約束の沢山の人が行き交う中、唯は約束した待ち合わせ場所の鳥居前でその人を待っていた。
待ち合わせの時間は疾うに過ぎている。
大柄の青や紫、ピンクの朝顔があしらわれた白地の浴衣。髪を結んで、そこに髪飾りをひとつ付けて。
大きな鳥居の柱に背を預けて俯けば、髪飾りがちり、と小さく揺れた。
唯は巾着から取り出して手にしたままのスマホを確認するが、相変わらずメッセージはない。
夕焼け空は夜に溶け、星が輝き、辺りは屋台の電灯と提灯の明かりが灯るのみとなって幾分かの時間が経っていた。
頭上には色とりどりの花火が打ち上がっては消えて行く。
[ごめんね。もうすぐ学校着くよ]
手にしたスマホで、何度も確認する狗巻先輩からの最後のメッセージ。
任務は終わったはずだが、以降は既読も付かない画面に不安が広がる。
急な任務で今朝出かけて行った狗巻先輩。
夕方には帰校予定だった。でも、今狗巻先輩はここにいない。
任務は時間で測れない。終わったと連絡が来た時も、既に予定時刻を過ぎていた。交通事情もあるだろう。遅くなる事も勿論あった。
大きな怪我もなく、無事に帰って来てくれればそれでいい。
そんな世界に、私たちはいるんだ。
ーーそんな事、十分わかっていた。
それでも、もしかしたら、なんて。
淡い期待を胸に抱いて、唯は待ち合わせ場所に向かった。
「狗巻先輩がアンタとの約束破る訳ないじゃない」
迷っていた唯にそう言って笑った野薔薇ちゃんに背中を押されて。今日の為に買ったばかりの浴衣に着替えて、下駄を履いて。
唯はスマホの画面をオフにして夜空を見上げた。
辺りには唯とは対照的に、楽し気に行き交う人々。手を繋ぐふたりを見掛ければ、やっぱり羨ましくて。
胸に重いしこりが出来ていく。
黒くて嫌な感情が広がっていく。
連絡が付かないから踏ん切りも付かなかった。でも、花火ももう終わり。
ーー馬鹿みたい。
ひとりで浮かれて、浴衣まで着て。
ヒューと、笛の音が鳴る。
人々が夜空を見上げれば、弾ける爆発音と共に大きな光の花が咲いた。
「狗巻先輩、今何処にいるんだろう」
口の中で小さく呟く。
鳴り止まない花火の音が辺りに響いた。
大きな花火に小さな花火が入り乱れ、最後にメインの一番大きな四尺玉が上がる。
大きな音と共に打ち上がり、大輪の花を咲かせて色をつけ、火の粉を散らして消えていく。
わぁっと歓声が上がり、拍手がなる。
夏の終わりを飾るのに、ぴったりな大花火が少し切ない。
本当は、隣りに並んで。
綺麗だねって言いたかった。
「一緒に花火、見たかったなぁ」
そう声に出してしまえば、より一層気持ちが揺らいだ。鼻の奥がつんと痛む。
唯はぐっと唇を噛んで俯いた。
ーーやっぱり、帰ろう。
はぁ、と溜息をひとつ落として、顔を上げる。
目に入ったのは焼きそばの屋台だった。向かい側にあるのはクレープ、その向こうにはベビーカステラ。
狗巻先輩は今、何処で何をしているんだろう。
任務が終わって…、車の中か、もしかしたらもう寮でご飯を食べてるのかもしれない。
そうじゃないのなら、狗巻先輩も任務で疲れてお腹が空いてるかもしれない。唯も夕方から鳥居の前にいて何も食べていないからお腹は空いていた。
屋台で何か買って行こう。
寮に戻って着替えて、狗巻先輩の部屋に行って。
「ずっと待ってたんですよ」って冗談で怒ってみてから、夕ご飯にしよう。きっと、おにぎりの具にごめんねを乗せて。ジェスチャー付きで笑ってくれる。
