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    Tobik_S

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    Tobik_S

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    シチカル。
    暗め。
    昔に書きかけの奴ほんの少しだけど、
    進めた。
    とりあえず前のやつ含めて書けてるとこまで晒すね〜。供養にならない事だけ祈ってて笑

    追記
    あらすじ
    ご都合事故で付き合ってるシチカルで
    恋心を忘れたシチがエゴを拒絶する話

    勿忘草①シチロウとカルエゴが恋人より少し深い仲になって数年が経った。二人の新居を見つけて、ただただ平和にゆったりとした時間が流れていた。カルエゴにとっては癒しの時間、シチロウにとっては愛おしい時間、そんな二人にとって幸せな空間は今日もこれからも続くものだと思っていた。

    「カ、カルエゴくん」
    「ん?あぁおはようシチロウ」

    徹夜をしていたであろうシチロウが眠たそうに部屋にやって来ると、先に朝食を食べていたカルエゴに不思議そうに震えた声で尋ねるまでは。

    「え…っとそのさ、ここどこ…?」
    「は…?何寝ぼけてんだ。家だぞ」
    「キミの家…?」
    「はぁ?」

    眠たそうに目を擦るシチロウを見たカルエゴは、どこまで寝ぼけているのだとため息を出しては、丁寧にその質問に答えていった。

    「ここは俺たちの家だ。いい加減目を覚ませ」
    「僕、たち…の?」
    「??」

    あまりにも続くその寝ぼけに、流石のカルエゴも疑問を感じられずにはいられなくなった。読んでいた新聞紙を思わず閉じて、ゆらゆらと体を揺らしながら席に着いたシチロウの顔をやっとカルエゴは見れば、それは本当に不思議そうに首を傾げていたことにカルエゴの疑問は更に強くなった。

    「あーと…ごめんね、その…さっきまでしていたことは何となく覚えてるんだけど、少し記憶が曖昧でさ」
    「曖昧って…大丈夫なのか?」
    「うん、ちょっと実験で疲れちゃったのかも」
    「そうか…」
    「えっと、ここ僕たちの家って言ってたけど、一緒に住んでるの?」
    「………あぁ」
    「何で…?」

    この部屋に来るまでにこの家を見てきたが、そこまで新しいと言う訳ではないとシチロウは確認していた。だからこの家に住んで数年は経っていることが容易に想像ができる。だからこそシチロウは不思議に思っていた。なぜ自分たちが一緒に住んでいるのかと。その意味を込めた回答に、カルエゴはわかりやすく目を丸くした。記憶が曖昧と言っていたがここまでなのかと。冷静を保つために軽く深呼吸をして、カップを置いてシチロウの目をじっと見つめる。

    「…俺たちは恋人同士だから一緒に住むようになった」

    口に出してしまえば何と切ないことか。ただ疲れているだけだろうからと、カルエゴは素直に答えるとその回答にシチロウは体が震えた。

    「う、そ…だよね?」
    「!」

    そのシチロウの顔に、カルエゴは全身から血の気が引いたみたい体が冷たくなったのが嫌でもわかった。シチロウの顔は一言で言えば、嫌悪だ。そんな事実は受け入れられない受け入れたくないとそう言っている。シチロウの能力でそれが事実なのだとわかったのだからこそのその顔なのだ。だからシチロウにとってのその顔は

    「(本心…なのか?)」
    「え、っと…」
    「………」

    カルエゴは言葉が出なかった。その顔見て、シチロウ自身も言ってはいけなかった言葉なのだとすぐに理解した。気まずい時間がただ流れて、カルエゴの口が何度もパクパクとしているのをシチロウは見ていられなかった。

    「あ、あはは、僕本当にどうしちゃったのかなぁ。そんな大事なこと忘れているだなんて」

    ごめんねぇっと誤魔化すようにシチロウは笑った。その言葉にカルエゴは小さく「…あぁ」としか答えられなかった。

    「…俺はもう学校行くぞ。学校来るまでにその寝不足で酷い顔をどうにかして来いよ」
    「あ、う、うん」
    「…じゃぁ」

    シチロウに顔が見られないようにカルエゴは俯きながら部屋を後にした。そしてその顔をシチロウは見ないふりをした。

    「……僕と、カルエゴくんが恋人同士だなんて…夢、だよね」

    閉め切った扉の向こうから、シチロウの震える声がカルエゴに届いた。その声が、その言葉が、カルエゴの心を締め付けた。

    「(…何で)」


    なぜずっとそばにいたシチロウが急にそんな事になっているのだとカルエゴは頭を抱えながら、今朝から支配する感情に無理やりに蓋をして授業に集中した。これは夢なんだと、カルエゴもシチロウと同じように思った。同じ言葉、それなのに二人のその言葉の意味は全くもって違うものだった。

