Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    ジュン

    正良が好き。思いつきを載せる。

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💛 🐣 ☺ 🌟
    POIPOI 87

    ジュン

    ☆quiet follow

    なんですかこれは
    2月3日

    「俺の恵方巻きを食べないか」
    「鬼は外、結!!!!」
    「痛い」
    「避けろよ!」
    「じゃあ殴るな」
    「だ、だって。久々に会ってそういうのは…引く」
    「?俺なんか変なこと言ったか」
    「は?俺の恵方巻き…たべろって」
    「うん。良守のために頑張ったんだ」
    「なにを」
    「良守によろこんでほしくて、具をあれこれ入れたら巻くのが難しくてさ」
    「なっ!ほ、ほんもの…だと」
    「偽物、食べさせるわけないでしょ」
    「そうだよな!はは、なんだ…そうか、そうだよな…」
    「あぁ、そういうこと?」
    「どっどういうことだ!!?」
    「さては俺の手料理が嫌なんだな」
    「はぇ?」
    「兄貴が手で握った寿司なんて、ばっちくて食えないか」
    「へ?」
    「酷い弟だ…」
    「えっ、えぇー?兄貴、泣くなー!んな事言ってねえだろ!」
    「泣いてない」
    「目から汁出てるよぉ…」
    「だって、思春期怖くて」
    「やめてぇ…兄貴はいつもカッコよくいてぇ」
    「じゃあさっさと食えよ。俺が真心込めた、恵方巻き」
    「おごっ!?おごごっ!」
    「こら、しゃべるな。口から離しちゃいけないんだぞ。あと南南東を向け」
    「ふご、うーぁ!」
    「無茶言うな?仕方がない…よいしょ」
    「ふぎぉ!?」
    「んー、こんなもんか」
    「ンッう…ぅ」
    「こらこら。そんな顔するな」
    「ふーぅ」
    「おいしい?」
    「うぅ」
    「うん、おいしいか。よしよし」
    「んぐっ。もぐ」
    「食欲すごいな」
    「ぷはっ!もうなんだよ!しぬかとおもった…」
    「殺すわけないだろ」
    「信用ならん」
    「酷いなぁ…こんなに思っているのに、さ」
    「だって!お前の愛は、いつもわかりにくいし」
    「お、米ついてる」
    「んぉ!食うな!」
    「ところで、その寿司の礼についてだけど」
    「へ?なんの話し」
    「なんの話しって、お前それ食ったよな」
    「…まさか」
    「俺がタダで施しを与えるとでも?」
    「結!」
    「危ないことするんじゃない」
    「痛っ!なんで避ける!」
    「さっきお前避けろって言ったろ」
    「〜うるせえ!笑顔がうるせえ!」
    「結」
    「ほぎゃあああああ!出せ!くそ!」
    「なに?出ようと思ったら出れるでしょ、このくらい」
    「くっそぉー!あったりまえだ!出れるに決まってんだろ!ふぬぬぬ」
    「はは。その顔見れただけで俺けっこう満足しちゃったかも」
    「はぁ?!てめぇ何言ってやがる!もっと欲を持て!気をしっかり持ちやがれ!」
    「なに、その欲って」
    「え?そりゃあ〜その。ご奉仕させたりとかっ!」
    「へえー。おまえそんな趣味あったんだ?」
    「ちっちが!例えばの話し!」
    「他には?」
    「他!?それはーあれだ。くんずほぐれつを強要したりとか?」
    「おまえ…さては俺のこと相当好きだな」
    「はぁぁ!?なにをいってやがるのかコイツ!」
    「だってほら。えろいなこと、したくてたまらないって顔してる」
    「してるかボケなす!!帰れおたんこなす!」
    「帰らないよ」
    「はっ!そ、そう…?ふーん、そっそうか。帰らないか」
    「くっ、めちゃくちゃ受け入れちゃってる。そんな期待するなって」
    「してない!」
    「ん?ちゅーくらいしとくか」
    「しない!」
    「しないかぁ…残念」
    「〜ッおれからは、しない!」
    「……口尖ってるぞ?」
    「●&▲■𓀡 𓁿フ シャーッ!!!!」
    「痛っ」
    「フンッ」
    「まったく。いつになったら懐くんだか」
    「チッ。なでるなッ!」
    「よしよし」
    「子供扱いするなーっ!」