毎日同じ学校に通って。
学年は違っても、お互い任務がなければ放課後は一緒にいる事も多い。長期の任務が開ければ真っ先に、ただいまって言い合えて。おかえりって返す。
ーーおかえりって。言おう。
何も、一緒に花火を見なくても。
浴衣じゃなくても。
…別に構わない。
大好きな狗巻先輩とお付き合い出来て。
いつも一緒に居られて。
大切にされている…、と思う。
そんなの、贅沢だ。
急な任務が入ってしまったんだ。それは誰にも予測出来なかったものだった。たまたま狗巻先輩が選出されて、ともすればそれは唯だったかもしれない。
仕方がない。
一緒に花火を見なくても。
浴衣じゃなくても。
別に、いいんだ。
浴衣の袖で、浮かんだ涙を溢れない内に拭う。
ぎゅっと握った明かりの灯らないスマホを巾着に片づけて、慣れない下駄で屋台の方に一歩を踏み出した。
「…何買おうかな」
気持ちを切り替えるように自分に言い聞かせて、唯は屋台を見上げる。
先輩は何が好きだろう。ちょっとずつあれこれ買って帰ろう。デザートもたくさん買っちゃおう。
「奢ってあげるよ」
ふと、声が聞こえて振り返る。
帰宅を促すアナウンスを背後に、でもしっかりと聞こえた男性の声。
「君さ、花火の前からずっと鳥居に居たコだよね?彼氏待ってたの?」
振り向けば、知らない男性が2人。唯のすぐ後ろに立っていた。同世代くらいだろうか。確か呪専の他にも近くにはいくつか高校もあったはず。
「フラれちゃったの?」
人好きのする笑顔で確信を突くように触れる。
…フラれた訳じゃないけど。
唯は顔を顰める。
「せっかく浴衣着てオシャレして来たのにね」
言われてぎゅっと巾着の紐を握った。
俯けば、揺れる髪飾り。
「今からカラオケ行くんだけど。そんな彼氏放っといて、一緒に遊ばない?」
するりと伸びた男の腕が、唯の手に掛かる。ね?と、笑った男の手を振り払うが、構わず唯の手首をぎゅっと握られた。
顔を上げて、男を睨む。
「結構です。離して下さい」
言えば、男は2人顔を見合わせて笑う。
体術が得意と言う訳ではないが、それなりに力はある。でも、男性が離すまいと掴む力には敵わない。
僅かに身体が震えた。
「カラオケだけ。ねっ?」
力加減に慣れない手付きで握られた手首が痛んだ。
「行きません」
ハッキリと意思を告げて、もう一度その手を引っ張るが、やはり相手は動じない。
ーー最悪だ。
唯はぎゅっと唇を噛んで俯く。
本当は、狗巻先輩と一緒に来たかったのに。
ふたりで花火を見るどころか、こんな風になるなんて思っても見なかった。
こんなに寂しくて。情けない気持ちになるのなら、さっさと帰れば良かった。
俯いた顔からは、さっき拭ったはずの涙が溢れ落ちそうになった。
震える手首を引っ張られれば、片足が思わず動いて。慣れない下駄の足元がふらつく。
力で敵わなくても術式がなくとも、体術で隙を見て逃げる事は出来る。…と、思う。
でも。
「……………っ」
ーー怖い。
身体を強ばらせ、握られて痛む腕にも力が入る。
「高菜っ?」
聞き慣れた語彙に、反対の手を軽く引かれて。振り返る唯と、向かい合うふたりもそちらに視線が映った。
唯の手をしっかり握って、肩で息をする狗巻先輩。いつもの黒の制服は、少しだけ泥で汚れていた。
「こんぶ?」
大丈夫、と優しく唯に笑い掛ける狗巻先輩。
その顔に緊張の糸がぷつんと切れた。堪えていた涙が堰を切ったように溢れ出す。
