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    mi0141ani

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    mi0141ani

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    原ぐだ♀(左ぐだ♀)が付き合うまでの流れを会話文で書きました。少し一→ぐだ♀要素あり。ぐだぐだサーヴァントが他にも何騎かいます。
    まだ新選組ジ・エンド終了前なので後から矛盾が出るかも

    #原ぐだ♀

    原ぐだ♀がくっつくまでの会話文絆レベル1〜3ボイスとか途中までは普通の距離感で接してきた為、特に警戒せずに接してたら絆5で激重感情ぶつけられてびっくり
    ぐだちゃんの自前の善性ゆえの思い切りの良さとかと新選組ジエンドでのまさかの同行許可で色々脳を焼かれた原田くん

    会って間もない絆レベル2くらいの時
    ぐだ「原田さん、原田くん、左之助さん、左之助くん……うーん」
    原田「何俺の名前連呼してんすか?」
    ぐだ「呼び方どうしようかなーって。君は何て呼ばれたい?」
    原田「別に、大将の好きなように。どう呼ばれてもちゃんと返事しますよ……あ、流石に奇天烈なものは無しで」
    ぐだ「あはは、わかってるよー。原田さんにしようかな」
    原田「了解っす」

    この間に新選組ジ・エンド
    原田「は? さっきまで敵だった俺を同行? 何考えてんだこの人……まあ、有り難いが」

    その後二人きりでのレイシフト事故
    ぐだ「カルデアとの通信、全然繋がらない」
    原田「一緒にレイシフトした筈の他のサーヴァントも見当たらないっすね」
    ぐだ「まあよくある事と言えばよくある事なんだけど。空中に放り出されるとかじゃない分まだマシ!」
    原田「レイシフトって怖いんすね……まあ、新参者の俺で頼りないかもしれませんが、サーヴァントとしてマスターの事は全力で守るんで安心してください」
    ぐだ「そんな事無い。ちゃんと頼りにしてるよ」
    原田「……あざっす」

    ・現地の子どもを助ける為に飛び出す→原田がギリギリで間に合う→原田が怒る
    ・他のサーヴァントと合流出来ないまま敵対サーヴァントに遭遇、なんとか勝利するが原田が重傷。カルデアからの魔力供給も微弱で血が止まらない
    ・重傷を負った原田を一晩中接触やら血で回復させ続けて、朝になって起きた原田に「良かったあ」と言って気絶
    呆気にとられる原田

    原田「……あんた、本当変わってますね。あんたみたいな即人を助けに走って、即庇おうとして、捨て身になれる奴は……命がいくつあっても足りませんよ。今までどうやってやってきたんだか」

    原田「まあ、そこは俺に任せてください。死損ね左之助の本領発揮です、あんたみたいな鉄砲玉止めて代わりに俺が体張りますよ。全部俺に任せてください、あんたの手となり足となります。だから、あんたは絶対に俺が死なせません。例え死にたいって言ったって、どんな手を使ってでも死なせません。……ずっと、ずーっと……ね」

    原田「(絆レベル5ボイス)」
    ぐだ「あの……原田さん……?」
    原田「はい、何ですか大将」
    ぐだ「えっと……いくら悪運が強いって言ってもその、私のせいで無理しないでね……?」
    原田「ソレは聞けないっすね。安心してください俺は死にませんよ。あんたを守り続けるって決めたんです」
    ぐだ「あ、ありがとう……?」

    絆レベル5以上
    原田「小耳に挟んだんすけど、斎藤さんの事『はじめちゃん』って呼んでるのマジっすか」
    ぐだ「え、どうしてそれを……『はじめちゃん』って呼ぶのは今は二人きりの時だけにしてるのに」
    原田「二人きり……」
    ぐだ「前はいつもそう呼んでたんだけど本人からストップかかって。皆の前では斎藤さんって呼ぶ事にしたんだ」
    原田「……何か特別感あって妬けますね」
    ぐだ「え、何どうしたの」
    原田「大将、俺の事は左之助くんって呼んでください。どうぞ公衆の面前で堂々と。そして二人きりの時は呼び捨てでお願いします」
    ぐだ「急に距離感が‼」
    原田「俺あんたが死ぬまでずっと一緒にいますからね、いつまでもさん付けのままじゃ距離あるでしょ。ほら早速呼んでください」
    ぐだ「え、えーと……左之助くん?」
    原田「大将、今は二人きりですよ」
    ぐだ「……さ、左之助……?」
    原田「(満足げな顔)」
    ぐだ「(どうすればいいか戸惑ってる顔)」

