ちょま。

ついったー(@0choma0)に上げたやつのログみたいなものだよ!
ほぼ14ちゃんです!

☆こっそりフォロー
ポイポイ 15

ちょま。

☆こっそりフォロー

自キャラヴィエラちゃん!

#FF14

タップで全画面(原寸:714x1000)無断転載禁止
🐰💞✨😍💚💗💕💞♥👏👍🍌
リアクションを送って応援しよう!
#FF14

コット-サン

できたお題:5分以上キスしないと出られない部屋
クリスタルタワーを散策しているうちに妙な部屋に飛ばされたヒカセン♀ちゃんと巻き込まれたエメトセルク。興が乗ったら続きを書く。
「ふむ。なるほど」
「なるほどじゃない。何もかもがわからない。私の理解の範疇を超えました。誰でもいいから説明を求めます」

 彼女にしてはとても珍しい半眼でそのディスプレイを見つめる。そのディスプレイに映し出されているのはこの部屋の説明。つまり、脱出するための条件だ。

『5分以上キスをしないと出られない部屋。実行は30分以内』

 最初は古代アラグ語で記されていたそれだが、英雄殿が「読めない」と呟いたところ、音声認識機能が発動され自動学習により現代の言葉でわかりやすく示されたのが今さっきだ。
 ぶつぶつとディスプレイに向かって文句を言う英雄を見下ろしながら、エメトセルクは腕を組み直した。

「では私が解説してやろう」
「いやわかるの!?」
 英雄殿がばっと振り返る。その視線を受け止めながら、エメトセルクは軽く肩をすくめた。

「これは、古代アラグ時代に流行った『ジョーク魔法』の一種だな。栄華を極めた晩年のかの国は、非常に娯楽に飢えていた。こういった部屋に無関係の者同士を閉じ込めて、それを眺めて興に入るという娯楽があったのだよ」
「な、なんて非人道的な……!」
「これはまだ良心的な部類だな。性行為を強要されるわけでもなければ、体の一部を切り落とす必要もない」
 怒りに震える英雄殿にさらりと答えれば、物騒な単語にぎくりと身を硬くする。

「……えぇと。これ、時間制限があるけど、オーバーしたら自動で出られる……とか?」
「基本的には、ないな。オーバーすれば、より過激な次の題目になるのがセオリーだ」
 チラリと、ご丁寧にも壁にかけてある時計を見れば、この部屋に入ってからもう10分ほどすぎている。残り20分。

 真白い壁の四角いこの部屋には、当然、窓もドアもない。部屋の真ん中には天蓋付きのベッドが据え付けてあり、その近くに生活に必要ないくらかの家具が据え付けてある。
 部屋が固定で、お題がランダムのパターンか。英雄殿にはまぁまだ良かったと思ってもらうしか無い。

「それで?どうする」
「どうするって……」

 ギギギ……と、錆びついた機械人形のようにこちらを見上げる英雄殿。やることは、わかっているだろうに。

「私はいつでもいいが。ああ。しかし、無理強いをするつもりもない」

 固まってしまった英雄殿から離れ、ゆっくりとベッドに歩み寄る。ギシ、と音を立ててそこに腰掛け、片膝に頬杖をついた。

 そこから、一歩も動けない彼女をじっと見つめながら、唇を開く。


「お前の好きなタイミングで、来るといい」

 エメトセルクは口の片側を吊り上げて、心底愉快そうに笑った。1097 文字