ここは孫悟飯教授萌えしてる一般人が彼の行動を記録していくブログです。

【そもそも孫悟飯とは？】
　生物学界に彗星のごとく現れた期待の新人。いやもう期待とか彗星とかそこらへんの言葉では語れない。彼の遍歴はドラペディアを見れば載っているけれど初心者に彼のことを説明するなら『現代に現れた神の子』と言えば少しでも伝わるかもしれない。
　高校の成績をトップで卒業、大学も主席で合格し、一年生の時点であの生物学の父と称されるビオ博士のゼミに特別生として招待を受け、一年の夏休みでゼミの野外活動に参加、そのさいに新種を三種発見（ちなみに生物学を嗜む人間なら分かるが一気に三種なんて異様、捏造を疑われるレベル、普通の生物学の学者が生涯に見つける新種の種類が多くて五種と言われている）その時点からビオ博士から可愛がられていたが同年の冬合宿にてさらに新種は五種発見。一年生の時点で生物界を震撼させる。
　そんな調子で（そんな調子をされてたまるかと彼の行動はもはや生物界の脅威となりつつあったが一年ごとにその調子なのでもはや嫉妬も羨望の感情も失せ、今では学者は一様に孫教授のことを現人神と称するようになっている）四年生の時点で発見した新種の数は56種。もちろん異常事態である。学生の身分のまま、学会での強い推薦と世論の流れで卒業後には博士号を送られ、異常な速さで教授となり今、ビオ博士の隣に研究室を構えている。
　そんな生物界の怪異、孫悟飯だが、なんと一児の父で、奥さんはあの救世主ミスターサタンの娘。話題に事欠かない。しかも本人がいわゆる『顔がいい』状態。マスコミもこぞってとりあげる魅惑のベビーフェイス。IQもQOLも高いマジカル人間なのだ。
　そんな鬼才を大学が放置するわけがなく、孫教授は本業の研究の傍ら、SNS配信もどらチューブ配信も行っている。そしてその内容をみるとどれだけ人間離れした超人なのかと肩に力が入ってしまうけれど、本人はそんな周囲の重圧なんてどこ吹く風の超絶天然男なのだ。本当にヤバイ。上記にあったことを思い出さないとただの天然かわいこちゃんの珍道中になっちゃうから。
それをまとめるのが当ブログの存在理由になる。細かいことを色々言ったけど、現代に現れた怪物、孫悟飯をみんなで見て萌えよう。



【第一回：はじめまして】
　記念すべき一回目のドラチューブ配信。教授になり、はじめて研究室についた瞬間を撮影したもの。まだ生徒がおらず、一人だけの研究室ということで緊張している様子がかわいいのにものの数分で慣れたのかカップ麺を啜り始める（自由すぎる）。
「えと、こんにちは、孫悟飯です」カップ麺食べ終えてスタッフに言われたのかようやく自己紹介。まだこの時はフィールドワークに出かけていないからか、ちゃんと髪の毛が整っているけれど何故か緑のジャージを着ている。どう考えても教授には見えない。
「あの、とりあえずなんでもいいから虫を紹介しろって言われたので僕が一年生の時に発見した『ユキミシロイロチョウ』について説明しますね」標本を出してカメラに向ける。
「この蝶は標高3000メートルの西の山に生息していて、吹雪の時にしか現れないんです」ニコニコ言ってるけどその内容ちょっと待ってほしい。標高3000メートルの山の、しかも吹雪の瞬間にこの男昆虫採集に行ったと自分で白状したのだ。旋律するこちらを放置してさらに続ける。
「幼虫は氷の中でプランクトンを食べて大きくなります。寒いのにちゃんと食べてえらいですよね。ちなみに幼虫は半分凍っているのでじゃりじゃりしましたけど味はクリーミーでした！」食べてるんかい。喰うな、昆虫を。しかし孫悟飯チャンネルを今後見続けるとこれは普通になってくるので初回だからビビったけど今になってみればおいしかったんだね～よかったね～って気分になります。あと補足してるけど学会でえらい先生たちと相談したうえで一匹しか食べてないらしいです（えらい先生たちも食べていいですかって聞いたらドン引きしたらしいですえらい先生のエッセイに書いてあった）。
「え、僕の好きなたべものですか？　嫌いなものはないです！」スタッフさんがあまりのことに助け船を出したのにまったく拾わないやべぇところも大好きだよ…。初回は10分ほどで終了。開始時点でチャンネル登録者数が12万人を突破したこのチャンネルはこのあとも伝説を生み続けることになるのだ。