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    みいみ

    @mimika1717_DBKV

    色々投げるぞ!気をつけろ!!
    ちょっとでも恥ずいやつは数日で消しちゃう。
    いないとは信じてるけど転載はじめよろしくないことははおやめください

    fkmtに転げ落ちたのでいつか絵など載せるかもしれない

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    みいみ

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    カーマゼに遊園地デートしてもらっちゃった 左右が行方不明

    推しCPには遊園地デートをさせよ そんな気持ちで書いたものです

    とってもゆるい内容のカーマゼ。

    ##DB

    ちょっとしたあこがれ。仕事がひと段落し、休憩しようといつも通り
    コーヒーにシナモンを入れていたマゼンタ。
    何の脈絡もなくこんなことを思ってしまった。

    (そういえば、何十年も生きてきて
    これまで一度も遊園地に行ったことがないような…。)

    そして、思い切ってカーマインに予定を聞いた。
    目的は一つ。カーマインを遊園地に誘うためだ。

    「その、カーマイン……?」
    「はい」
    「次の週のどこか、丸一日空いている日はないか?」
    「日曜ならおそらく空いているかと。」
    「では日曜日、私と一緒に遊園地に行ってくれないか?
    実を言うと、私は遊園地というものに行ったことがないんだ。
    だから一度行ってみたいと思って……その…。」

    言っている途中で
    何だか恥ずかしくなってきて、頬を赤らめる。

    「えっ!?私なんかでよろしければ喜んで!!」

    マゼンタと2人で休日を過ごせる嬉しさからか、
    カーマインの口元は緩んでいた。
    こうして二人は、初めての遊園地デートへ行くことになった!

    ---
    来る日曜日。
    二人ともいつもよりカジュアルな格好をして、 遊園地へと向かった。
    もちろん、カーマインの運転する車でだ。
    ちなみに行き先は、最近出来たばかりの大型の遊園地である。

    「すごい人混みですね……。大丈夫ですか、総帥。」
    「ああ。これくらいで引き返すわけがないだろう。
    それと一つ聞いてほしいんだが……。」
    「?」
    「『総帥』呼びは勘弁してくれ。
    街に出たらその呼び方は不自然だろ?」

    マゼンタは声を潜めてそう言った。

    「確かにそうですね…。
    では今日は『マゼンタさん』でどうでしょう?」
    「ああ、それでいい。さてと、最初は何をする?」
    「まずはジェットコースターに乗りましょう!」
    「おい待て、何なんだその子どもみたいな発想は!」
    「でも、私だって楽しみにしていたんです!」
    「う……まあいいか。乗ろう。」

    二人はジェットコースターに乗った。
    しかし、あまりの速さに途中で気分が悪くなり、
    悲鳴を上げるほどの余裕もなく、
    降りてからもぐったりしていた。

    「すまない、こんなことになるなんて……」
    「いえ、私の方こそすみません……。
    ひとまず冷たい飲み物でも買ってきますね。」
    「頼んだ…。うぅっ」

    それから数分後、
    カーマインは近くのベンチに座っているマゼンタの元へと戻ってきた。

    「はい、どうぞ。」
    「うん。」

    冷たい缶コーヒーでリフレッシュした2人は、
    また遊園地デートへと戻る。
    しばらくすると、なんだか園内が騒がしくなってきた。
    辺りを見回すと、パレードがやって来たのが目に留まる。

    「おお、パレードか……。」
    「一緒に見ませんか?」
    「いや、私はいい。」
    「どうしてですか?」
    「私の背丈じゃ、どうせ見えないだろう。だから見ない。」


    『見ない』と言っておきながら、
    マゼンタの目線はチラチラとパレードの方に向いている。

    「あ、あの……!」
    「ん?」
    「その、私でよければ、
    マゼンタさんの踏み台にだってなりますし肩車もします!
    それでも、ダメですか……?」

    ---

    「恥ずかしいからやめてくれ!」じたばたするマゼンタを、
    カーマインは抱き上げた。
    すると、人混みの隙間からこの遊園地のマスコットキャラが
    こちらに手を振っているのが見えた。

    「これで見えますか?」
    「あ、ああ…。見える。ありがとう。」
    「よかったです!」
    マゼンタは、カーマインの微笑みを見て胸が高鳴った。
    そして同時に思う。

    (この気持ちは何なんだ?まさか自分の側近に恋愛感情を……
    いや…そんな訳ない!!)
    ---

    「綺麗でしたね。」
    「そうだな。とても有意義な時間を過ごすことが出来た。
    ありがとう、カーマイン。」
    「こちらこそ!では次はどこへ行きましょうか。」
    「うむ……。でも明日はまた仕事がある。
    そろそろ帰らなくては。最後に土産でも買っていかないか?」

