vs Anisakisvsアニちゃん戦 戦闘前会話
※補足
虫下しの医者=マクリ先生
マクリ先生は「イカたちが謎の腹痛に苦しみ次々と倒れ、目を覚ますと別人のような人格になる」怪事件を単独調査していたが、3号(ヤハズ)と手を組み正体が寄生虫である事を突き止めていた。
アニちゃんの肉体=ホレン君
ムカデくんの友達、クソガキ全盛期時代のムカデくんと唯一チームを組んでくれていた気の優しいアシメボーイ。インクが常にラメ入りになる特異体質。
アニちゃん本体=無数のアニサキスがホレン君に巣食っている状態。
ホレンくんとしての意識はほぼ無くアニちゃんが体を操っている。
アニちゃんの目的=繁殖
インクリングに寄生し体内で繁殖、シャケにインクリングの体ごと食われることでシャケ体内へ移動しシャケの中で繁殖、またはインクリング同士の粘膜接触と同時に移動して繁殖するので“アニ”と名乗るイカとキスしたりするとどえらいことになる
ーーー巨大モグラ体内にて
アニ「ようこそ天国へ!」
アニ「…と言っても、キミはなんだかココに相応しくなさそうなモノ持ってそうだなぁ」
アニ「ふむふむ、“虫下しの薬”をここでぶちまけてくつもり?うわー、悪魔だねぇキミ せっかくのボクの家を台無しにしに来たんだねぇ」
▶どこでその情報を?
アニ「そりゃあもちろん、“ボク”はもうあちこちに存在してるからね キミが倒してきたお仲間の体から、情報を送ってもらったよ」
アニ「虫下しの医者のこと、“3号”のこと、そしてキミのこと…」
ワツナギルート時
アニ「キミ“4号”だろう?そりゃあ3号がピンチとあれば…なのかな?それとも…オトモダチを守りたくてかな?」
ワツナギ「虫けらは虫けららしくしなよ、ベラベラ喋んないでよ気持ち悪い」
アニ「酷いこと言うなぁ イカはイカらしく無知のまま喰われてしまえばよかったのに…」
ワツナギ「そうやって“人を食い物にしか見てないヤツは加減しなくていい”ってセンパイから言われてるからね、かわいくない寄生虫さん」
ムカデルート時
アニ「あっキミ ムカデだろう?うんうんそうだ、カラダの記憶がそう言ってるよ」
ムカデ「テメェ…!ホレンを返せ…!」
アニ「やだよ、コレがないとボク誰にも見向きもされないもの 愛されないもの 誰も導けないもの!そうそう、ぴかぴか光るインクはとっても目立って…」
ムカデ「虫野郎が!その体はてめぇのモンじゃねぇ!!さっさとその体から出やがれ!!」
シガテラルート時
アニ「キミは…ふんふん、強いんだねぇ〜 XP2600、へぇ〜!いいなぁその体!」
シガテラ「人のカラダ勝手に借りて、あ〜んな事やこ〜んな事する変態虫に貸す体は無いよ、死んだらどう?」
アニ「酷い言い草だなぁ、ボクは体を借りないとろくに生きていられないから、借りさせてもらってるだけなのに」
アニ「おっと、その薬を今このモグラの体内にぶちまけたら、キミは海へ流されキミはお陀仏、ボクは生き延びまた宿主を探すだけだよ」
アニ「ボクは君たちみたいに水に浸かっても死んだりしないよ、このカラダは溶けちゃうけど…無数の“ボク”が散り散りになってまた新たな宿主を探すだけ!」
アニ「あぁ…クマサンには感謝しきれないなぁ!こうやって勝手にシャケに食われに来るイカが後を絶たないんだもの!」
アニ「イカたちが陸上に出て、ボクらはシャケ以外の宿主を失ったかと思った…でもボクはイカの体を支配して、“イカとして”過ごす方法を見つけられた、そして勝手にイカたちがシャケに喰われに行く、素晴らしい場所に出会えた!」
▶そんな風に他人の体を良い様に使い捨てる生き方しか出来ないのか
アニ「ボクはキミらが陸上での体に変化する前からずっとこの生き方だよ、え?そんな何百年も生きてられないだろって?当たり前だよ、何十代も前の“ボク”から記憶を受け継いでるのさ」
アニ「それに…ボクはキミらの体を借りないとまともに生きてられない、そういう体の仕組みだからね、良い様にも何もこれしかないの」
体を突き破り溢れ出た無数の“アニ”本体が蠢く…
アニ「あぁ…そろそろこの体も限界みたいだね、丁度いいや、この体はここでおしまい」
アニ「ふふふ」
アニ「キミの体、“導かせて”いただきます!」
※元ネタ
①マクリ先生の名前の由来であるマクリは別名カイニンソウと呼ばれ、昭和初期頃まで虫下しの薬として用いられていたらしいです。マクリ先生は元々孤児院兼研究所で働いていた為薬品等への知識にある程度精通している。
②アニちゃんの元であるアニサキスは宿主を洗脳したり動きをコントロールするような事は本来無いです。
が、イカがインクリングへと変化する過程でロイコやトキソのような洗脳能力を得た…という設定。