懺悔室エルフィンド「…懺悔室?」
人一人入れる程の大きさの部屋。その入り口にそう書かれたプレートがかかっていた。
エルフィンド「……」
何かに惹かれるように、入って行く。
エルフィンド「…懺悔したい事を、ここで話せばいいんですね。」
誰も居ないはずなのに、「そうですよ」という声が、聞こえた気がした。
最初の過ちは、裏路地に行きたいと言い出した事だったと思います。
僕がそう言ったせいで、皆………
2度目の過ちは、早々に切り上げなかったこと。
そのせいで、迷ってしまい…『夜』が来てしまった。
3度目は、友を見殺しにしてしまった事。
掃除屋がひたすらに怖くて、隠れてやり過ごして…外からぐちゃぐちゃと音がしても……
エルフィンド「………っ…、えっと、すみません、今日は」
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