誰かのための君のまま「先生、ただいま戻りました！」
「おかえりなさいセイジ」
　鍵を持たせているのにセイジは律儀にベルを鳴らして、ロビンが迎えるまで待つ。息を切らして、如何にも急いで走ってきたという様子の子供が扉の前に立っていて、ロビンはいつも思わず笑ってしまうのだ。
「そんなに慌てて来ずとも、家も僕も逃げませんよ」
　ロビンがそう言って招き入れれば、セイジは玄関先で靴底の汚れを落としながらもごもごとした。
「……先生は、僕と早く会いたくなかったですか？」
　自分だけ必死みたいで恥ずかしいです、とセイジがむくれるのが可愛くて、ロビンは膨らんだ頬を指でむにとしぼませながら、僕も会いたかったですよと微笑んで見せた。
　毎時毎秒会いたいに決まっている。彼のためにならないので我慢しているだけで、ロビンの人生にセイジは必要不可欠なのだから。重いので、伝えずに秘めておくけれども。

『立ち入り禁止の裏山を題材にしたホラーゲーム「ウラヤマ」』動画出すの早かったね〜！
ドラえもんみたいな裏山やんwww
「裏山っていうワードさ、まじでドラえもん以外聞かないよねw」
同じこと考えてたwww

1:14
「なんか古いタイプの扇風機だなぁ！」
これおばあちゃん家にあったwww
今流行ってんの？www
この扇風機は流石にレトロすぎて流行ってないのではwww

1:58
「でも、バスケ、」
え、レトさんもしかして男しかバスケしないって思ってる？w
うちバスケ部だよ？？？？ん？？？
冷蔵庫が荒れすぎてるwww
親父って呼び方でやっぱり男か〜ってなった、

5:09
「あらっ！コスガール！あららららっ」
もう母親の反応だよwww

まさかの徒歩0分登校www
友達の家とか溜まってたなぁほんと、
遠い昔過ぎてwww