古の勇者に関する考察前提:わたしのゼルダ史へのスタンス
そもそも後付け歴史みたいなもので、かつN天堂はゲームの邪魔になるなら変な設定つけない方が良いという考えなのでそこまで整合性はあると思ってない。(注:ただし以前のファミ通インタビューで破綻しない作りになっているということが判明したのでトンデモかもしれないが整合性は一応あるということが判明した)
ただマスターソードの謂れとか、光と影の世界が存在するとか、そういうモチーフの傾向みたいなものは後世の作品でも守られたりよく出てくるので、これ前も見たぞ….?みたいな特定のものが出てきたら(メインストーリーとは関係ないかもしれないが)なんらかの意味を持ったものと解釈している。
たとえばウサギは神トラ以降、ただの動物というより、何かしら神聖な生き物として扱われている…ような気がする(ちゃんと検証したわけではない)。
というわけでここからが本題。古の勇者とは何か。
1:ゾナウ族とハイリア人が混血してた頃の勇者。
2:ゲルド族の八人目の英雄
3:個人を指すのではなく勇者の概念。
4:スタッフのジョークで特に深い意味はない。
さあどれ!?!?
以下詳しい内容
1:素直に考えると、絶妙にゾナウ族っぽいけど耳の形とかはハイリア人なので、単一種族ではなさそうなので混血の勇者とする説。ラウル様とソニア様の子孫というわけではないかもしれないが、あの時代(より前)にゾナウ族が地上にいたというのはティアキン世界の史実っぽいので、ハイラルのどこかで密かに混血が進んでいたのかもしれない。いやむしろヨナちゃんがゾーラの里じゃない別の里から来たとか言ってたからハイラルじゃないどこかかもしれない。
2:八人目の英雄
やはり赤髪というのが気になる。燃えるような赤髪といえばゲルド族なので、ゲルド属由来の勇者なのではないか?またゲルド族に伝わる英雄譚の隠された八人目の英雄は「勇者」だとする説があり(ググるといっぱい出てくるので省略)、この八人目の英雄が古の勇者その人である、という考察。
この場合古の勇者の獣人に似たフォルムから考えて、単一ゲルド族ではなくやはりいくつかの種族の血が混じっていると思われる。少なくともゾナウの血は入ってそう。
3:今までの勇者の伝承が混ざり合ってああなった説。
これはあの古の勇者の姿は本当ではなく、さまざまな伝承を元に作られた想像上の生き物(要は麒麟みたいなもの)とする説。その伝承は今までの勇者に基づいたものになっており、ここまでの説であの謎の尻尾が唯一、ウルフリンクから来たという点で片付けられる。
ブレワイの英傑に任命される時の言葉、ゾナウの影響を受けたハイリア人の遺跡であるドイブラン遺跡に隠された宝がトワプリの「六賢者の剣」だった点からして、ブレティアの世界は今までのゼルダ史から完全に切り離された世界ではなくゆるやかに繋がりのある世界だと考えている(時系列は不明だが)。髪が赤いのはまあ過去にはゲルド族のリンクが1人や2人ぐらいいたかもしれんねってことで…
4は以前のファミ通のインタビューで「整合性がある」という発言からなさそうな気がする。が、どれぐらい整合性があるのかはちょっと怪しい。
クリア後特典で謎大振りかけといえばなんといってもムジュラの仮面の「鬼神」だが、あれもクソ強キャラでラスボス瞬殺するジョークみたいなキャラクターでたぶん月中鬼ごっこの鬼役…ぐらいのノリな気がするけど、それぐらいふんわりしていた方がらしいといえばらしいのかもしれない。