    せっかくなので土産を互いに選び合おうということになった。
    遊園地の土産なんて何を買えばいいのやら…と迷いながら
    最終的に選んだものは……。

    「これはどうでしょうか。」
    「おお、いいんじゃないか?」
    「ではこれにしましょう。」

    カーマインは、
    先のパレードで見たキャラが描かれたマグカップだった。

    一方、マゼンタは……

    「そ、それってまさか…」
    「やはり遊園地土産といったらカチューシャだろ。」
    「私が着けるのですか?」
    「ああ、似合うと思う。」
    「うーん……。」
    「嫌か?なら仕方ないか…。」
    「いえ、そういう訳ではないのです。
    ただ、何となく恥ずかしくて。」

    「そうか?私は恥ずかしくなんかないぞ?
    試しに着けてみろ。ほら。」

    勢いまかせに、
    お揃いのカチューシャを着けさせられるカーマイン。
    恥ずかしそうにする彼の姿を見たマゼンタは、
    ふっと笑みを浮かべた。

    ---

    「ふぅ……楽しかったです。」
    「ああ。私もだ。1日付き合わせてしまってすまなかったな。」
    「いえ、いいですよそんな!…では、帰りましょうか。」
    「ああ。」

    出口に向かう最中、
    カーマインはマゼンタと手を繋ごうとしていた。
    しかしマゼンタに気づかれそうになると
    あと少しで手が届きそうなのに手を引っ込めてしまう。
    すると、それを察してマゼンタの方から
    カーマインの手を握ってきた。

    「……っ!?な、なんですか!?」
    「手、繋ぎたいんじゃないのか?」
    「それはそうですけど、その、あの…。」

    とまどう彼をよそに、マゼンタは強引に恋人つなぎをしてきた。
    指先から伝わる体温に、カーマインはドキドキしてしまう。
    そして、その鼓動は彼にも伝わっていたようで、
    マゼンタは悪戯っぽく微笑んだ。

    ---

    駐車場に行くまでの道中も、
    遊園地デートの雰囲気は続いていた。

    「カーマイン。」
    「はい?」
    「少し屈んでくれないか?」

    突然のことに戸惑いながら、
    カーマインは跪くようにしゃがむ。
    マゼンタと目線が合ったと思った次の瞬間、
    カーマインはキスをされた。

    「そ、そう…すい……っ」
    「今日はその呼び方はしないでくれと言っただろう?」
    「あ、ああ……マゼンタさん……」
    「よく出来ました。」

    頭を撫でられると、カーマインの胸がキュンと締め付けられた。

    「さっきの続き、させてくれませんか?」
    「ああ。来い。」

    マゼンタに先のものより深いキスをする。

    「んん……ちゅ…ぷはぁ……!」
    「マゼンタ……さん……!」
    「カーマイン……!」

    2人は互いの名前を呼び合い、もう一回だけキスをした。

    ---
    遊園地からの帰り道。
    車内でマゼンタが後ろからカーマインに話しかける。

    「カーマイン、その……また今度、一緒に来ないか?」

    しばらく沈黙が続く。
    カーマインは、マゼンタとこれ以上距離を縮めてしまって
    本当にいいのか、と急に不安になった。
    それでも、大切な人の誘いは断りたくない。

    「ええ、是非ご一緒させてください。
    今度はどこに行きましょうか?」

    カーマインがそう答えた頃には、
    マゼンタは疲れて眠っていた。

    「ふふ、本当に今日はお疲れ様でした。」

    そして、静かにアクセルを踏み込む。
    次に2人の休みが重なるのはいつだろう。
    そんな期待を胸に、カーマインは帰路を急いだ。
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    Replies from the creator

    みいみ

    DONEンマたちのイメソンにタイトルの曲を加えてて そこからこんなの思いついちゃったよ的メモが出てきたので一気に書いてみた。

    スパヒロの出来事を経由したにごちがスパヒロの出来事より前の1ちゃんに会うお話。
    『フューチャー・イヴ』これをしたら、もう絶対に助からないということを覚悟したうえで、ボクはセルマックスに突撃を仕掛けた。強い衝撃とともに、意識がぶつんと途切れた。

    =====

    どうしてかは分からないけれど、次にボクが見た景色は、いつもと変わらない様子のレッドリボン軍基地だった。

    「はっ……!?」

    ボクはさっきまでの勢いで出そうになった大声を堪える。ボクが見ていたのは悪い夢か何かだったのかもしれない。人造人間が夢を見るのかは知らないけど。とにかく何がどうなっているのか確かめないと、とボクは基地に入った。

    「あれ……?またガンマさんだ」
    「さっきもここ通ったよな?Dr.ヘドと3人で」
    「しかも急に服がボロボロだし」

    そんな内緒話を、兵士たちがしている。ちらりと、皆が持っているスマホが見えた。そこに表示されている日付は、あの日の2か月前だった。嘘だろ……?ボクは、過去にタイムスリップしてしまったらしい。どうしよう!見た目では平静を保ちつつ焦っていると、ついに話しかけられてしまった。
    2207

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