山田二郎とオタ活デートしてしまった女子の話今日も賑やかな教室、4月は最悪だなんて思っていたクラス替えだったが、2ヶ月も経つと慣れてきたものでこんなものかという感想の方が勝ってきている。
まあ自分がそんなことを言えるような立場にはないことは重々承知であるがやっぱり最後の高校生活だしとなにかしら何かないかと期待していた。この賑やかな教室で私は明らかにオタクくん側に区別される人間だ。
ついに3年生になったがこの2年間高校生的な青春を謳歌することもなく、男子と話すのは苦手なので(というか緊張してオタクムーブが出てきてしまうあの痛いやつになるのを中学で経験してそこからどうすればいいのか分からなくなり男子と話さないようにしている所存でありますね、ええはい。)恋愛フラグが立つこともなく一切のJKブランドを全振りしてきたので、学校でもあっ、苗字わかるよ。同じ班だねよろしくね。と、班活動があったとしても可愛いきゃぴるんクラスメイトの女の子が終始優しく接してくれるあのタイプなのだ。
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