コーヒーの国の王子様昔々に読んだ少女漫画で、満月の夜に願い事をしながら紅茶を飲むと、紅茶の国から願い事を叶えるために王子様が現れるっていう話があって、それの桜森をみたい。という妄想。
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深夜の食堂。淹れたてのコーヒーから立ち上がるアロマ。桜備は黒い液体が静かに落ち着くまで待ってからカップを傾けた。
新設したばかりの特殊消防隊には、火縄と桜備のマキとシスターの4人。通常任務もやっとな状況だ。最近の桜備の楽しみは夜勤の最中にコーヒーを飲むこと。火縄から教えてもらった通りコーヒーを丁寧に入れる。静かな食堂からは月が見える。[満月の月がコーヒーの黒い水面に映る描写][コーヒーの淹れ方ちゃんと調べる]
桜備にはそんなの無理だ人から言われても絶対に叶えたい願い→人々の命と財産を救う。人体発火の原因を突き止めて、世界を焼け焦げた世界から救う。
があった。
「なっ?!?!?!」
飲み終わるとーー
桜備が立ち上がる。プラスチックの丸い椅子がガタンと軽い音を立ててひっくり返る。
ーーーカップの底には、手のひら大(だい)の生き物がいた。
今眠りから覚めたように、ぱちぱちと瞬く瞳は、真っ赤。コーヒーの実と同じ。
髪は今飲んでいたコーヒーの色をそのまま写したような黒。洋服はーちょっと思いつかないのであとで考える。
マキさん(頭お乙女花畑の)解説
紅茶王子っていう都市伝説があってーーーーこの子はそのコーヒー版?かもしれないですね、、。
カップから這い出てきたその生き物は、人の言葉で話かけてきた。意志の強そうな瞳が桜備を見上げてきた。
「こんばんは。貴方が俺を呼んだ人間(ひと)ですか?」
「あ、、、あぁ」
「貴方の願い事を3つ叶えます。ただし俺は神さまじゃないので、叶えられるのはーー(桜備の願いがすぐには叶えられないような何らかの条件)」
「そうか。俺の願いは人体発火をこの世から無くすことだが、すぐには無理か、、」
「そうですね。申し訳ないですが、それは世界のルールを覆すことになるので俺にはできません」
「じゃぁ、代わりに特殊消防隊の隊員として働いてくれないか?」的な流れになり、なんやかんやで、原作路線に。
設定
森羅はいつもは小さいけど、174センチに変身はできる。発火能力も使える。
アーサーはアールグレイの王子様かなぁー。火縄にハプニング的に呼び出されて欲しい。
オチは思いついてない。
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コーヒーについてのメモ
コーヒーの香りは
アロマ・フレーバー・フレグランスの3つに大別したとき、”淹れたばかり”の香りとして表現することが多いです。
土のような香りを表現するときは、アーシー(Earthy
グラッシー
グラッシーとは、未成熟なコーヒー豆(イマチュアビーンズ)を使用した時に感じる、草のような青い香りを表現する言葉です。イマチュアビーンズを使用してコーヒーを淹れると、青草のような香りと共に渋みも感じるそうです。
スモーキー
燻製食品を食べるときのような“煙の香り”を感じた時に使うのがスモーキーという表現です。イタリアンローストやフレンチローストなど、焙煎の強いコーヒー豆を使用して淹れたコーヒーから“スモーキー”な香りを感じることができます。
ダーティー
コーヒーとして本来あるべきではない、不快な風味や香りを表現する際に「ダーティー」という表現をします。カビのような臭い、土臭さ、ツンとした香りなどを言い表す時に“ダーティーな”と使います。
ナッティー
ナッツのような香ばしい香りを感じたときに、ナッティーという表現を使います。淹れたての新鮮なコーヒーから“ナッティーな”香りを感じることが多いです。
フレグランス
「コーヒーの香り」を表す代表的な言葉。焙煎したての豆や挽いたばかりの豆から感じることのできる香りです。
フレーバー
「コーヒーの香り」を表す代表的な言葉のひとつ。コーヒー液をくちに含んだときに感じる香りを指します。ニュアンス的には”風味”と言った方が近いかもしれません。