    「……」

    授業が終われば、カルエゴの頭の中は今朝のシチロウの顔ばかりが支配する。ずっと自分を愛してくれていた男が、冷たい視線になった事実を受け入れられていなかった。
    なぜ急にそんな事が起きたのか、カルエゴの中でひとつの仮説は一応あった。徹夜でしていた薬の実験だ。きっとそこで何かあったのだろう。そうに違いないと頭で言い聞かせても、カルエゴの手は震えた。

    「……」

    『う、そ…だよね?』

    あの顔がこびり付く。震えていたシチロウの瞳は嫌だと言っていた。カルエゴとの関係が嘘であって欲しいと願っていた。クシャりと髪の毛を掴む。

    「……くそッ」

    _______________

    「シチロウ入るぞ」
    「!!」

    軽くノックをしては、午後になって生物学問準備室に入ると、シチロウは分かりやすく肩を震わせた。

    「え、あ、いらっしゃい」
    「…これ、スージー先生に頼まれた書類だ」
    「あ、あぁありがとう」
    「シチロウ」
    「な、なに?」
    「体はどうだ?記憶はどこまでは覚えている?」

    顔色をひとつ変えないカルエゴに少し安堵して、質問された事にマスクを掻きながら答えた。

    「あ、うん。思っていたより忘れてることは少なかったからよかったかな」
    「そうか」
    「多分…その、実験のせいだとは思うんだよね。この症状は」
    「だろーな。他に悪いところはないか?」
    「だ、大丈夫だよ」
    「ならいい。仕事も問題なくできているな?」
    「う、うん」
    「そうか」

    ぎこちないやり取りをした後に、カルエゴは大きくため息をつくと、持っていた書類をシチロウの頭に軽く叩きつけた。

    「…俺のことは気にするな」
    「で、でも」
    「安心しろ。あの家には帰らないし、しばらくお前とは距離を取るから」
    「!え、あ…」
    「だから気にするな。お前は体を治すことだけに集中しろ」
    「…うん」
    「よし」

    そうカルエゴは軽く笑いかけては、そうして顔へと伸びそうになった手をぐっと堪えた。
    書類を机の上に置いて、逃げるようにその場から出て行った。

    「(大丈夫…俺なら大丈夫だ)」

    廊下で立ち止まって深呼吸をする。前の家はとっくの昔に売り払っている。ならばしばらくはどこかのホテルを探さなくてはと、そんな関係の無いことばかりを考えて、必死に弱い心を隠した。

    ________________

    シチロウは家に戻ると、大きくため息をした。
    別に準備室で寝泊まりすればよかったのだろうけど、そうしたかったのだけれども、自分に起きた体のことをしっかりと調べなければならなかった。シチロウの家でもあるここは、蔦などが壁にある。木でできたここはシチロウの家らしい。けれどどこか綺麗で広々とした廊下は濃い紫の絨毯が長く敷かれていて、カルエゴらしさもあるこの家は、二人で住んでいるのだと再確認する。落ち着くために魔茶を飲もうとキッチンに入ればお揃いの食器だらけのそこに、またシチロウは驚いた。

    「お揃いとか…そういうのするタイプなんだ。カルエゴくん」

    そんなどこか他人事のような言葉に、嫌気がさす。

    「…いい加減認めなよ僕」

    カルエゴの言葉に嘘などはないとシチロウ自身の力で証明している。それなのにどこかそうであって欲しくないと思ってしまっている。だからシチロウは自分たちがただの腐れ縁だという証拠を集めたくなる。けれどこの家は二人で住んでいる形跡だらけで、そんな願いは叶わない。

    「………カルエゴくん泣きそうだったな」

    自分がどれほど酷な事を言っているのかは、シチロウはわかっていた。
    ごめんね、そんな言葉だけで片付けてはいけないものだと。忘れたと口にした瞬間、嘘だよねと聞いた瞬間、カルエゴの泣き出しそうな顔にシチロウは心が痛くなっていた。

    「……」

    今の自分の中でのカルエゴは、ただの同級生、腐れ縁。一番仲のいい悪魔で背中を預けられる大切な仕事仲間。たったそれだけなのだ。

    実験をしていたであろう部屋に足を運んだ。
    薬草が散らかったその部屋を観察して、自分が何をしたかったのかとシチロウは頭を抱えた。

    「えっと……別に記憶を消すような薬を作ってた訳ではなさそうだな」

    机に置かれた手帳を確認しても、一体何を作りたかったのか今のシチロウには見当もつかなかった。

    「一体なんで、カルエゴくんへの恋愛としての感情だけがなくなったんだろ…?」

    家に帰れば何かわかるかもしれないと思ったが、それはどうやら間違いだったようだとシチロウはため息を出す。

    「……あんな悲しい顔させたくなかったのにな」

    愛というものは今のシチロウにはないが、それでもずっと親愛は他の悪魔よりカルエゴにあった。だからあの顔は今のシチロウにとっても辛いものだった。

    「……けどな」

    正直一緒の家に帰らなくてよかったと安堵していた。

    「……今の僕には彼を愛することはできないんだもん」

    今の自分に、本来の自分に向けられるような感情を向けられても、そんな態度を取られても今のシチロウにとっては困る以外に何も無い。
    本日何度目かのため息をついて、シチロウは早々に風呂を済ませては、疲れきった体をベッドへと倒れこませた。

