雑多な人でごった返す宴会場
なんでも今日は、いつも恐ろしく厳しい先輩が酔っているという
それは珍しいなと目をやると、とろんとした視線を手元に向けて誰かと酒を酌み交わしている
「……、……」
誰にでも無表情で冷たい人の、違う所が見られるかも知れない
気になって傍に寄ろうと思ったのに、なんとなくそれが許されない密な雰囲気を感じてできなかった
相手は人当たりのいいウタヨミだったが、そういう仲なのだろうか

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