    一部始終目撃した沖田さん「うわあ、沖田さんもこれにはびっくりですよ……斎藤さんに知られたら新選組内で修羅場が」
    通りがかったはじめちゃん「あれ、沖田ちゃんそんな曲がり角で何こそこそと……」
    沖田「駄目です‼ 斎藤さんはここを通ってはいけません今すぐUターンしてください‼」
    斎藤「何で⁉」

    ちょっと経ってから
    ぐだ「原田さ……じゃなくて左之助くん」
    原田「はい、何すか大将。何でも任せてください」

    ぐだ「左之助くん、素材集まったから強化するよー」
    原田「どもっす。これでもっとあんたの役に立てますね」

    ぐだ「左之助くん、トドメ任せた!」
    原田「うす、了解です! 俺があんたの敵全部殺してやりますよ!」

    斎藤「………なあおい、なんか距離近いんじゃないのあの二人。前あんなじゃなかったでしょ。何なの僕のマスターちゃんにあんなにデレデレして」
    永倉「別にお前だけのじゃねーだろ」
    斎藤「というか原田ってあんな奴だったか? 普通の主従関係だったろ。僕の知らない間に何かあったとか……?」
    永倉「いや聞けよ」
    斎藤「なあ新八どう思うよ」
    永倉「とりあえずお前は俺の話を聞け」

     ◆

    謎のヒロインXからマスターが作ったカレーの話を聞いた原田さん「マスターの、手作りカレー……だと……⁉」

    原田「大将、俺だけの為にカレーを作ってくれませんか」
    ぐだ「急にどうしたの⁉」
    原田「大将手ずから作ったカレーを食べた人から話を聞きました。とんでもなく嫉妬しましたので俺にも作ってください」
    ぐだ「す、素直……いいけど、エミヤ達が作った方が美味しいと思うよ」
    原田「俺は、あんたのが食べたいんです」
    ぐだ「そ、そう。じゃあちょっと待ってて」
    原田「うす。でもただ待ってるだけじゃ申し訳ないんで手伝います」
    ぐだ「じゃあお皿とかお願いしようかな」
    原田「初めての共同作業ってやつっすね」
    ぐだ「言い方ぁ……」

     ◆

    斎藤「マスターちゃんを死なせないには百%同意なんだけどね僕も。原田お前本当にどうした?」
    原田「どうしたと言われても」
    斎藤「一人の人間にそこまで執着するタチじゃなかっただろ」
    原田「まあ俺も俺に驚いてる最中なんで……とにかくマスターは俺が死なせませんから。本人が死にたがっても罰を受けたがってもね。苦しみながらでも一緒に生きます」
    斎藤「それ! 今言った事!」
    原田「え、どれっすか」
    斎藤「苦しみながらって所だ。そこが俺は賛同出来ない。あの子は幸せにならないとでしょ……何もかもから連れ出してでも幸せにするんだよ、苦しめるなよ」
    原田「………斎藤さん重いっすね」
    斎藤「お前に言われたくない」
    原田「マスターに特別な呼び方してさせて親しげな仮面で装って独占欲丸出しじゃないっすか」
    斎藤「何だ自己紹介か?」
    原田「……」

    またまた目撃した沖田さん「新選組でマスターを巡って修羅場が!」
    一緒にいたノッブ「何じゃ弱小人斬りサークルってばまた内輪揉めで崩壊か? 懲りんの〜」
    沖田「うるさいですよノッブツッコミの三段突き‼」
    ノッブ「ぐええもう何度目かの魔王殺しー‼」

    原田「何すかアレ」
    斎藤「えーと……仲の良い二人のじゃれ合いだから気にしなくていい……筈」
    沖田「仲良くないですいつだって殺し合えますよ私達! ねえノッブ⁉ 何寝てんですかウェイクアップ!」
    ノッブ「そうじゃね今さっきわしの事殺しかけたからね死ね沖田‼」
    沖田「ノッブが死ね‼」

