《2023.09.02 --- 進路相談マシュマロの返事》工業高校2年制🚺さんへ
どうぞどうぞ〜〜👏
結論(「どちらがいいと思うか?」)から述べますと、
「私がその立場であれば短大に進む」を選択すると思います!
理由は、”後から業種が切り替えやすい”という点を私は重要視しているからです。どうしてこの考えに至ったのかが分かりやすいように、そこに関しては後述しますね。
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✅利点・欠点
【専門学校】
・専門的な知識やスキルを短期間で体得できる
・就職活動の際、学校からのサポートが手厚い
・不真面目な生徒の比率が学校によっては酷い
【短大】
・短期間で学びを得ることができる
・短大卒の記入が可能になる
・↑しかしあくまでも短大である
(※就職先の募集要項で四大卒・院卒と限定する企業がある。)
【民間企業】
・若年齢にして一定以上の収入を得ることができる
・社会経験をすぐに身につけることができる
・この場合高卒での入社になるため、大卒とスタートの収入差がある
【公務員】
(同上に加え)
・賞与や退職金が比較的多い
・雇用の安定性が高い
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✅マシュマロを読んでまず思ったこと
貴女は「現在学んでいる分野についてもっと詳しく知りたい!」という気持ちがあるようなので、ここに焦点を当てると専門学校が選択として真っ先に挙げられるかもしれませんが、個人的には最もハイリスクではあると思います。
絶対にこの分野で極めてこの仕事がしたい!という気持ちが揺るがない自信があるのであれば勿論おすすめなのですが、この先の未来で別の業種に転じたい場合「大卒」の資格がない場合、一般事務以外は比較的困難です。
これを聞いても、例え志半ばになったとしても、それでも経験だけでも意味を成すと思う場合は、専門学校に進むのがいいと思います。
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✅金銭面
気になる点を質問しますね。
保護者様の金銭的補助は、四年制大学への進学は不可能であって専門学校や短大は可能でしょうか?
金銭的補助がどの範囲で可能なのかで正直おすすめ度は左右されます。
保護者様以外の学費カバーは、自身のバイトでの収入または奨学金になるためです。
在学中バイトで高収入を得るのは、正直体力勝負です。
(あと扶養控除の上限もあります。扶養控除が分かりづらければ、また質問してくださいね。)
また、成績上位者や家庭の収入状況がネックな方への金銭的補助「奨学金」システムが利用できます。
奨学金を利用する学生は非常に多く、半数以上が利用しているので全く怖がることはないのですが、就職後に返済していくのが金銭的にも精神的にも多少の負担はかかると思います。
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✅最善策は…?
・極めたい分野に関して気になっている四年制大学がある
・金銭的補助が一定以上(学費の半分程度)得られる
・成績上位をキープする努力をする
・限度額ギリギリを攻める程度にバイトをする
この条件全て満たすことが可能であればお勧めは四年制大学ですが、気になっている大学がないのに無理していく必要等は全くないのでスルーしてください。
個人的に偏差値関係なく四年制大学を推す理由は「四大卒」資格が業種切り替えに便利だからという理由なので、そこが重要でないのなら他の選択肢がお勧めです。
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✅業種の切り替え
これを重要視するのは、「とにかく色んなことができる状態にして選択肢を広げて、後から選ぼう」という生き方をしてきたからです。
私の場合は教育とデザインという分野で風呂敷を広げて、どちらも経由してきました。
学生時代、どちらにも注力してきたので切り替え易かったです。
もし貴女が進学する場合、学校で学ぶこととは別の業種にあたるバイトに触れていると、選択肢が広がるのではないかなと思います。
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✅超ノリの軽い個人的な意見など
保護者様世代はおそらく安定性が〜!と仰って公務員を推すと思うのですが、「比較的」安定している職業なだけで正直民間と大差ないしメリットが薄いと感じます。勿論、職種によりますが。
格段高収入なら一発目に持ってこいではあるので価値はあると思います。
就職一発目で最高の職場を引き当てるのはイベ限SSR5凸無課金と同レベルに困難です。
大昔(昭和)と違ってインターネットのおかげで転職活動が非常にシステム化しており、転職希望者がきちんと選り好みできる状態にあります。
それもあり「もし嫌だったら全然すぐ転職しちゃえ」理論なので、、、
公務員に限らず、永久就職♡を想定するといざ辞めたい時不安がめちゃやばそうだなと思います。
私個人はローリスクハイリターン狙いで四大卒資格取得推しをしてはいますが、友人には高卒で高収入の子もいます。結局大事なのは才能と社会性って訳ですね!
あと、働くことにおいて「大好き、生き甲斐、大得意」より「まあ好き、大得意」の方が仕事しやすいなと思いました。
私は教育が大好きで最も仕事として取り組みたいのですが、周囲との熱量の差が辛くて趣味(個人支援)にしよう、と一旦諦めています。
でも、特殊支援のある私立中高一貫校の設立という野望は死ぬまで諦めてませんけどね!夢はでっかく行きましょ〜
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✅最後に
いかなる時でも、貴女の人生の決定権は貴女にあります。
私の意見は、私のこの性格が、私が歩んできた人生から学んだ結果として抽出されたものに過ぎないので「貴女にとっての最適解」になるとは限りません。
貴女がまだ考えたことがなかった道を見つけたり、「この水たまり、超えられそう?」「補助アイテムはある?」と訊ねる係員としてお役に立てたらな、と思います。
あと!ぷらすのお褒めの言葉ありがとうございます♡
そう仰っていただけるなら、描いた甲斐があるというものです。
この度は私に相談してくださり、ありがとうございます。
気になることがあれば、またこちらへどうぞ😉
いつでもお待ちしております🌸
貴女の未来に、幸多からんことを。
ねむいより