「ツナマヨ」
温かな声を唯に向けた狗巻先輩は、軽く唯の頭に触れた。ぽんぽん、と子どもをあやすように撫でてから、その視線を男性に向ける。
その手はゆっくりと伸びて、静かに男の手に触れた。
「は?彼氏?」
それには小さく頷くのみで応えた。
狗巻先輩は唯の手首を握る男の腕に触れる。先輩より明らかに体格の大きな男性。小柄な狗巻先輩を見て、怯む事なく余裕そうな相手は唯の腕を離さない。
「ずっと彼女待たせて、今更何?」
言って笑うふたりを、静かに睨む紫色の瞳。
瞬間、音がしそうなくらいに握ったその手に力が入る。
「………痛っ!」
思わず男が唯の手首を離した。
それを見て、狗巻先輩は唯の手を引っ張って身体を寄せる。
呆気に取られる男たちを冷たい目線で一瞥して、狗巻先輩が唯を見た。
「ツナ!」
握った唯の手を軽く引っ張って合図すると、狗巻先輩は屋台とは反対方向に走り出す。花火が終わって、名残惜しそうにゆっくりと帰路に着く人の波を掻き分けるよう走った。
唯も引かれた手を離さないように狗巻先輩の手を握り返して着いていく。
いつもならグラウンドをもっと早く走る狗巻先輩を、唯は知っている。
でも、今日は唯が着いていける速度で手を引いてくれていた。
走る、と言うにはややゆっくりすぎるスピードで人混みを縫うように参道を抜けた。
神社の鳥居はもう遥か遠くにある。
人影も少なくなったその場所で立ち止まった唯は肩で息をして呼吸を整えた。隣りの狗巻先輩は、唯よりは余裕があるように見えたが、静かに息を吐いていた。
「こんぶ?」
心配そうに問われて、唯は極力笑顔を作る。
「大丈夫です。狗巻先輩が、来てくれたから」
ーー安心した。
温かな気持ちが胸いっぱいに広がって行く。
まだ僅かに震える指先をぎゅっと握ると、ふわりと、先輩の指先が唯に触れた。掴まれてほんの少し赤くなっていた手首を優しく撫でていく。
「高菜?」
唯は首を横に振った。
大丈夫です、ともう一度呟いて俯く。
「任務、お疲れさまです。わざわざこんな所まで来てもらって、すみません。…ありがとうございます」
深呼吸をして、顔を上げる。
「もう、花火も屋台も終わっちゃったし。帰りましょう、先輩。お腹空いちゃいました」
笑って狗巻先輩を見れば、僅かに目を見開いて眉根を顰めた。
花火は終わり、いつの間にかそれを告げるアナウンスももう聞こえない。
少し歩けば、商店街。ドラッグストアやコンビニの灯りが見える。商店街を抜ければ、高専はすぐそこだった。
「コンビニ!何か買って行きませんか?」
時間が押した任務を終えて、疲れているはずの狗巻先輩。
ーー何で気付かなかったんだろう。
夏祭りだなんて浮かれて。
浴衣着て、オシャレして。
早く寮に戻って、一言メッセージを入れておけば良かったんだ。怪我はしていないようだけど、泥の付いた制服で、息を切らして走って来てくれたその顔が忘れられない。
狗巻先輩の顔から目を逸らして、一歩先へと足を踏み出した。右足を踏み込んだ時、小さな違和感を感じたけれど。
「…………っ?」
唯は立ち止まる事なくそのまま前に進んだ。
これ以上心配は掛けたくない。
「明太子?」
背後から、声が聞こえる。少し焦ったように呼び掛ける狗巻先輩の声。でも、振り向く事が出来ない。
更に前へと進む唯に、強くなるその声。
「ツナ」
伸びた腕が、唯の手をぎゅっと握る。
「ツナ!」
強い語気と共にに腕を引かれ、びくりと身体を強ばらせて立ち止まった。
