キラライ 自創作の過去絵まとめたり過去絵晒す→過去絵集メモ→小ネタ自主練→書くかわからんが小説 ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji POIPOI 91
キラライ☆quiet followPAST黎とメアとズィーガまとめ2021~2022 show all(+136 images) Tap to full screen (size:1000x1000).Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow キラライTRAINING一話完結の短編創作:nightnight~祭りの前夜の選択~金髪の長いポニーテールを揺らし、窓を開け、外を眺める女性。服装は黒いコートに橙色のシャツ、銃弾型のペンダント、そしてズボンはジーンズで黒いヒール付きの靴を履いていた。彼女の名前はラスナ、職業はいわゆる何でも屋だ。個人経営で自室の机にはノートパソコンが置かれていた。部屋は広く、壁側に机、引き出しのついた本棚、反対側の壁にそってベッドが置かれていた。 「さて、ひと仕事しますか。」 ラスナがふぅっと一息つき、窓を閉める。そして机の上に開いた状態で置かれているノートパソコンの画面にはメールボックスの受信画面が映っていた。ラスナがその受信したメールを開く。内容は行方不明の少女の捜索、ラスナの住む町の近くの村の村長からの依頼であった。ラスナはメールに返信をすると、支度をし、車でその村へ向かった。 4188 キラライTRAININGフォーチュンドール本編39フォーチュンドール5章11話科学部の研究所、その奥にマナイーターの魔導書があった。凛太郎は動揺した。なぜここにマナイーターの魔導書が?凛太郎は導かれるように魔導書に近付き手を伸ばしていく。 「何しているんですか!?凛太郎さん!」 声が聞こえて凛太郎は振り向いた。唯は凛太郎をまっすぐ見つめ、凛太郎の手を取った。 「早く逃げましょう、そんな本きっと危ないです!」 唯に手を引かれ凛太郎はそのまま振り向くことなく、唯とともにその場を離れていった。 夏希とクランは翔織との戦いに苦戦していた。完全に翔織のフィールドであるため、うまく兵器を利用して2人を躱していく。そこに幸達、そして遅れて唯と凛太郎がその部屋にやってくると、翔織は舌打ちをした。そして何かがおかしいことに気が付いた翔織は焦りを見せた。 3203 キラライTRAININGフォーチュンドール本編38フォーチュンドール5章10話魔物ハンターと特訓をしてから数日、雫は信楽や漣からの教えで魔法がずいぶん使えるようになってきた。幸ももう使えない衝撃吸収の能力に頼らない戦い方を覚えてきて、そろそろ将信も教えることはなくなってきた。その場には唯と凛太郎もいて、幸と凛太郎で実践練習を行っていた。 「はぁ、僕もだいぶ魔力が戻ってきたけど、これはいい勝負だね。」 「幸さんも凛太郎さんも頑張りましたね。」 「あとは回数を重ねていくだけですか?先輩。」 「そうだな、だが高校の時のようにたくさんのパターンと戦えればいいが今はどんな強さの魔物が出るか、わからないからな。」 「その時は先輩頼みます。」 「そういうときだけ盾に使うな。」 「二人は本当に仲がいいですね。」 3233 キラライTRAININGフォーチュンドール本編37フォーチュンドール5章9話ドクターが幸の魔力強化をしようとしたが、魔導書の能力がドクターの魔力を吸い取り、巨大なクジラの魔物と化した。ドクターは逃げ出し、幸も気絶している状況で将信たちはクジラの魔物と戦うことになった。将信は幸を守るため、ひとまず地属性魔法で幸の周りを囲う。将信は室内戦があまり得意ではない旨をクランたちに伝えるとクランはここは任せてくれといい、光の弾を宙に浮かせ、魔物の周りで爆発させた。