでも間違えたら刀として生まれる前に壊れてただの鉄屑になっちまう。
     木葉断は本当に九十九振り目なのか?それまでに失敗し刀になり損ねた物があるなら、そんなの、とっくの昔に越えちまってんじゃねえか?
    だからコイツに「九十九振り目だから」って威圧を掛ける奴がいたら俺は否定してやる。

    >清洲より追記
    藤乃宮様
    できれば木葉断にはそれを言わないであげてくださいね。
    彼はそれを誇りに思っていますから。

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    ▷短刀(ナイフ)「蘭吉(らんきち)」
    身長:142cm
    近代刀で短刀として扱われているが、実際は2005年頃に制作された「果物ナイフ」。
    制作者は「加藤 蘭吉」という人物で、基本的に自身が制作した刃物類すべてに「蘭吉」という銘を刻んでいた。

    元々刀鍛冶をしていた工房が戦後、包丁や爪切りなど家庭で使用する日用品刃物を制作していた中の一つ。一つ一つ刀工が制作しているため「蘭吉」と銘が刻まれた果物ナイフは他にも多くあったとされるが、彼はとある夫婦が購入していった物。

    購入されてから数年後、夫婦の息子が蘭吉の果物ナイフを使って自身を虐めていた男子生徒3名を殺害、止めに入った教師や生徒2名に大怪我を負わせる事件が発生。
    警察へ連行されるところを凶器として使用された蘭吉の果物ナイフを強奪し、逃走。
    その後、とある骨董品屋に「これは名のある刀工が作った果物ナイフ」と息子がメモ書きと共にナイフを置いていく。息子はその後近くの崖から投身自殺をしている。

    当時の骨董品店の店主はそのナイフが近所で自殺した殺人事件を起こした少年の物だろうと気づきつつも、かつて自身の息子も学校での虐めにより自殺していたため同情し、妻にも親族にも黙って「常連から買い取ってきた品」として売り物にせず、家宝として代々所持してきた。

    「近代刀の刀剣男士化」の計画の際、現在の骨董品店の店主や家族から「夜中になると走る音や子供の笑い声がナイフの保管場所から聞こえてくる」と情報提供があったことにより政府が引取り、顕現化に成功する。現在は研修として「第一部隊」に所属。

    教育担当は「水心子正秀」「源清麿」。
    ただ、あまりにも自由な男士なので現在の教育方針は「彼のペースに合わせること」にしている(元・主の影響であまり強制的な指導は悪影響を及ぼす可能性があるため)。
    全員のことは先輩後輩関係なく呼び捨て。刀匠名で呼ぶかどうかは呼びやすい方で呼ぶ。
    しかし名前がややこしい男士の場合、妙なあだ名で呼ぶこともあり。相手が嫌がれば「じゃあどんな呼び方をすれば良い?」と訊いている。

    果物ナイフによる顕現なので、短刀刀剣男士よりも小柄。
    長い髪を乱雑にポニーテールにして纏めている。栗色の髪。
    甲冑類を除けば半袖短パンの小学生のような格好。内番の際はタンクトップの上からオーバーウォールを着用。髪は木葉断によってお団子ヘアーで纏めている。
    軽装姿は果物柄の甚平の上に大きめのパーカーを羽織っている。

    殺人事件で使用された経緯があるためか、戦闘行為自体には近代刀の中でも一番抵抗がない。但し攻める戦いは苦手な模様。相手から攻撃された際の反撃はとても速い。
    また、元・主の影響か意地悪をする者と対面すると嫌悪する。
    本来は果物の皮などを剥いたりするのに使用するナイフなので果物のカットが得意。

    好きなものは果物、嫌いなものは意地悪をする奴。

    【資料を確認した政府所属の審神者より追記】
    >彼は現在、刀剣男士たちのみで構成された第一部隊では上手く溶け込めているようです。たまに肥前忠広にちょっかいを出して喧嘩をする報告はありますが、他の近代刀たちとの仲は良好です。また、新々刀の二振りからは鍛錬時は「良いこと」「悪いこと」の分別について無知のため、初見の相手と組ませるのは現状お勧めではないとのことです。
    しかし二振りが現在指導を行っている際、教えたことはきちんと覚えて守るため知識さえ培えば遠からずどの部隊・本丸へ配属されても問題ないと推測されます。
    現状の報告は以上となります。
    桃戸瀬

    >藤乃宮より追記
    その「遠からず」って言ったの、清麿じゃないか?
    アイツの感覚で考えたら簡単に百年見積もっての話とかの可能性があるから、そこは確認をちゃんと取っておいた方が良いぞ。

    >桃戸瀬より追記
    藤乃宮様に言われたので確認を源清麿に取ったら、確かにかなり長い年月で物事を見ていたようなので「人間の一生での感覚で迅速な指導を」と指示しました。
    全く。何が「え?もしかして急ぐのかい?」よ!私たちの一生が短いの自覚持ってよ!