「おかか!」
立ち止まって俯く唯に、息を吐く音が聞こえた。
小さな声が耳元に響く。
『……ご、め、ん』
ネックウォーマー越しに、囁くような小さな言葉。握られた唯の手を引っ張り、狗巻先輩よりもひと回り小さな身体を引き寄せた。
帯が、先輩の身体に触れて。反対の手がそっと唯の胸元に掛かった。ぎゅっと力が篭った腕に閉じ込められ、包み込まれる。
ふわりと香るのは、汗の混じった濃い香り。
唯は大きく目を見開いて。
思わず涙がこぼれ落ちた。
そんな唯の頭をひと撫ですると、握った小さな手を持ち上げた。唯の掌を上に向け狗巻先輩は人差し指で掌をくすぐった。
は な び
片手で包み込むように唯の掌を固定して。反対の長い指先はその掌に文字を書く。
ふ た り で
み た か っ た
書き終わると、肩口から唯の顔を覗いた。
涙でぐちゃぐちゃになった顔で振り向くと、狗巻先輩は唯を見て目元を細める。
指先を止めて、
ふと、息を吐いて唯に笑いかけた。
ま っ て て く れ て
あ り が と う
それだけ最後に書いて、狗巻先輩はゆっくりと離れて行く。
名残惜しく離れて行く体温に視線を送り、絞り出すように唯は呟く。
「私…その…、迷惑じゃ…なかったですか?」
唯の問いに、笑って頷く。
「ツナマヨ」
もう一度ありがとうと言う狗巻先輩は、唯の横に並んだ。たぶん、それが彼の答えなんだろう。
「毎日一緒に過ごしてるのに…、一緒花火行こうって…。忙しいのに…わがまま、言って…」
「おかか」
さっきまで文字を書いていた人差し指で唯の目元に触れて。雫を掬うように拭っていった。
優しく笑う狗巻先輩は、涙を拭ったその手を唯に差し出す。
「明太子っ」
言われて少し戸惑いながらも、ゆっくりと唯はその手を取る。重なる掌は温かい。唯よりも大きな男性の掌。
絡まった指先が、静かに唯の手を引いた。
一緒に歩く、お祭の帰り道。
「…………っ」
少し歩くと、すぐに足元の違和感は痛みに変わっていった。
見れば、鼻緒の当たる部分が擦れて血が滲んでいる。
「ツナ?」
立ち止まって唯を見る狗巻先輩。
「…な、何でも……、」
言い掛けたその言葉を、狗巻先輩が遮った。
「おかかっ」
繋いだ手を離して、バツを作る。視線の先は唯の足元。
「大丈夫…、です」
そう告げた唯に、狗巻先輩は人差し指を突き立てた。わざとらしくジト目で唯を見て、ツンと額を小突いて見せた。
「…………っう」
「ツナツナ」
言って指差したのは、少し先にある植え込みだった。唯の手を取り、そこに座らせる。
「明太子。すじこ」
とん、と狗巻先輩は植え込みに触れた。
ここで座ってて、と言う事だと察する。
「でも…」
「おかかっ」
お祭の帰りで人がまだ行き交う商店街の入り口。電灯で明るいその場所で唯は頷く事しか許されなかった。
「しゃけ」
ニッと笑って、狗巻先輩は走り出した。
その足はやはり速い。
後ろ姿をぼんやり見送って、唯はそこに留まる。
本当に5分もない少しの時間だった。
すぐそこにあるドラッグストアに入って行った狗巻先輩。
…絆創膏だろうか。
しばらくすると、狗巻先輩はやたらと大きな袋をぶら下げてドラッグストアから出て来た。
「…………?」
絆創膏を入れているにしては大きすぎるビニール袋。
走る程の距離でもないのに、走って唯の元に来てくれる。その目が僅かに笑っていた気がした。
「ツナマヨ!」
