没プロット【時間軸が六章でなかったパターン】
「彼女の言う通り、ナツキくんはいつも通りやよ?どうしたん、ユリウス」
「ですが……私にはスバルの言っていることが、理解できないのですが…」
間を開けて
「つまりうちの騎士様だけナツキくんの言葉が理解できひんってことやな。ナツキくんはユリウスの言葉は理解しているって事でええんね?
んーー、エミリアさん。悪いんやけどうちの騎士様にすこーしだけナツキくん貸してくれへん?もしかしたら、うちの騎士様やのうてナツキくんに異常があるかもしれへんやろ?」
「ん、そうね!スバル、ユリウスについて行って。迷子になっちゃダメよ?ちゃんとおてて繋いでね?」
「俺、3歳児って思われてる?!!!絶対、手なんか握らないからね?!!!」
「アナスタシア様!私の事でアナスタシア様やエミリア様にご迷惑をかける訳には!!それに……」
「政敵に貸しを作るのはってこと?それはそうやけど、うちにとっては騎士様の異常は放っておけひん。もう相手に事情がバレている以上は、1日でも早く問題を解決した方がええ。もしかしたらナツキくん以外にも影響があるかもしれへんし。
それに……あのお人好しさんたちは貸し借りだなんて思ってへんみたいやしね…」
「ですが…」
「とにかく今は、優秀な国の治療師に見てもらってくることが先決や。これは命令やよ」
「──かしこまりました」
フェリスに相談。その場に居合わせるスバル。
「私にはスバルの言葉が今まで聞いたこともない国の言葉に聞こえる。いや、ごく稀に君が言っていた意味のわからない単語が含まれている気がするな」
(もしかして、ご都合翻訳がこいつにだけなくなってる?日本語に聞こえるのか?)
「ユリウスの体に異変があるわけでもスバルきゅんの体に異変があるわけでもにゃいの。なにかの呪いじゃにゃいし…本当に心あたりはにゃいの?とにかく体に変にゃところがにゃい以上、フェリちゃんもお手上げって感じ」
■ 規模が大きくなり収集がつかないのでボツ
他の陣営の立場を気にしているところはお気に入り
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【ユリウスが死なないパターン】
『ユリウスが俺の言葉を理解できなくなってから数日。俺たちは解決策を見出せないまま旅を続ける事に決めた』
[魔獣に襲われる、スバルをかばうユリウス]
「スバル!!!!!無事か?!」
『胸ぐらを掴み
「ふざっけんな!!!!お前が守るべきは俺なんかじゃなくてアナスタシアさんだろ!!!
お前に守られるなんてまっぴらゴメンだ!!!!
馬鹿にすんじゃねぇ!!!!」
「──っ!」
「翻訳はしないのよ。スバルの気持ちが分からないなら、お前はそれまでの男ということかしら」
「スバル、私は……」
「大丈夫なのかしら?スバル」
「あ、あぁ…ベア子、ありがとう……
急に大きい声出して悪かったな──けど、俺はあいつに守られれような情けない男にはなりたくないんだ」
「スバル…」
[震える手]
「大丈夫なのよ、スバル」
「へ……?あ…………っ
お…おれ…のせいで、あいつが死ぬかと思ったら……すげえ怖くて………」
[手を握り]
「みんな、ちゃんと生きてるかしら」
「あ、あぁ………
アイツの事、だいっっきらいだけど死んで…欲しくない…… いつもはムカつく事ばっか言ってくんのに、いざ言葉が通じなくなったらすげぇモヤモヤするし。なんだよコレ… 最近の俺、もうずっと… アイツの事で頭がいっぱいだ…」
「スバルならきっとちゃんと答えを出せるのよ」
「ベア子……」
「ま、まあ? ベティがアイツなんかに負けるはずがないのかしら! 勝者の余裕ってやつなのよ」
「おまえ、本当にかわいいな」
「いつものスバルらしく、ぜーんぶ拾ってきたら良いのかしら!」
[ぺちりと背中を叩く]
■正直こちらのパターンもめちゃくちゃ気に入ってる。スバベアラブ。ただこのままだとスくんがどこでユユへの想いを自覚するか分からなくなってボツ。