Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    rennew_g_e

    @rennew_g_e 🔞

    ☆quiet follow Yell with Emoji 🍼 💜
    POIPOI 7

    rennew_g_e

    ☆quiet follow

    🌱🏛即落ち二コマ

    Age verification
    Tap to full screen (size:2640x4032).Repost is prohibited
    😭💖💖💖💖💖☺💖😇💙💙😍😍😍😍😍😍😍😭💖🌠💖❤🙏💖😍😭👏👍🌋🍑💞💖💖💖💖💖😍😭💖💖💖😍💘💘💘💘💘💘💘💘💘💘👀💖💘💘😍💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    のくたの諸々倉庫

    DONEヤンデレ先生の可能性を考える/鍾タル

    タルがモブとの恋愛を仄めかします。捏造など諸々許せる方のみどうぞ。
    窓の外の俺を認めるなり、深海の瞳が見開かれる。寒いから入れてくれ、とジェスチャーで伝えれば慌てたようにドアが開いて、記憶の中と寸分違わぬ青年が現れた。
    「鍾離先生!? 久しぶりだね……!」
    「……ああ、久しいな。ここ50年ほど、会っていなかったか」
    「はは、当たり前だけどあの頃と同じ姿なの先生だけだよ。いや俺も、もしかして変わってない?」
     そうだな、と頷きながらも招き入れられた家の中は、雪国らしく大きな暖炉があって──その上に置かれていた写真立てには、愛らしい女性の笑顔がある。ただ少し、色褪せが始まっているだろうか。
    「まさかスネージナヤまで来てくれるとは思わなかったよ、嬉しいなあ」
     言いながら差し出されたココアを飲みながら、見つめた彼の目はほんの少し赤い。うっすらと浮かぶ寝不足の証も僅かな鼻声も、理由を知っているからこそ問うことはしなかった。
    「……ねえ、先生。俺ほんと、どうしちゃったんだろうね」
     スネージナヤには不老不死の男がいる、という噂話をたどり、彼を訪ねてここまで来たが。うつむく彼の言葉は重く、俺は静かに目を伏せた。
    「……お前は人外に好かれやすいのかもしれないな」
    1581