「はいあーん」
「あー・・・」
暁人が肉野菜炒めを箸で摘み、俺の口に入れてくる。俺は渋々それを受け入れた。
「うめぇ、けどもっとガツンとしたものがなぁ・・・」
「そりゃあ残念、でもKKの健康のためなんだからさ、これくらいしないとね~。僕は偏食持ちを調きょ、じゃなくて躾し直すのは好きだしさぁ」
「今調教って言わなかったか?」
「あら?そんなこと僕が言ったかしらねぇ?僕はね、KKのことが好きなんだよ。だからKKの食生活はちゃんと管理しないと」
「へいへい、わーったよ」
「・・・ほんとKK大好き!愛してる!可愛い!抱きたい!襲いたい!!」
暁人が俺に抱きついて胸と股をまさぐってきた。
「やめろ、触るな!」
俺は暁人の頭を押しのけながら周囲を見ると、麻里が丁度部屋から出てきたところだった。
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