    「ずいぶん大きい巣だな…あぁそうか。二人で寝ていたのか」

    枕に顔を埋めれば、自分の匂いとそしてカルエゴの匂いがそこにあった。なんだかそれが落ち着かないはずなのに、妙に心が安心した。もうひとつの枕を抱き締めて、体を丸めてはシチロウは眠りについた。







    「…………寝付けなかった」

    カルエゴの匂いに落ち着けなかったとかそういうことは無い。なのにシチロウは体がソワソワしていた。枕を抱き締めていたそれがどうにもしっくり来なかったのだ。

    「眠い……」

    シチロウはボサボサになった長い髪を手癖で軽く元に戻しては、仕事に行く準備をした。
    キッチンへと向かって寝ぼけながら朝食の準備をして欠伸をして、そこでやっとシチロウは気付いた。

    「あ……れ、二人分作っちゃった」

    それは無意識にカルエゴの分を作っていたことに驚いた。

    「あちゃぁ…まぁこれくいなら僕だけで食べれるか」

    感情は無くても、長らく染み付いたこの自分の行動がさらに現実味を深くさせた。

    「……何か美味しくないな」

    _______________

    「カ、カルエゴくんあの!」
    「……おはようシチロウ。どうした?」

    次の日、会議を終えたカルエゴの元に、ぎこちなくシチロウは近寄るとひとつの包みをカルエゴに渡した。

    「お、お昼ご飯!お弁当箱家に2つあったからさ……そのいつもそれにしてたのかなって思ったから作ってきたんだ」
    「………………ありがとう」
    「それだけ!!今日もお仕事頑張ろうねぇ。あ!明日食べたいのあったらなんでも言ってね!!」
    「…………シチロウ」
    「ん?」
    「明日から用意してくれなくていい」
    「え?」
    「言っただろ。今は体を治すことに専念しろ。…それに今のお前にはそれをする道理はない」
    「え?でも毎日そうだったならカルエゴくん困らない?」
    「大丈夫だ。ここにはちゃんと美味い食事があるからな」
    「え…でも」
    「いいからお前も無理に前に戻ろうとするな。安静にしてろ」
    「……うん、わかった…」

    顔色をひとつも変えないカルエゴにシチロウの手は下がった。

    「(…………何だろう。凄く……苦しい)」
    「あぁそうだシチロウ」
    「え!あ、う、うん何?」
    「体調が悪くなったりしたらすぐに医務室に行くんだぞ」
    「う、うん。だ、大丈夫だよ」
    「いや、お前また徹夜しただろ?」
    「え?」
    「目の下の隈酷いぞ」
    「あ、あぁ……うん寝れなくて」
    「そうか。なら余計に俺に近付くな」
    「…………え……と」
    「俺のことを気にしているからそんな事になっっているんだ。忘れろ。言っただろ。俺は近付かないから安心しろと。お前から来ては何も意味が無い」
    「で、でも」
    「嫌なものに無理に近付くな」
    「………………」

    ___どうして、そんなに平気な顔をしているの。どうしてそんなにキミすらも他人事のように言うの。ねぇ……悲しくないの。僕に愛されなくなって、悲しくないの。

    「(……何だ。所詮そんなものか)」

    静かにカルエゴは振り返ることすらもしないまま、仕事へと戻って行った。

    「(気にした僕がバカみたい)」

    _______________

    「……また減ってる」

    カルエゴへの愛を無くしてから、二週間が経過した。あの日から帰らなくていいのに、シチロウは何故か毎日この家に帰ってきていた。
    そうして一週間が経った頃から家に変化が起きた。

    カルエゴの荷物がどんどんと減っていっているのが目に見てわかる。

    最初は着替え、その次はパソコン。そしてカップにカルエゴの枕。それは確実になくなっていった。
    そしてお弁当を渡したあの日から、会議で以外、カルエゴとは会話も交わしていないし、目も合うこともなくなった。

