血の通った約束 / 王子一彰
「自殺しないって、約束してくれ…」
いま自分の身に起きていることを隠さなくてはならない
ずっとトリオン体で、ある日換装を解いた瞬間ぶっ倒れて搬送された
でも担がれる頃には体は微細なかった
大げさで人騒がせな奴だって皆呆れてた
ぼくが本当は被害者じゃなくて加害者だって気付いてるんだ
でも一人だけ本気でぼくが死ぬんじゃないかと心配してる奴がいる
それでなんとか生きれてるよ

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