    >清洲より追記
    桃戸瀬
    指示は了解しました。ただ愚痴など私情に関してはデータベースに書かないでくださいね。

    ****************************************

    ▷太刀「熊切(銘:大宝透水)」 
    身長:179cm 
    近代刀の太刀。鍛刀されてから約175年ほど。制作者は不明。しかし鍛刀時期に発足された「日本刀の歴史・手法等を保存、布教していく活動」を行っていた慈善団体のメンバーが打ったとされている。刀には「大宝透水」と銘が刻まれており、読み方は当時所持者だった男性が遺した日本刀所持許可書に「たいほうとうすい」と記されている。

    元・主であるこの男性は、秋頃にエサ不足で人里へ降りてくる野生の熊を追い払うために慈善団体より購入したものとされる。
    実際、男性はこの太刀を使って何度も熊を追い払ったり駆除をしている。そのため周囲から「熊切」と呼ばれていた。

    男性の行為に反対する団体も当時はいたらしいが、「それなら熊がエサに困らない森や山づくりに力を尽くせ」と一喝したと伝わる。男性自身も人里に降りてきてしまい人を襲ってしまった熊などは太刀を使い駆除をしたが、山に熊のエサとなる木の実が成る在来種の木の植林など、熊が再び山の中だけで暮らしていける環境作りにも尽力した。
    活動の甲斐があり、少なくとも男性が暮らしていた地域は熊の被害が年々減っていき、各地に同じ植林活動のキッカケを作ったとして彼は晩年、国から表彰されている。

    その後、男性が没した後も彼の一族が太刀を守り刀として大切に保管されていたが、約20年ほど前に維持する費用がないとして、近隣の博物館へ寄贈された。今回の計画でも真っ先に候補として名前が挙がり、顕現も無事に成す。ただ、穏やかではあるがマイペース過ぎることと、自然と熊のこと以外の知識が疎いため、「第一部隊」で研修刀として所属し、知識面による勉強を行っている。

    教育担当は「南海太郎朝尊」だが、彼が余計な知識を吹き込みかねないとして監視役として「肥前忠広」も付いている。
    実際、南海が言ったことをほぼ鵜呑みしようとするため、毎回肥前が止めている模様。

    山と熊に馴染みがあるためか、自然と熊を愛している性格。しかし当の熊からは怖がられて逃げられてしまうので悲しんでいる。
    髪はセミロングで暗い茶髪。左肩に流すように下の位置でまとめている。
    山での活動がしやすい格好をしており、また元・主が植林などにも尽力していた影響か、様々な道具を所持している。内番ではそれこそ山での作業をするようなつなぎ姿となる。
    軽装は着流しの上にロングコートを肩で羽織り、髪はまとめていない。

    戦闘行為自体は問題ないが、あまり深追いをしない慎重派。・・・というよりも「向こうにも向こうの都合がある」という元・主の思想の影響と思われる。歴史修正主義者との戦いは、もっと根本的な面をどうにかしなければ解決しないのではないか?と言うぐらい。
    但し、こちらに敵意を示してきたのなら容赦ない。
    ちなみに、名前は「熊切」でも「大宝透水」でもどちらで呼んでもらっても気にしない。

    好きなものは熊や自然、嫌いなものは問題を解決する気がないのに反対する者。

    【資料を確認した政府所属の審神者より追記】
    >マイペースでも良いと思うけどな、俺は。まあ、確かに遡行軍相手に話し合いで解決できるものでもなければ、政府側で歴史修正主義者と話し合いしたりとか出来るわけがないからな。あ、あと熊切の戦闘力に関しては俺からのお墨付きって言わせてもらう。っていうか何だろうな、ただの鍛錬だとやる気が入ってくれないんだが、こないだシチュエーションルームで「人里に降りてきてしまって人を襲ってしまった熊」っていう仮想空間で鍛錬させたら物凄い怪力で一瞬で斬り伏せていた。スイッチを入れてやれば大きな戦力になるぞ。

    >桃戸瀬より追記
    ちょっと藤乃宮様。もしかしてその時シチュエーションルームのシステム壊してないですか?先日、第二部隊の方で使おうと思ったら映像モードに移行しないって報告があって現在原因調査・修理中なんですけど。

    >清洲より追記
    藤乃宮様
    桃戸瀬の記述から丸一日経っておりますが、此方に返信もなければわたくしの方にもご報告がないようなのでこの通知を確認しましたら、至急執務室までその時の状況をご報告お願いいたします。
    桃戸瀬
    すみませんが、熊切を執務室へ連れてきてくださると助かります。また途中で藤乃宮様をお見かけした際は取り押さえをお願いします。

    >藤乃宮より追記
    さすがにアンタ相手に逃げねえよ

    >桃戸瀬より追記
    両方確保したので今から行きます。
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