狩中兄妹のとある夏の日棺「あ~つ~い~。」
丹亥「スカートの女子高生がそんな大の字で脚広げんなよ。」
棺「問題テテン!今日のうちのパンツは何色でしょう?チッチッチッチッ」
丹亥「またそれかよ知らねえよ。」
棺「ぶっぶ~正解は~?」
丹亥「おいおいスカートめくるなよ!よそでは絶対やるなよ。」
棺「やるわけないじゃん。何~独占欲~??」
丹亥「そんな独占欲いらねえよ。」
棺「あ~暇だな~」
丹亥「そうだな。そういえば…」
棺「ぎゃー!ハエがいるうううううぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
丹亥「ハエだけでそんなに叫ぶか?」
棺「えぇい!くらえ~アー●ジェット」(帽子から取り出し)
丹亥「今どこから取り出した!?」
棺「え~い!蜂の巣にしてやるぅ~。」
丹亥「おいおいそんなに噴射するな!ってかそれは穴だらけって意味…」
棺「あ、にーさんのほうに行った!そこにあるハエ叩き使って!」
丹亥「ハエ叩きこっちだっけ…ってこれ布団叩きじゃねえか!ハエ叩きそっちだよ!」
棺「こっちだわ、受け取って~」(投げ)
丹亥「(拾い)えぇい!このハエは棺並みに五月蠅い!」(叩き)
棺「すごーい!ハエを空中で叩くなんて、さすがにーさんツッコミ役~。」
丹亥「ツッコミ関係あんのか!?」
棺「でもうち並みに五月蠅いってどういうこと?うちは五月の蠅じゃなくて五月の病だよ~」
丹亥「五月病かよ!今八月だぞ、夏バテか?」
棺「別にバテてなんかないんだからね!」
丹亥「なんで突然のツンデレ!?」
棺「動いたから火照ってきちゃった。」
丹亥「大丈夫か?水飲むか?」
棺「っていうかハエの処理してよ。」
丹亥「はいはい。あーこれ瀕死だ、若干動いてる…。」
棺「虫の息ってやつ~?」
丹亥「誰が上手いこと言えと…とりあえず外に投げとくか。」
棺「そーいえば、さっき何か言おうとしてなかった?」
丹亥「あぁ、夏休みの宿題はあるのか?」
棺「あるよ~はい!」
丹亥「どれどれ…真っ白じゃねえか!」
棺「真っ白!?問題文書いてあるでしょ何言ってんの?」
丹亥「むしろそれしかねえじゃねえか!やってないだろお前!」
棺「明日みんなで勉強会するから残しておいたんだよぉ~。」
丹亥「カンニングする気満々じゃねえか!それはどこでやるんだ?」
棺「狩中ちゃんの家」
丹亥「そうか狩中…ってここじゃねえか!」
棺「よくわかったな!」
丹亥「なんだ?またいつものメンバーで来るのか?」
棺「イエス!」
丹亥「突然の英語!?はぁ、とりあえず明日のためにお菓子と飲み物買って来るか。」
棺「ついでにアイス買ってきて~」
丹亥「わかった、なにがいい?」
棺「ハー●ンダッツ」
丹亥「高いな!」