in classroom今日の第一声は悲しいことに「やばい、遅刻だ…!!」だった。
目覚ましをかけ忘れてしまい、起きたらすでに時刻はギリギリ。
私は慌てて制服に着替え、しつこい寝ぐせをむりやり押さえつけたのち、焼きたてのトーストをかじりながら急いで玄関を出る。
Niyomsil高校をめがけ、脇目を振らず全速力で走る。
食べながら走っているので途中でわき腹が痛くなる。
時々むせながらなんとか学校付近まで着いてスピードを落とした。
まだ登校中の生徒がちらほら見られる。私みたいに急いできた人もいるし、眠そうな眼をこすりながらまだ半分夢の中にいるみたいな子もいる。一方で友達と元気に話している子たちもいる。いつものNiyomsil高校の風景だ。
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