Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    nanohana_pokeF

    @nanohana_pokeF

    @nanohana_pokeF

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 3

    nanohana_pokeF

    ☆quiet follow

    元締とダンゴさんがカラオケしてる話。
    ※他版権(トランスフォーマー)ネタあり
    ※ダンゴさんがトランスフォーマーを知らないという捏造設定あり

    まばたく宇宙に忍び笑うふふ、と。
    歌詞と歌詞との間に零れた、小さな笑い声はマイクを通してダンゴムシマンの耳へと届いた。

    それは彼がいたく気に入っているロボット生命体が活躍するアニメの主題歌で、特に面白い要素はない。強いて言えば奇妙な歌詞だったが、歌い慣れているだろう曲のそれで今更笑うというのも考えにくい。
    どうしても気になったので、曲が終わると同時に尋ねてみることにした。

    「修羅さん、さっき何で笑ってたんですか?」
    「…単なる思い出し笑いよ、気にするな」
    「えー!修羅さんが!?」

    気不味げに顔を反らされてもお構いなしに「そんなの余計気になりますよー!」と食い下がると、修羅王丸は小さく溜息をついた。

    「そんなに気になるのであれば、自分で調べるが良い。…そら、曲が始まっているぞ」
    「あ、忘れてた!」

    慌ててマイクのスイッチを入れる。帰ったら、とりあえずあの歌詞で検索をかけてみようと思った。




    後書きという名の解説

    元締が笑っていたのは、アニメ「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」のOPの「まばたく宇宙のデスティニーそめて」という歌詞…の時に流れる映像を思い出していたからです。
    OP映像は本編のシーンを切り貼りしたものなのですが、所謂サビであるこの歌詞の部分で流れるのは「正義側の司令官である主人公が、敵を倒すために部下に命じて起こさせた爆発の余波を受け、トラックの姿で崖を転がり落ちる」というシーンなのです…。しかも、玄田哲章さんの力強い声で「ほああああああああ!!」と叫びながら…

    白状しますと、元ネタはカラオケでこれを歌うと絶対にここで笑ってしまう私です。でもこれ、トランスフォーマー好きあるあるだと思うんですよね…

    長々と失礼いたしました、お読みいただきありがとうございました。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works