唯の前で立ち止まり、袋から出したのは絆創膏。それから、黄色のサンダルを手にして唯に見せた。
「わ…!すみません、そんな…」
狗巻先輩は膝を付いて唯の前にしゃがむ。
「ツナツナ」
サンダルを地面に置いたその手が伸びた。唯の浴衣の裾から覗いた素足に触れ、真新しい下駄をそっと脱がす。
くすぐったいような足元に、頬が赤くなるのを感じた。
「……っ、自分で、出来ますから…」
唯が下駄に手を伸ばすと、狗巻先輩はあからさまに下駄を引いて唯から離した。奪うように持ち去った下駄を片手に唯を見上げた狗巻先輩。
目が合って、耳まで真っ赤になる唯に悪戯な笑顔を向けた。それにまた、心臓がドキドキと煩く鳴り出す。
「おかか」
ヒヤリとした感触。
ドラッグストアで濡らして来たのか、ハンカチを傷口に当てがう。
職業柄怪我には慣れていれる。土を落として払い、慣れた手つきで足元を拭っていく。絆創膏を取り出して封を開け、鼻緒の当たった傷口にそっと貼った。
唯はただ、それを見ている事しか出来なくて。
「いくら」
差し出されたサンダルに足を入れる。
「…ありがとうございます」
真っ赤な顔を上げる事が出来なくて、サンダルを見て俯いたまま礼の言葉を述べた。
しゃけ、と小さく降って来た声。
その手が唯の頬に触れる。
しゃがんだままの狗巻先輩は、唯よりも低い視線からその顔を覗く。視線が絡まると、紫の目元が優しく笑う。
反対の手でネックウォーマーをズラせば、普段は見えない蛇の目の呪印。噛み付くように唯の唇に触れた。
「…………っ」
触れただけの唇は静かに離れて行く。
ゆっくりと静かにその唇が動いた。
ゆ か た
か わ い い ね
離れたその手が髪飾りに触れれば、ちりりと音を立てて揺れた。その髪をそっと撫でていく。
「ツナマヨ」
真っ赤になって動けないでいる唯に、さて、と狗巻先輩は背に隠したままの大きな袋を手にガサガサと中身を取り出した。
「……先輩…?」
「めんたいこ!」
言ってニヤリと笑って唯に見せたのは、お店でも一番大きいくらいのたくさん中身が詰まった大袋のーー、
「花火…?!」
「しゃけー!!」
笑って花火を唯に手渡す。
唯は大きな袋に入って中身のたくさん詰まった手持ち花火を両手で受け取った。
「…え、結構重い…」
「ツナツナ」
親指を立てて自慢げに唯にアピールする。
「ツナマヨ。明太子」
みんなでやろうと言う狗巻先輩。おそらくお祭りに来たメンバーはまだ起きているだろう。
「良いですね!明日は学校も休みだし、今日は狗巻先輩が任務で抜けただけだったので。みんなまだ集まれると思います!」
言って巾着に触れた。
「グループにメッセージ入れますね」
言いながらスマホを手に取ろうとすると、「おかかー」とその手を静止される。見上げれば、少しだけムッとした狗巻先輩が唯を見ていた。
「………?あ、違いましたか?」
「おかか。明太子」
それはまた明日の話、らしい。
「明日…ですか?」
「しゃけ」
明日……?
唯はきょとんとするけれど。狗巻先輩は、唯の片手を取った。小指が絡んで、指切りを結ぶ形になる。
その紫の瞳が、小さく揺れる。
もう片方の手で、そっと唯の首筋に触れた。
爪を立てて頸をなぞられれば、唯の背筋はぞくりと粟立つ。
「…………っ、」
狗巻先輩は静かに口の端を持ち上げる。
「おかか。明太子、」
“ それはまた、明日 ”
今日は…、
End***
朝顔の浴衣…
「固い絆」「愛情」