しかし、その爆発をの魔物は大きな口を開けて吸い込み、その後に咆哮をした。クランたちは何とか持ちこたえる。零子が後ろにまわり剣を投げ、雨は念力で宙に浮き、魔物の上に乗っかり拳で思いっきり殴りかかる。すると、魔物は大きく尻尾を動かし、零子は上手くよける。そしてクジラ型の魔物であるために潮吹き攻撃をする。ちょうど雨のいる足元から光が当たると虹色になる白濁とした液体が吹き出し、雨に直撃する。雨に纏わりつくその液体は次第に凝固していき、雨は上手く身動きが取れなくなり、下まで落ちてしまう。それをクランがキャッチしに行き、ダメージを抑えることができた。零子も雨を心配し、そちらに行く。 2582 キラライTRAININGフォーチュンドール本編36フォーチュンドール5章8話幸、唯、雫の3人はカフェで女子会をして楽しんだ。しかし、幸の様子が何かいつもとは違うように唯は感じた。幸に調子が悪いのか聞くと、何でもないというが明らかに表情は険しかった。雫も唯に言われて幸の表情を見る。幸は二人の視線が鬱陶しいのか早歩きをして、2人の前を歩くようにした。唯が何かしたなら謝ると言い、幸に手を伸ばすと、幸はその手を振りほどき、唯にビンタをした。雫は動揺し、幸の腕をつかみ揺さぶると、幸は雫を突き飛ばす。唯が幸の名を呼ぶと、幸は我に返り、何が起きたのかわからず、頭を抱える。 「幸さん?どうしたんですか?本当に幸さん?」 「わからない…今私は何を?」 「っていうことがあったんですよ。」 唯と雫は昨日の幸の事を凛太郎に話した。凛太郎は幸が魔導書を読んでいるという話を聞いていたので、それは魔導書の副作用のようなものではないかという。実際に凛太郎も魔導書を読んだ時に常に空腹を覚えていたので、魔導書の有害性を2人に話した。雫はぎょっとして、幸の性格が治らなかったらと心配した。唯が凛太郎の魔導書の能力がなくなった時はどうしたかを聞くと、魔女たちに捕まっていろいろされたというのだ。そして、魔導書の能力を本に戻す魔女は今は眠っていると聞いているので、他に案はないだろうかと考えていると、そこに信楽が現れた。信楽にも幸の話をすると、ちょうどいい機会だと雫に魔女の集会場に行ってみることを提案する。しかし、凛太郎はあまり乗り気ではなく、また魔女たちに何かされると考えると恐怖でしかなかった。そのため、雫と信楽で魔女の集会場へ行くことになった。と言っても信楽は場所を案内しただけで、あとのことは雫1人に任せたのだった。一人ぼっちになった雫は戸惑った。これなら唯ちゃんも連れてきたら心強かったなぁと思うが、せめてこの場所を一通り覚えようと見て周っていた。どこがどういった場所か聞こうにも、知り合いの魔女がほかにいるわけでもなく、話しかけるのも難しいと思っているし、さらに言えば他の魔女たちに怪しい視線で睨まれているような気がして、怖くなってきた。そんなところに、博士のような帽子に袖の長い白衣、ぐるぐる眼鏡をかけた女性が話しかけてきた。 3087 キラライTRAININGフォーチュンドール本編35フォーチュンドール5章7話「この世界に来るのも久しぶりだなぁ…」 くすんだ黄色い長いはねっ毛の髪にワークキャップをかぶり、あごには髭、トラ柄のシャツにジャケット、黒いズボンにロングブーツをはいた男は、片手に大きな剣を持ちながら魔物の死体を蹴った。その男に話しかけるのはアホ毛のある緑の髪に短めのポンチョ、へそ出しのスタイルで左腕にはタトゥー、赤い羽根の首飾りをつけた男。先程の男よりは若く見える。 「瀬津さんはこの世界の出身だったか?」 「あぁ、ここ数年ですっかり変り果てちまったけどな。」 「随分、魔物が出てるみたいだね。昔からこうだったのか?」 「いや、そもそもこの世界では魔法も気功も剣術も隠れていたものだ。この先の貝森特区という場所では、それらが一般的なようだ。」 2529