    「……恋人に戻れなくても、仲のいい悪魔には戻れないの……?」

    もう二度と、感情やカルエゴとの思い出を思い出さない限り、カルエゴの隣いることすら許されないのかと唇を噛んだ。

    「……原因、早く見つけなくちゃ。治さなきゃ……治して……それから……」

    __彼を抱き締める?彼に愛を囁く?彼を……彼を……

    「…………」

    ___無理だよ

    「……好きって何なんだろう」

    今のシチロウには誰かを愛した記憶が無い。誰かに想いを寄せたこともない。
    だから余計にわからない。
    なぜ彼を好きになって、そして関係を持って、こうやって一緒に住んだのか。
    ただの仲のいい悪魔だけではなぜ足りなかったのか。なぜなぜとただ答えのない問題だけが頭を巡る。

    『ん?あぁおはようシチロウ』

    あの時のカルエゴの優しい顔は、今まで見たことがなかった。それは彼がシチロウを愛していた証だ。
    そして今は、

    「……笑いかけてくれることすらない」

    __もう彼の中にも愛はないのかもしれない


    _______________

    「カルエゴくんおはよッ」
    「……おはよう」

    朝早くに職員室に行けば、予想通りまだカルエゴしかいなかったことにシチロウは安堵しては、カルエゴに笑って話しかけた。
    こちらが笑いかけてもカルエゴは顔色を全く変えない。

    「シチロウ、前に言ったが」
    「僕、これからも普通にキミに話し掛けるよ?昔みたいに仲良くしたいから。それにキミと接触した方がきっかけで治るかもしれないしね」
    「……」
    「だめ?」
    「勝手にしろ」
    「うん!」

    シチロウがカルエゴに言ったことに嘘はない。接触した方がいいと思ったのも事実だ。
    ただ本音は、正直考えるのが面倒になったのだ。カルエゴに気を使うのも馬鹿らしくなったし、気になって寝れなくて困っている。
    だから解放されたくてという最低な気持ちで提案を持ちかけていた。
    そうして予想通り、特に気にした様子もないカルエゴに、心の中で舌打ちのようなものをした。

    「なら、俺も前の通りにさせてもらう。気を遣うのが面倒だしな」
    「そうして貰えると有難いよ」
    「あぁ。ではまず、この資料の訂正をお願いする。あとこれも」
    「え、え、」
    「記載漏れ、サイン忘れ、最近結構抜けてるぞ」
    「うっそ!!」
    「訂正したらダリ先生に渡せよ」
    「うぅ……わかった……」
    「では俺は理事長に呼ばれているから行く」
    「はぁい」

    ヒラヒラと手を振ってはカルエゴを見送った。

    「__嘘は付いてない……と。なら意図的に避けた訳では無いのか」

    ___大丈夫。前みたいに笑い合える日が来る。

    「…………あれ」

    いつも整頓されたカルエゴの机が少し乱れていて、そうして見慣れないカードがそこにあった。それには名前と電話番号が書かれていて。

    「……全部男の名前だ…」

    ____あれ

    「……気持ち悪い」

    それは今までに感じたことの無い嫌悪だった。どれも濃い香水の匂いで、まるで隠すみたいに書類に埋もれさせた行動。
    その数枚を手に取ってはシチロウは静かに破いた。

    「_って!!僕なにやってんの!?」

    ヤバイヤバイと慌ててシチロウは、破いたカードたちに修復魔術を掛けて元に形へと戻した。

    「何叫んでんだ」
    「!!……あ、あれ理事長のところに行ったんじゃ」
    「書類を取ってこいと命令されただけだ」
    「そ、そう……。え、っとさ、このカード……」
    「あぁ、バーで貰ったんだよ」
    「バ、バー?」
    「あぁ最近よく行くからな。よく貰うんだ」
    「そ、そうなんだ。えっと……電話番号交換したの?」
    「なぜそこまでお前に言わなきゃいけない?」
    「え?」
    「まぁいい。交換した。これでいいか?」
    「キ、キミが……?」
    「あぁ気分が良かったからな」
    「そ、そう……、で、電話とかもうしたのかな」
    「関係あるか?その事はお前に」
    「……関係……ない、けど」
    「だろ?ならこの話は終いだ」
    「で、も……えっと……そういうのってさ。なんて言うか……う、浮気になるんじゃないの?」
    「なぁシチロウ、俺と学生の頃のように戻りたいんだよな?」
    「う、うん!もちろん!」
    「だったら束縛するような真似はよせ。あの頃のお前はそんな事しない」
    「ッ……」
    「それに浮気というが、今俺たちはただの仕事仲間だ。恋人同士でもなんでない。……悪いな。急いでるからもう行くぞ」
    「……うん」

    こちらに振り向くことなく、種類をかき集めては姿勢を伸ばしてはまた職員室からいなくなった。

    「…………嘘……ひとつもなかった……」

    ___じゃあ全部本当で、全部彼の本音……?

    「…………破いてもなんにも意味無いじゃないか」

    _________________
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