【ミスオエ♀】エロランジェリーでセックスするミスオエ♀ その日、オーエンがめずらしく、「家に来て」というメッセージと共にホテルのルームナンバーを書いて寄越したので、ミスラは怪訝に思いながらも駅前のホテルに向かっていた。あの女は定宿を持たないので、こうして駅前のホテルを点々としているのがつねなのである。ときにはミスラの家に泊まりに来ることもあるが、それでも一週間もすれば、「飽きた」と言って去ってゆく。それが〝オーエン〟という女だった。
フロントを素知らぬ顔で通過し、エレベーターに乗り込む。チンという軽快な音と共に廊下に踏み出し、女の示した部屋番号を目指した。
そして、目当ての部屋の前で足を止める。
番号の下にある呼び鈴を鳴らせば、扉の内側でぱたぱたとスリッパの鳴る音がした。
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