やんごとなき家で育っているのに貞操観念バグってる正良。
正が思春期に入った頃から狂い出す兄弟。
適当に彼女作って放課後に体育倉庫でヤって卒業、それからバレないように何人かと致していく好奇心に従順な正。何度誰とやってみても、興奮はするけどコレジャナイ感を覚える正。中学生相手だから?と高校生と遊んだり先生にも手を出すけどしっくり来ないまま中三になる。
「良守、俺と一緒に遊ばない?」
「えっ…兄貴あそんでくれんの」
「いつも構ってやれなくて悪かったな。今日は何でも良守のしたいことをして遊ぼう」
「ほんと?ほんとに、ほんと?」
「うん」
良がパァッと顔を綻ばせて、その日一日は一生に寺へ行ってどんぐりを探しに行ったり、手を繋いで散歩に行ったりした。
良は正とこんな風にまた過ごせることが夢のようで、最初こそ何かあるのではないかと疑っていたがすっかり忘れて、夕方になるころには正と一緒にお風呂に入ってはしゃいでいた。
その晩のお勤めで、時音がいないところで「遊びの続きをしないか」と誘われる。良も遊びたい気持ちは山々だったがお勤め中は危険だから止めようと断った。しかし今晩の妖は狩り尽くしたとか今日は穏やかな夜だから大丈夫だとか正は良を唆して保健室へ連れていく。
そこから始まる性交渉。
良は正と仲良くできるなら何でもよかったし、気持ちよくなって遊んでいる感覚だった。
そのうち、ちゅぱちゅぱ唇をくっつけたり舌を吸ったりするようになって良へろへろ。
「あにき、今日は俺と遊んでくれないの」
そのうち自ら正と秘密の遊びをしたくなってしまう良。可愛くてついつい意地悪してしまう正。
ねむい、