夜中の悩み。書き散らし。📗「どうしたの眉間にシワなんてよせて」

👁️‍🗨️『いやなんでも』📗「ハイ嘘」

📗「私の前で悩んでる時は大抵私の好きな話題。
さぁさぁ話して話して。」

👁️‍🗨️『なるほど拒否権は無いと』

📗「ないよ」

👁️‍🗨️『なに…こっちでは成人向けの物…君の好きなエッチなものをR18と表現するんだけどね』

📗「うん」

👁️‍🗨️『そのそのワンランク下のR15…18のものほどえっちではないけどやんわりエッチな物とで別れてるんだ』

📗「へぇー…15とか18っていうのは何？」

👁️‍🗨️『15年以上生きた人、18年以上生きた人じゃないと見ちゃダメよってヤツ』

📗「ははぁ、私思いっきり破っちゃってるなそれ。私まだ産まれ落ちてきて数年しか経ってない。」

君のもの　抜けるような青空の下に広がっていたのは、夏の太陽に似た黄色い花が一面に広がる――ひまわり畑だった。
「ワオ、凄くきれいな景色だね、ユウリ！」
「でしょ？　子どもの頃から、僕と優ちゃんたちの秘密の場所だったんだよ」
地元の人もあんまり知らないんだ、と得意げに笑うユウリに、目を細めながらおれは少しだけ意地悪く聞いた。
「……そんな秘密の場所、おれに教えちゃってもいいの？」
「いいんだよ！　ヴィクトルは僕の……こ、『恋人』なんだから！」
投げやりのように言って、ひまわり畑に囲まれた小道を一人でずんずん進んで行ってしまう年下の恋人。にやけた顔を隠しきれずに、おれはユウリの後ろに続いた。
「ユウリから『恋人』なんて言ってもらえる日がくるなんて、嬉しいなあ」