     ◆

    ノッブ「わし思うんだけどマスターってば誰か選んでも揉めちゃいそうじゃよね」
    沖田「パッと思いついただけでも十人以上に激重感情持たれてますからねー。へらへら斎藤さんとノーマークだった原田さん、どっち選んでも沖田さん的には新選組大勝利な訳ですがその後がですねー」
    原田「そういうのフル無視して俺がマスターと情を交わすのってありだと思いますか沖田先輩」
    ノッブ「どっから湧いてきたのじゃこの赤髪⁉」
    原田「追いかけてきました。あと無理矢理にでもマスターにはちゃんと同意を取りますよ」
    ノッブ「無理矢理とちゃんとが一緒に出てくることあるんだ」
    沖田「後輩のそんな赤裸々な面知りたくなかったのですが」
    原田「マスターと長い付き合いのある沖田先輩ならどう思うか気になりまして。斎藤さんみたいに最終的に自分の手から離れても幸せになって欲しいでも誰も選ばないままでいて欲しいとかじゃなくて、俺はマスターの一生の間ずっと一緒にいるのでそういう仲になりたいんですよ。力付くもいいですが、せっかくなら多少怖がられても心で繋がりたいです」
    ノッブ「何こやつ、ブレーキがあるようでない車か何か?」
    沖田「そこまでの覚悟が……わかりました、沖田さんも本気で考えましょう」
    ノッブ「沖田それでいいんか⁉」
    沖田「私もマスターの冥府の果てまでお付き合いしたいと思っている内の一人。原田さんにも同じ覚悟を感じました」
    ノッブ「こやつも激重の一人では?」
    沖田「行きますよ原田さん! マスターをどう落とすか作戦会議です!」
    原田「ハイっす、沖田先輩!」
    ノッブ「わしもう知らん……勝手にやっとれ……」

    出遅れたはじめちゃん「何か今とても不利な状態になった予感が……」
    隣にいた永倉「直感スキル持ってねーだろお前」

     ◆

    原田「大将、好みのタイプの男性っていらっしゃいますか」
    ぐだ「⁉ な、何急に?」
    原田「今俺の中で一番知りたい事なんですよ」
    ぐだ「えー……考えた事無かったなあ、男の人の好み……好みね……」
    原田「じゃあ例えを出すので答えてください」
    ぐだ「い、良いけどそんなに必死に聞く事……?」
    原田「平均より身長が高い男性はどうですか」
    ぐだ「身長は特に……」
    原田「筋肉質な男性は?」
    ぐだ「あ、筋肉質な人は好きだよ」
    原田「俺っすか」
    ぐだ「ん⁉」
    原田「年上と年下では?」
    ぐだ「え、さ、さっきの発言の意味は……と、年上、かな」
    原田「立場は自分より上か下では」
    ぐだ「え、ど、どちらでも」
    原田「……(何か自分に当てはまるものがないか考えてる)」
    ぐだ「あ、私を恋愛的な意味で好きで好きで仕方ない人とか、は多分好き。安心するし」
    原田「俺っすか」
    ぐだ「はい⁉ 待って原田さんさっきから何か聞き逃がせ無い部分が」
    原田「左之助、ですよ大将。今二人きりじゃないですか」
    ぐだ「あの、なんかいつもより距離近い、よ」
    原田「はい、意図してそうしてます」
    ぐだ「……、……」
    原田「……俺が好きな女性のタイプなんですが」
    ぐだ「え、ああうん。急に話題ひっくり返ったね」
    原田「普通の女の子なのに世界を背負って傷だらけになっても戦って、数多のサーヴァントのマスターとして何度も辛い思いをしても別の世界を滅ぼす事になっても折れずに、罪を受け入れて進み続ける、お人好しで優しくて、たかがサーヴァントに命をかけるそんな人が好きですよ」
    ぐだ「⁉ ……⁉⁉」
    原田「じゃあ俺、沖田先輩たちと手合わせの約束があるので失礼しますね」
    ぐだ「え⁉ ま、待って今の発言の説明責任果たして⁉」

