かづき@FF14そうさく @azeosaru ねちねちとしょうせつかくひと。基本うちの子ばなしばっかり。よそのこもかりることある。 ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 60
かづき@FF14そうさく☆quiet followPAST絵じゃないけど☀️カプホモスケベ昔書いたやつ ##ホモスケベ Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow かづき@FF14そうさくDOODLE 2004 かづき@FF14そうさくDOODLE 3426 かづき@FF14そうさくPAST3章 エピローグ「おう、お疲れさん」 桜夜が天界に戻ると、一番最初に出迎えてくれたのは空希だった。 「……空希さん? どうしてここに」 「んーや、なんとなくな。にしたって、お前ちょっとお人好しが過ぎるんじゃないか?」 「……それを空希さんが言いますか」 桜夜が目を伏せて小さく笑うと、空希クックと笑い返す。 「魂の持ち主たちのことも、未来がどうにかよくなるように動いてくれていたんでしょう?」 「……バレてたか。まあな、色々と動いてたぜ」 「少し不自然さを感じるところはありましたけど、アズリカや梓が違和感を感じるほどではないと思います」 「……それより、あの呪いを受け継いだやつ」 「……」 少しだけ黙って、桜夜は天を仰いだ。 「……可哀想だ、って思ったんです。あの人と同じだから」 891 かづき@FF14そうさくPAST3章 最終話 それから桜夜は二人に家事の仕方を教えつつ、料理では特にコツを教えたり味付けを教えたりと忙しい日々を送っていた。 たまに舞衣のいない日に、疲れた二人が桜夜の尻尾に埋もれてモフモフとくつろぐ日ができる。たまには甘やかすのもいいか、と思う桜夜はその日も尻尾をモフらせつつ夕飯を忙しなく作っていた。 「ふあ〜……幸せぇ……」 「ほんと……触り心地いいよなぁ……桜夜のしっぽぉ……」 「はいはい、そろそろ夕飯だよ」 苦笑いを浮かべる桜夜は、二人を食卓に座らせると夕飯をそれぞれの分をよそい前に置く。 途端に家のチャイムがなり、耳と尾を隠した彼はそっとインターホンを覗いた。 「……はい?」 『あ、の……金田……海と言います……その……桜夜さんは……』 4739 かづき@FF14そうさくPAST3章 第五話 ふさわしい「さて……」 梓が落ち着いた頃、眠る金田に触れると桜夜は彼を何かのホールに入れ、一瞬で家に届ける。 それに、全員がビックリした。 「え、なにいまの!?」 「すごい! 魔法!?」 「魔法……と、言うよりは力を借りたぐらいだよ。とりあえず……」 桜夜が鞘に入った打刀をトンッ、と軽く鞘に地に叩くと全員が見知らぬ空間へ連れていかれる。 夜桜が舞い月の昇る美しい空間──。 「……迷い込む人とかはいたけど、ここに生きてる人間を連れてきたのは初めてだな……」 「すごい……きれい……」 そこには空間があり、桜夜たちが座るだけでも十分な広さがある。 地面にあぐらをかいて桜夜が座ると、それにならって全員が座った。 「……あの、桜夜さん……」 3961 かづき@FF14そうさくPAST3章 第四話 会いたかった「はっ、ほざいていろ!!」 途端に、カイガから放たれるどす黒いオーラがアズリカたちを襲う。 「うっ、くぅ……!?」 「さすが、神狐はくらわんか?」 「お前……!」 吹き飛ばされそうになるアズリカを、誰かが支えた。 「大丈夫か?」 「え……ソーヤ……?」 彼女の意思に釣られて来たのか、ソーヤの意思も眠りから覚めたらしい。 だが、ここにいる四人とも何の力も持たない普通の人間だ。 戦えるのは桜夜しかいない。ましてや、今のような攻撃を何度も繰り出されては守りきれるとは思えない彼は、一つだけ何かを呼ぶ。 梓の魂に刻まれた、もう一人の彼。 「アズリカ……いけない、その男は……早く私の元へ!!」 「きゃっ!?」 いっそう強い力を放つカイガ。先程はなんともなかった桜夜も吹き飛ばされそうになり、グッと堪える。 4242