お兄ちゃんどもで告白ゲームイスト「お、久しぶりだね~」
誉「あぁ、またこのメンバーが集められたのか?」
文月「はぁ…」
丹亥「今度は何するんだ?」
澪「どうやらこの”たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。”というゲームを僕たちにやってもらいたいそうだね。」
誉「プロポーズねぇ~俺が有利になっちまうかもな~」
文月「何?告白経験あり?」
誉「愛の言葉ならつぶやいたことあるよ?」
丹亥「蛇にかよ!?」
誉「よくわかったね」
丹亥「知りたくなかった」
澪「まぁ、僕は彼女がいるし、いつかの役に立つといいかな?」
文月「どうでもいいな」
丹亥「とりあえず、嫌な予感しかしないがやるか…どんなゲームなんだ?」
澪「初期カード6枚と単語カード6枚から自由に組み合わせてプロポーズを作るんだ。誰かひとりは親となり、プロポーズ待ちの人になってもらって、残りのメンバーのプロポーズから好きなのを選んでもらいそれが得点になる。せっかくだから親一回ずつ回していこうか」
文月「習うより慣れてみるもんだな。」
丹亥「イスト聞いてたか?」
イスト「zzz」
丹亥「寝るなー!」
イスト「あーうん!みんなで告白し合うんでしょ?わかるわかる。俺が先に親やっていい?」
丹亥「そういってもうひと眠りするつもりだろう!」
誉「じゃぁ、誰から親やる?」
澪「それじゃあ、僕が先に親をやってみんなの様子を見ようじゃないか」
文月「それじゃあ、頼むよ。カードを配ってくれ」
誉「なんか山札いっぱいだね」
澪「これでもまだ拡張版使ってないんだよな~」
丹亥「はぁ?これで拡張されてないの?」
澪「ほら配ったぞ?10秒で考えるもんだが30秒くらい使っていいぞ?」
誉「まずは真っ当な告白から行きますか」
丹亥「真っ当じゃない告白する気かよ」
イスト「それはそれで楽しそうだね~」
丹亥「じゃあ、変なのが来る前に俺からいくぞ」
歩きながら 呪文をかけてあげるよ きっと君は奇跡の太陽 愛してる
澪「お、おう。なんかポエマー的なところがあるけどまぁ、普通か」
誉「じゃぁ、次俺いこうかな~」
文月「あ、先に行かれた」
君と僕は同じ苗字に そろそろ感じるんだ幸せな赤ちゃん 君も大切にするよ
丹亥「あかちゃーん!!!」
澪「うわーヤっちまってる」
文月「えぇ…」
イスト「ねえ、みんな早いよ~」
文月「イストは俺の告白終わるまでに完成させてくれ」
誉「お、文月いっちゃって~」
どきどきする宝石箱 ぶち壊して 僕はこれからもずっと 君を守るよ 愛してる
澪「宝石箱壊さないでくれよ…」
丹亥「どこのスプリガン…」
文月「これ恥ずかしいからやめない?」
誉「まだ始まったばかりだぞ~」
イスト「じゃー最後俺ね~」
君におしとやかな 記念日になってくれないか? 世界一叫んでる聞いてくれ 僕は君を愛してる
澪「やばい、誉と文月の後だとすっげー真っ当に聞こえる」
文月「俺も真っ当にやっているが!?」
丹亥「宝石箱壊して真っ当なのか?」
澪「まぁ、このメンバーなら丹亥かな?とりあえず丹亥に1ポイントね」
丹亥「俺でいいのか?」
イスト「う~ん、告白って難しいね~」
澪「基本的に一生に一度しかないだろうけどな~」
誉「じゃあ、次は俺が親をやるよ」
澪「お、いいぞ」
丹亥「じゃあ、カードを配ってくれ」
誉「よっしゃ~」
澪「お。早速僕から手本を見せてあげよう」
丹亥「おう、やってみろ」
あの日見た 美しい 命よりも大切な君を 大切にするよ
誉「インパクトに欠けるな~」
文月「結構真面目にやってる…」
誉「残った手札見せてみろ」
澪「犬、おじいちゃん、したいんだ」
丹亥「犬ー!」
イスト「できたよ~」
誰よりも 君って不思議だね 夢かもしれないが 僕は抱きしめたい
澪「おーほんわか」
丹亥「大丈夫寝てない?」
イスト「寝てないよ~」
誉「残った手札は?」
イスト「地獄」
文月「えぇ…」
丹亥「…。」
文月「…。」