    ぐだ「ちょ、ちょっと原田さ……左之助くんちょっと……!」

     ◆

    ぐだ「えっと、左之助く……左之助、ちょっと聞いて良いかな」
    原田「何でも聞いてください」
    ぐだ「……その、私の事どう思ってるの? 人として好きだって言ってくれたのは分かってるんだけど、それにしてはなんか……距離感が……あとこの間の……あっやっ勘違いだったらごめんね⁉ 思い上がりも甚だしいよね⁉」
    原田「落ち着いてくださいっす。言葉にするのはなかなか難しいですが……」
    ぐだ「う、うん」
    原田「大将この後用事とかあります? 多分長時間かかるので忙しいなら日を改めてもらったほうが」
    ぐだ「え」
    原田「でもそれはそれで申し訳ないっすね……頑張って簡潔にまとめてみます。ありきたりな言葉で大将と俺の関係を表すのは虫酸が走るのですが」
    ぐだ「う、うん」
    原田「俺の全てはあんたのものですし、あんたは俺の深い所まで既に踏み込んでいるんですよ。それを今更逃がしてやろうなんて微塵も思ってません。あんたが嫌だと言ってもずっと死ぬまで傍にいつづけます。でもその死すら俺はあんたに近づける気なんてありません。あんたが微笑みかける相手は全部俺であって欲しいし、泣き叫ぶ相手も怒る相手も全部全部俺であって欲しい。それを成す為なら文字通り俺は何でもやる。あんたの方からも俺を激しく求めて欲しいとも思ってるので、俺を受け入れて俺に全て委ねてください」
    ぐだ「(開いた口が塞がらない)」
    原田「俺自身ここまでのめり込むなんて想定外でしたよ。まさか、逃げたり避けたり拒絶したりなんてしませんよね? 俺をこんなにした責任とってくれますよね? チープな言葉ですが、俺は大将を腹の底から愛してますよ。……あ、良いっすね今の怯えた表情、うまそうです」
    ぐだ「……ごめん少し怖い。その、左之助がそんな事思ってたなんて、全然わかってなかったからびっくりして」
    原田「俺結構ストレートに伝えてたつもりなんですが」
    ぐだ「だ、だって最初の時とか私とあまり関わろうともしてなかったじゃない。長居するつもりもないって言ってた」
    原田「ああ、あの時はまだ大将をはかりかねてて。まさかここまでの付き合いになるとは。……それで?」
    ぐだ「だから、なるほどそんな距離感をお望みなんだねって思って……つかず離れず普通の知り合いかそれくらいだと思い込んでて。でもなんか途中から『ん?』って思って。それでも勘違いかな、気のせいかなって自分に言い聞かせてた」
    原田「勘違いじゃないですよ。大将が感じた通りで、俺はあんたに惚れてます。うかうかしてられなかったのもあって、少し急いた所もありますが……斎藤さんとか」
    ぐだ「斎藤さん?」
    原田「今ここにいるのは俺ですから気にしないでください。……次は大将の番っすよ」
    ぐだ「へ?」
    原田「俺は今あんたへの気持ちをなるべく簡潔に濃縮してわかりやすく伝えて、あんたもそれを受け取りました。次は大将が俺への気持ちを吐露してください、さあ」
    ぐだ「こ、これそこに繋がるの⁉」
    原田「俺にはさらけ出させて自分は逃げるつもりですか? 逃さないって言いましたよね? まああんたがどう思ってようと俺はずっと傍にいますが。逃がすわけねーだろ」
    ぐだ「ま、待って本当に待って。怖い怖い怖い。考える時間ちょうだい!」
    原田「思ってる事そのまま口に出してくれればいいんですよ」
    ぐだ「ちょ、ま、近い近い近い‼ う、うう〜……」
    原田「…………」(無言の圧)
    ぐだ「……正直ここに来てからそれっぽい事はよく言われるんだけど、主に女性に。……一番ドキッとして同時に一番ヒヤッとしました」
    原田「ヒヤッとしたんすか」
    ぐだ「ギャップが凄くて……でも、うん。その、左之助の言葉はとても嬉しい、かな。私も好ましく思ってるよ。あまり男性のサーヴァント達からそういう事は言われ慣れて無くてあわあわしちゃうけど……なんだろう、すごい嬉しい……のかな。あはは、まずいなあ。ついつい弱音吐いたりしちゃいそう」
    原田「大歓迎です。じゃあマスターも俺のもんって事で。撤回無しですよ、離れるのも無しですよ? 逃がしませんからね。嫌だろうと泣き叫ぼうと死にたくても死ねない苦しみ一緒に味わいましょうね」
    ぐだ「……やっぱりちょっと怖いなあ……」

    原田「ちなみに大将、今まで誰かと付き合った事は?」
    ぐだ「無い無い。カルデアに来る前も無かったから本当に無いよ。今は妻とかムッコとか色々言われはするけど、私の認識では付き合ってる人はいませんでした」
    原田「大将って本当女性を筆頭に激重感情ぶつけられてますもんね」
    ぐだ「その中に君も入るからね?」
    原田「でも、俺を選んでくれたでしょ?」
    ぐだ「……ハイソウデス」
    原田「何で敬語なんすか」
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