【前提】
・クロッシングは離れると機能しない
(システムのクロッシング有効範囲は島全体に限られ、それを越える場合はシステムをファフナーに内蔵する必要がある)
(それでも遠隔地のファフナーと島のシステムでクロッシングできるようになるわけではなく、一定の制限距離がある)
※海神島にもシステムはあるが、竜宮島はミールも含めて島そのものが特殊なので今回は海神島のシステムについては考えないものとする。皆城くんが海神島のシステムには乗ったことないし……
・無印最終話で皆城くんが「僕はここにいる」と発言して真壁と重なりあっている(直後に消えた)
・フェストゥムの能力のひとつに心を別の器に移す力がある
・「器」と称されるのは人に限らず、ファフナーを指すこともある(むしろそっちのが多い)
前提条件を踏まえた上で
無印最終話~天地の間、皆城くんの肉体は失われているが、皆城くんと一騎がクロッシングし続けているため、システムの範囲内に心は存在していたことになる。そのため皆城くんの心は一騎、またはマークザインの中に存在すると解釈
(天地開始まで一騎は島から出ておらず、常にシステムの有効範囲内にいる)
(ザインはシステム内蔵型ファフナーなうえ、自発的にクロッシングを求めてくることがある)
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天地で肉体を復活。皆城総士という個体として心身が確立され、この時一騎との永続クロッシングは解除される
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EXODUSにて再び肉体が消失、この時無印最終話同様総士くんまたはマークニヒトに心を移している?
→少なくともミールが学んでいた死の概念に添った消滅はしていないはず
(ゴルディアス結晶内に皆城くんの姿がないため)
(ただ、ミールの因子を持った皆城総士はこの時点では一部の例外を除き他ミールと共存不可の存在であるため、島のミールの元に還れなかっただけの可能性もある)
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BEYONDにて総士くんがニヒトに搭乗時、総士くんまたはニヒトに移していた皆城くんの心が総士くんにクロッシングしている?
(竜宮島のシステムの範囲外ではあるが、総士くんは遠隔地からでも竜宮島のミールとクロッシングできる能力を持っている)
(また、ニヒトもEXODUS遠征組のためシステム内蔵型ファフナー)
(グリムリーパーはシステム無し?ツェンは遠征組のため内蔵は確定、ただしアレスにシステムが残っているかは不明→搭乗時に甲洋や操と無線で話す描写はあるがエレメント同士なので直接心を読んでいる可能性もあり判別不能→マリスも無線で零央と会話しているがエスペラントなので(略))
(無印16話を参照するに、クロッシングは機体を認識・コード登録している必要があるため、皆城くんとツェン(=アレス)はクロッシング可能としても、グリムリーパーとはクロッシングできない可能性がある)
→もし総士くんまたはニヒトに心を移していた場合、「そうとは限らないぞ」は皆城がクロッシングし続けていた結果口をついて出た可能性がある
(総士の性質上人格の乗っ取りだけは絶対にありえないので、総士くんの頭のなかでめちゃくちゃうるさかったんじゃないかな皆城くん……総士くんにとって島の子のメモリージング解放時の声にあたるのが皆城くんのクロッシングだった感じかなと)
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竜宮島に到達、システムの範囲内に戻ったことで天地同様に皆城くんと一騎のクロッシングが可能に→例の呼び掛け
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皆城総士の帰る場所は島であり一騎がいる場所であるとは本人の言であり、この時点で島または一騎の中に還った可能性がある
(乙姫が望んで島の大気となった例があるため肉体が消失したあとの己の居場所を己で定めることは可能……なはず……)
あやふやなとこも多いけど皆城くんも自分の還るべき場所に還ってると思いたいのでこうだったらいいなぁ
BEYOND11話の呼び掛けは皆城くん本人からのクロッシングだと思っている
(心の消えかけていた真壁一騎が直接的なきっかけもなく自分自身の願望や幻覚を見ることはないだろうし、走馬灯のようなものだったとして己の内から湧き出たものに心を乱されるとも思えない)
ので、皆城総士は確かに島または一騎の中にいるんだよ……
俺たちの心の中にいる、的なあれじゃなくて実際に本人の心がそこにいるんだと思いたい。いつか再び出会うまで僕はここにいるって皆城総士言ってた!(無印最終話)