丹亥「なぁ、うまくできないんだが」
文月「俺もだ…」
澪「おい、早く出せよ」
イスト「もうせーので出しちゃえば?」
丹亥「わかった…」
文月「せーの」
僕はぽっかり空いた穴 スーパー可愛い君が僕にとっての幸せに変わる 愛してる(丹亥)
僕は苦しいみたいだね 作ってくれないか? 君の超ハッピー(文月)
誉「お前らどうした」
丹亥「特に悪いカードは引いてないはずなんだが…」
文月「…。」
誉「これだったら俺はイスト選ぶかな~」
澪「はい、イスト1ポイント」
イスト「そろそろ疲れてきたから次は俺が親やりたーい」
文月「俺も結構疲れて来たからその次俺な」
丹亥「マジか…」
イスト「じゃ~配るね~」
文月「うわー…何だこの手札…」
澪「…うん」
誉「おう…」
丹亥「いやな予感しかしてないし、俺から行くぞ?」
僕とまったり笑いながら死ぬまで 変かな? 僕は君を失いたくないんだ 愛してる
文月「普通にいいの出てよかったなおい」
丹亥「そういうお前ら何が出たんだよ」
誉「できたー」
絶対に僕にこう言わせてくれ パートナーの事を教えてくれ 愛してる
丹亥「ちゃんとした相手に告白する気無いだろ!」
誉「そうなるよね~」
文月「澪、出来てないなら俺から行くぞ」
膨らんで消すことのできない 激しく昂る 僕にとって君は天使
澪「お前どうした」
文月「もういいもういい勘弁してくれ…」
澪「うんうん、とりあえず僕は」
ベイビー君を離さない まぶしいメロメロ埋めてくれないか? 僕が消し去ってあげるよ 愛してる
丹亥「何を歌ってるんだー!?」
誉「ノリでごまかそうとしてる」
イスト「わぁ、なんか楽しげだけどとりあえず丹亥さんだよね~」
文月「むしろそれ以外ならどうしようかと」
誉「次は文月、カード配って~」
文月「はぁ…まだ続くのか…」
澪「はいできた」
どんなに辛くても 君に触れるとどうにかなってしまいそうだ この感情 一瞬で 幸せ
誉「さっきのノリはどうした?」
澪「うん?」
丹亥「いや別人だろ…」
イスト「う~ん。ちょっとギャルっぽくなっちゃったけどいいかな?」
本当の暗闇 マジ鬼 なんちゃって 君は尊い
文月「最後にすんってなる感じ」
誉「鬼要素が被った」
澪「誉はできたのか?」
誉「おう」
愛してるなんて気にしなくていいのさ 鬼のようにそう思うだろ? 隣にフォーリンラブ
丹亥「なんなんだよ!隣にフォーリンラブって!?」
誉「いやぁ~かっこいいかな~って」
文月「最後丹亥さん出してみろ」
丹亥「うぅ…」
僕と悲しい時一緒に濡れた君と手を取り合って 猫の事で頭がいっぱいさ
澪「猫!?」
文月「お前どうした…?」
丹亥「猫…」
誉「猫がなかったら勝ち確だったのでは?」
イスト「ねこ~」
文月「澪だろうな~これ」
丹亥「最後俺だな…配るぞ」
誉「ここで俺か文月がプロポーズどっちが下手か決まるわけで」
文月「いやお前だろ…」
澪「よし、できた」
イスト「できた」
文月「できた」
誉「できた」
丹亥「お前らはやいな!?」
澪「じゃあせーのでだすか」
文月「まじか~まぁいいか」
イスト「みんな自信ありそう」
誉「いくぞせーの」
悲しみ大きくなっていてほしい 君に見つめられるだけでもう十分さ 一緒に墓に入ろう(澪)
ロマンチック ウェディング なしでは考えられない ダメですか?君は僕にとって最高のお嫁(誉)
僕は強がりな魔法をかけられたんだ 僕にそっと触れてごらん なってあげるよゴールイン(文月)
誰も知らない素敵でしかない希望 僕はあったかいだろ? 君を幸せにして見せる(イスト)
丹亥「うわああああああ!?ナニコレ、え?全員ごめんなさい」
澪「強いて言うなら誰だよ」
丹亥「しいて言うならイストかな…」
イスト「わぁい」
誉「まともな奴が選ばれるんだな~」
澪「だってよ文月」
文月「はぁ、俺結構真面目にやってたんだが?」
澪「まぁということで、今回の遊びはこんなもんだな、勝者は丹亥とイストだな次会う時は何するか?」
文月「次があってたまるか…」