    Tap to full screen .Repost is prohibited
    👏👏😍😍🍣🍣🍣🍆😚😚
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    ジュン

    MEMO片思い良すぎかよムーブやばち独りごつ
    これは正良かと言われたらわかんないけど一個思いついたのが、良が妖に時ねへの恋心を奪われてしまうのを正が取り返しに行く話読みたい。
    恋心奪われたのに良はそれに気づかなくて普段通りお勤めをして学校に行く日常を過ごしていて、時ねはちょっとだけ普段と何かが違うような違和感を感じるけど(元々良の想いを知らないから)それが何か気づかない。
    というのも良は時ねに対して恋愛感情が無くても大切に思う気持ちが変わらないから。周囲が良の心が欠けていることに本人含め気づかない。
    で、偶然実家に帰ってきた兄貴がいつも通り時との事をからかったら良が照れたり怒ったりしないことに違和感を覚える。
    その違和感を確信に変えるためにその晩、お勤めに正もついて行ってわざと時ねに思わせぶりな態度をとったりしてカマをかけてみる。普段の良なら絶対にあいだに割って入って怒ったり拗ねたりするはずなのに呆れたり赤くなるけど「兄貴もしかして、ときね好きなの?!」みたいな顔してるから正は良が時を好きだった気持ちがまるっと無くなってると気づく。良おまえ最近なんかあった?例えば厄介な敵と対峙したとか…って話を聞き出して妖に奪われたのだと確信。 でも助けてやる義理ないし、本人気づいてないし。あんなに好きだったのにこんな簡単に手放せるもん?とかモヤモヤ思ったりして。
    1219

    ジュン

    REHABILI思いつくままとりあえず書き連ねていく正良のクリスマスってやつをよぉ。
    甘い上にこれさいごまで出来てないからよぉ。本当にごめんなさい。でも正良のクリスマスほしい。サンタさん来ない。泣いた。
    そのうち完成する、わからん。めっちゃねむい。明日も休ませろ。明日から冬休みになれ。越前青学の柱になれ。なんとか、なれー。
    寒波到来、この辺りにも雪が降り始めている。今晩は室内にいても凍えるほど寒い。だが一人暮らしの良守は節約するためなるべく暖房器具を使用したくなかった。親の仕送りを無駄遣いしたくないからだ。もちろん自身でもアルバイトをしているのでその金を宛てがうこともできる。でも今月はダメだ。12月24日、兄の正守がこの家に来る。理由は聞いてない。でもわざわざクリスマスイブに約束を取り付けてきたんだから、それってつまりそういうことだろう。良守は正守を愛している。正守も良守を…恐らく愛してる。断言はできない。イマイチ掴みどころのない男だから。しかし、一人暮らしを始めてから正守は何かと良守を気にかけるようになった。実家で暮らしていたときは年単位で会うことがなかったのに、今や月一程度には顔を見せあっている。何がどうしてこうなった?初めこそ困惑したが、正守と過ごす時間は存外楽しいものだった。突然ピザを一緒に食べようと言って家にきたり、成人したときには酒を持ってきて朝まで酒盛りをした。思い返せば正守は唐突に連絡を寄越してやってくる。そうして毎回良守を振り回しては満足そうに笑っていた。だけど良守が嫌がるようなことはしない。むしろ今までやれなかったけれど、やってみたかったことを叶えてくれているような気さえした。それは良守の思い上がりかもしれないが、しかし良守の中で正守は完璧でいけ好かない兄ではなくなっている。というか正守は全然完璧なんかじゃなかった。酒が好きなくせにすぐ酔って眠ってしまうし、ケーキは盗み食いするし、課題をして構わないと拗ねる。この部屋にいるときの正守はまるで子供みたいで、だから説教好きでジジくさい兄のイメージは簡単に崩れた。いつの間にかいけ好かないと思っていた兄との関係は、気の知れた良き友のようなものへと変わっていった。実家ではないからだろうか。二人きりで過ごしていくうちお互いに妙な意地を張るのをやめた。そのうち不思議と2人を取り巻く据たちの角は丸くなり、隣にいる時間がなにより愛おしく思えて…何気なく無言で見つめあったときキスをしてしまった。
    6570