言わせたいセリフ、会話(葵、朱音、黒曜、要)言わせたいセリフ
葵「……それでも、私は…」
葵「あの時間が永遠に続いて欲しいくらい、幸せだったんです」
葵「人外が置いて逝かれるのを寂しいと感じるように、人間も別れを告げるのが辛いんですよ」
葵「朱音のためと言いながら、私は私のために動いていたんですよ」
朱音「私はさよならの夕焼けじゃなくて、またねって言える茜空が見たい!」
朱音「夕焼け小焼けで、また明日。疑うことなく私はずっと続くと思ってた。……変わらない毎日を愛したのは葵だけじゃなかったよ」
朱音「私は、忘れない。覚えていることが私の今、これからできること」
朱音「置いて逝かれる事がわかっていても、私は、一緒に居たいよ!!」
朱音「こくよー君にとって要ちゃんがなんなのかはよくわかんないけど…私にとっては、葵と同じぐらい大切な人間で、大好きな幼馴染で、お友達なの!」
朱音「要ちゃんとこくよー君、なんだかんだ言ってもお互いを気に入ってるんだと思うよ」
黒曜「……僕の正義は、誰の、何のための正義だ?この拳は何に使えばよかったと言うんだ!?」
黒曜「僕は鬼じゃない!僕は人だ!!
血のような目も、額から伸びる2本の角も、黒く伸びた鋭い爪も、穢れた灰色の肌も、全て!!全てが忌々しい!誰も僕を見るなッ!!」(鬼化状態で発狂)
解説:黒曜は特殊組織Areaの人間に保護され、人間社会に馴染むために静かに生きてきた。だから人間からかけ離れた姿になる鬼化を忌々しく思っている。吸血鬼の血が混じっているおかげで鏡に自分の鬼化した姿が映ることはなく、発狂は滅多にない。しかしカメラなどのレンズには映るのでカメラを向けられるのは苦手。
黒曜「出雲 要。僕が鬼なら、お前は天邪鬼だ。意味もなく嘘をついて何が楽しい?」
要「え?私に振り回される君の顔が見ていて面白いからだけど」
黒曜「(無言の背負い投げ)」
要「黙ってたって"犯罪者の娘"って偏見が後ろ指差してくるんだから、どこにも居場所が無くて参っちゃうよ」
解説:要の母は麻薬組織のボスから薬を盗んで行方不明。父親も麻薬を売買していたため警察に捕まり、祖母の家に移り住む。母からの虐待と環境がコロコロ変わった疲れと人に疑われるストレスが蓄積されて荒んだ時期がある。
要「憎まれっ子世に憚るって、私のためにある言葉なんじゃないかって思う時があるよ。私は私のために生きるから、簡単に死んでなんかあげないよ」
要「人間なんてさ、簡単に信用したらダメだよ。私を見たらわかるでしょ?皆自分のために生きてるんだよ、他人は二の次なんだから」
要「これは私の慈悲。一瞬で楽にさせてあげる」
要「あーあ。朱音ちゃんとの約束、守れそうにないかも」
要「やだなぁ、コクヨ君を殺したら"人"殺しになるでしょ?君が人間でありたいならそう振る舞えばいいし、化け物になりたいならそうすればいい。私の知ったこっちゃないよ」
要「でも、君を殺すのはどんなに金積まれてもやらないかもね」
要「ははは…鬼の目にも涙、ってこのことかな。ねぇ、そんな辛気臭い顔してないでさ、いつも通り叱りつけてよ」
要「ん〜…コクヨ君。あのさ、調子狂うからいつも通りにしててくれる? 流石に責任感じてるのはわかってるから」
要「来年の事を言うと鬼が笑う、だっけ? じゃあ早速コクヨ君の前で試してみよっかな〜? まぁ、冗談はさておき。この後どうする?」
要「コクヨ君、ご飯奢ってくれない?」
黒曜「嫌だが?」
要「まぁまぁ、困ってる人間は放っておけない性格でしょ? 奢ってくれたら何かするよ」
黒曜「その何かが僕と明日鍛錬する、という条件なら奢ろう。それ以外は無い」
要「体で払えってことでいい?」
黒曜「出雲 要。誤解を生むような言い方にわざわざ置き換えないでくれるか」
要「あはは、冗談だって!意識しちゃった?」
黒曜「からかわれるのは気分が悪い」