[ハンドアウト]
HO1:A 国の政治的指導者
…わいぱさん
HO2:B 国の将軍
…トビウオさん
HO3:C 国の参謀総長
…のむさん
HO4:D 国の技術研究所所長
…たゃぬるをさん
[全員共通]
・士官学校時代の元同級生で友人同士
・実践訓練などで共に切磋琢磨
・同級生だけど飛び級や遅めの入学など何やかんやで年齢はバラバラかも
・学生時代以降それぞれ違う道を歩み、死刑囚として再開を果たす
・第三次世界大戦が勃発したのは13年前のこと
・学生時代の関係から抜け出せてない(?)
・士官学校のあった故郷のE国を戦争で失っており、それによってバラバラの道を歩むことになる
・士官学校での寮の部屋割りは年度ごとに変わっており、4人共それぞれ他の3人と同室になったことがある
E国について→4人の故郷。第三次世界大戦以前の戦争によりABCDの4国に分割された。現在はB国に当たる領土に士官学校がある
[HO1 /A国]
・戦時中協力関係にあったHO1とHO2は幼馴染みであり仲の良い友人関係だった
・士官学校時代、実践訓練は苦手だった
・HO2の父からの推薦や本人の努力の甲斐もあり士官学校へは特待生のような立ち位置で入学した。そのため集会で代表挨拶を請け負ったりもしていた
・家柄が優れているわけではないが人身掌握術に長けており、学生時代は成績優秀、素行優良のいわゆる優等生だった
・学生時代の4人の関係に執着しており、かつてのE国を取り戻すために第三次世界対戦を引き起こした
HO2→実技の才を認めているが、優等生である自分が敵わない相手として複雑な気持ちも抱いている。しかし、自分の足りない部分を補ってくれる存在でもあるため学生時代は相棒のように感じていた。
士官学校以前から交流のあったHO2の父の軍人像に強く感銘を受け、尊敬するように。HO2の父にもHO2にも敵わないと感じている。
しかし第三次世界大戦勃発以降はHO2には恨まれても仕方ない、戦争を引き起こした張本人である自分など隣に立つ資格は無いと感じている。
学生「……信頼、してるよ。相棒」
現代「戻れない……な。俺のせいだ」
HO3→HO2に複雑な感情を抱いていることに気付いている。得意科目も近いんじゃないかということで親近感を抱くと同時に、食えない奴だとも感じている
同族嫌悪のような感情を抱くと同時に、彼のHO2への感情に共感もしている。しかし第三次世界大戦に関して言えば、一番許せない相手だとも思っている
学生「いい友人。負けたくないな」
現代「許せないのは、お互い様だろ?」
HO4→彼が他の3人に対して抱く劣等感に気付いている。それを知った上でいざという時には利用して手中に置こうと思っていた。自分にはそれができてしまうから。彼に慕われていることには気付いていなかった。それはそれとして友人としては好意的に思っている
死刑囚となってからは、まだ自分を慕っていてくれるのか、HO4が自分から離れていくんじゃないかと不安な気持ちを抱いている
学生「友人であり……。いや、信頼できるよ」
現代「……なあ、お前だけは」
B国侵攻について→誰よりも近くでHO2を見ていたからこそ誰よりも彼の強さを理解していた。そのためB国の脅威が自国に牙を剥くのを恐れつつも、思い出の学び舎を壊す勇気は無くB国とは手を結びたいと考えた。しかし、不幸にも民衆はHO1に理想を、偶像を見出していた。書面だけの口約束など何の意味も持たない、B国がいつ裏切ってA国を支配下に置こうとするかも分からない。そうして、民衆に、政治に、自国に煽られ、己の才に首を絞められ、HO1はB国を滅ぼす手立てを進めることとなる
[HO2/B国]
・戦時中協力関係にあったHO2とHO1は幼馴染みであり仲の良い友人関係だった
・士官学校時代、実践訓練が得意だった
・学生時代は抱える闇などはなかった
・かつてのE国の要人の息子、上流階級
・故郷E国を失ったことに責任を感じており、それがHO2を今もなお前線で戦わせる理由となっている
・HO1と幼馴染み
・学生時代は3人のことを大切な友達だと思っていた
・育ちが良く、軍人である父の背を追いかけている
HO1→友達!!
HO3→友達!!彼の前線への憧れに疑問を感じている。優れた頭脳を持っているのに、何故自分と同じフィールドで戦おうとするのだろう?
HO4→友達!!
HO2の父について→人格者であり、E国の主要人物。代々軍人の家系で、HO2の父もそれに違わず優れた軍人である。HO2はそんな父の背中を見て育った。
[HO3/C国]
・学生時代から前線に出るタイプのHO2をいけすかなく思っていた。大戦中も自国を主戦場にされ諸々の損失を惜しみつつも、HO2(B国)に負けたくないという思いで戦争を3年長引かせる。こじらせ犬猿
・親の権力の恩恵でなんとなく生きていたが、士官学校で他の3人と出会い本気で打ち込むようになる。特にHO2のような前線で活躍するような将軍を目指していた
・学生時代は年相応に3人と遊ぶ時間が好きだった
・E国が陥落した戦争により傷を負い、十分に戦うことができなくなってしまう。結果闇堕ちする
・いわゆる前線で戦うことに特化したような軍人の家系に育ったため、HO3の才は家ではあまり認められることがなかった。彼が前線で戦うことに憧れを抱くのはそのためである
・その育ちのためか、自己肯定感が低い
・HO1→敵わない相手。尊敬している。隣に並んで戦いたいと思っていた
・HO2→自分の目指すところにいる、ジェラシー
・HO4→HO1を崇拝している姿を小馬鹿にしているが、人柄と熱意は尊敬している。自分にないところばかりなので、いろいろ刺激を受けている
[HO4/D国]
・学生時代は他の3人と分け隔てなく接していたが、内心学生ながらに頭角を現していた3人に強い劣等感を隠し持っていた
・その中でも特にカリスマ性を持つHO1のことを別格だと思い込み、ある種の崇拝にも似た感情を抱いていた
・必死に日々を生き、遂に見つけた自分の才能が兵器の開発だった。自身の発明した兵器が世界を蹂躙する様子に仄暗い喜びを感じている。
・そのことによって学生時代に感じていた劣等感を忘れかけていた頃にC国に技術を盗まれる
・上流階級の出身ではなく一般家庭で育つが、E国が分裂した際に家族と離れ離れになっている。現在も行方不明
・士官学生以前は家計の足しにするために働いていた。
・2歳年下の出来の良い弟がおり、HO4の劣等感のルーツはそこからもきている
・自分は兵器を作っているだけ。しかしその実はただの戦闘狂
HO1→士官学校の新入生代表挨拶で彼の勇姿を見て以降、崇拝に似た感情を抱く。絶対的な存在。自分がHO1の才を見出した第一人者なのだと思っている
それだけに、死刑囚となって監獄で再会したときはその姿に疑問を抱いた。何故彼がこんなところに?それはいたって自分勝手な崇拝と理想像だったのだ