マツノクエストについての報告書アプリゲーム『おそ松さんのへそくりウォーズ〜ニートの攻防〜』にて、2016年4月18日に開催されたイベント『マツノクエスト〜天と地と愛と青春と喝采と追憶と選ばれしニート達』が始まり。

アプリスタートから3番目のイベントということで、イベントストーリーはまだまだ短め。
暇を持て余してネトゲを転々とする内、いつの間にかマツノクエストの世界に入り、出られなくなってしまった六人。仕方が無いので一攫千金を狙い、ついでにゲームから脱出するため魔王を倒しに冒険の旅に出ることに。
カラ松のイタイセリフを一松だけが理解し翻訳するという、一部界隈がざわめく展開もあった。ステージ名に『腐の隠れ里』がある。

『マツノクエスト〜天と地と愛と青春と喝采と追憶と選ばれしニート達』登場時の職業

「ルイ、今日はもう休め」
「え？」

二人きりの執務室で仕事に励んでいれば、不意に将校からそう声をかけられてルイは首を傾げた。いつも通りに書類の処理を手伝っていただけなのに、一体どうしたというのだろう。心底不思議そうな声を出したルイに、ツカサは短く息を吐いた。

「顔色が悪い。それに、誤魔化せているつもりか？……目が全然笑えていないぞ」

ツカサはその、本心を隠すように貼り付けられるルイの笑みが好きではなかった。まだ腹の探り合いばかりをしていた地下牢の頃を思い出してしまって、折角素直に気持ちを吐露出来るようになったのにと悔恨に塗れてしまう。
ルイの方はそれを無自覚に行っていたのか、自身の頬や口元に手を当て考え込んでいた。